ようこそ、タクヤフリーランス(@takuya_tweet)へ。
僕は会社員からフリーランスになり、2年目となります。
デメリットについても気になる方は、フリーランスのデメリット10選を僕の実体験から解説【悩むのは微妙】をどうぞ。
フリーランスになる前、過去の僕は次のように思っていました。
- フリーランスが気になるけど、メリットって何?
- フリーランスのメリットを知っておいてから検討したい
- フリーランスのメリットを知って安心材料にしたい
上記の感じです。
とにかく、「フリーランスって本当に良いの?」「想像とか綺麗事じゃなくて真実・生の声が聞きたい」と思っていました。
ということで、実際に会社員を経験後、現職フリーランスとして生きている僕がフリーランスのメリットを解説していきます。
「フリーランスになろうか迷っている」「フリーランスなりたてだ」という方の参考になると嬉しいです。
フリーランスのメリットは「5つの自由」です
フリーランスのメリットは「5つの自由」があることです。
5つの自由
- お金の自由
- 時間の自由
- 場所の自由
- 仕事の自由
- 精神の自由
1つずつ解説していきます。
お金の自由
フリーランスは「収入の金額」が自由です。
このタクヤフリーランスだと何度も言っていますが、フリーランスには収入の上限がなく、月収100万円や月収1,000万円も可能になります。
- 会社員:「月収25万円+ボーナス」で固定、ほぼ上がらない
- フリーランス:稼いだら稼いだ分だけ収入が増える
- 会社員:「20代は年収が低く30代も低め、40代で少し上がる」とモデルが決まっている
- フリーランス:年齢と年収は関係なし、若くても高年収になれる
上記の感じで、フリーランスだと相応の努力は必須ですが、自由に収入を上げることが可能です。
会社員でもアルバイトでも、雇用される側は自由に収入を上げることはできないため、フリーランスの大きなメリットとなります。
フリーランスが経営者であり労働者であるからこそできることです。
従業員がそれなりにいる企業の社長とかだと、利益を上げて収入を上げようとしても、実務をする従業員が頑張ってくれなければ利益は上がりませんからね。
自分の収入を上げるために、自分で頑張ることができる、これがフリーランスの「お金の自由」です。
収入の下限もない
フリーランスには収入の上限がありませんが下限もありません。
収入ゼロもありえるということです。
会社員であれば、「今月は給料ゼロ円だった」なんてことはありませんよね。
とはいえ、これはメリットでもあって「働かなくても良い」ということです。
例えば、先月80万円稼いだら今月は全く働かなくてもOK。
- フリーランス:お金があるなら数ヵ月働かなくてもOK、少しだけ働くとかも良し
- 会社員:お金に関係なく働き続けなければクビになる
フリーランスなら「1日の午前だけ働く」「2日に一回働く」「半月働いて半月休む」「3ヵ月で1年分の生活費を稼いで残り8ヵ月は休む」とかも可能なわけです。
収入を一時的にゼロ円にできることとも、フリーランスの持つ「お金の自由」となります。
ある程度の固定費も自由
これは少し余談ですが、「行きたくもない会社の飲み会代」とか「着たくもないスーツ代、クリーニング代」とかの固定費も削減可能です。
働くために自分の収入から出ていく出費ですね。
労働の対価として会社から給料を貰ったのに、そこから会社のために半強制で出費するって微妙な気持ちになります。
フリーランスであれば、仕事に必要な固定費や出費は経費にできるし、そもそも自分が不要と判断したらノーリスクで出費をしない選択が可能です。
>>フリーランスに最低賃金はありません【最低を意識する必要はない話】
時間の自由
フリーランスは「生活の時間」が自由です。
理由は固定された予定がないからですね。
例えば、会社員だと「週5回は8時~17時は会社に行く」といった存在感大きめの予定が生活の中で固定されています。
8時までに会社にいるには、6時7時には起きないといけないし、朝食や身支度も済ませる必要ことが必要です。
そして18時19時に帰宅しても夕食やお風呂などを済ませ23時24時くらいには寝ないと寝不足になります。
これが数十年続くって時間の自由があるとは言えないですよね。
フリーランスだと、起きる時間も寝る時間も働く時間も全て自由です。
「お金の自由」の箇所で解説しましたが、半月働いて半月休むとかもできます。
生活の自由は人生を豊かにする
僕は会社員時代、基本的には土日休みの勤務形態だったのですが、「木曜日と金曜日」以外は絶望の気持ちでした。
- 月・火・水:休みまでまだ何日もある…絶望
- 土:明後日から仕事だ…絶望
- 日:明日から仕事だ…絶望
金曜日は今日で終わりだ!明日から休みだ!と晴れやかな気持ちで、木曜は大好きな金曜日が明日だ!というモチベーションでした。
僕は「明日仕事でも今は休みだからハッピー」と思えるタイプではなく、「死刑執行が控えているのになぜ今ハッピーで居られだろうか」と思ってしまうタイプだったので週5で嫌な気持ちでした。
ですが、フリーランスになってからは曜日とか関係なく、嫌な気持ちが消えました。
別にいつ働いても良いし、いつ休んでも良く自由なので強制されるプレッシャーみたいなものから解放され、「仕事が嫌だな」という感覚が消え去っています。
「〇〇が嫌だな」と思い続ける生活よりも、嫌なことがない生活の方が当たり前に良いです。
夜寝られなくても平気
またちょっとした余談ですが、夜中3時とか4時まで寝れず、「やばい、3時間しか寝れない、明日仕事なのに…」みたいな絶望イベントでもフリーランスはダメージを受けません。
理由は、夜中4時に寝たなら昼の12時に起きれば良いわけで、何も問題がないからです。
仮に8時間働くと決めていても、昼に起きてそこから寝るまでに8時間分働けば同じことになります。
会社が始業時間を決めているのは、一斉に仕事を始めるからであって、1人の都合では変えられませんが、フリーランスだと自分の都合に合わせてOKです。
>>フリーランスは労働時間を自分でコントロールすべき【効率よく稼ぐ】
>>フリーランスは暇であれ【理由:暇な時間がなければ衰退していく】
場所の自由
フリーランスは「住む場所」「働く場所」が自由です。
会社など毎日行かなくてはならない場所がないし、ノマドフリーランスであればどこでも働けることが理由になります。
僕は自宅で仕事をすることが多いですが、カフェでも公演でも良いしコワーキングスペースでも良いし、専用の事務所を借りたければ借りてもOKです。
旅をしながら旅先のホテルで仕事をすることもできます。
住む場所の制限がなくなる
フリーランスだと世界中どこに住んでもOKです。
企業に常駐のフリーランスだと難しいですが、ノマドフリーランスであれば地球上のどこにいてもネット環境さえあれば一緒です。
- 東京に住む:リモートで東京の仕事を受ける
- 沖縄に住む:リモートで東京の仕事を受ける
- アメリカに住む:リモートで東京の仕事を受ける
上記のように住む場所と仕事は関係ないので、現地で仕事を見つける必要もないし、外国語ができなくても日本の仕事を受ければOKです。
会社員であれば、会社に通える範囲に住む制限があるし、転勤を命じられたら強制的に引越しですよね。
行きたくないのに何のゆかりもない田舎に飛ばされたり、知り合いが一人もいない都会や言葉も分からない外国に住まなければならないかもしれません。
会社を辞めて住みたい地域の会社(転勤なし)に就職すれば良いかもですが、都合よく就職できるとは限らないし、仮に就職できても違う地域に住みたくなったら再度仕事を辞める必要があります。
>>フリーランスは地方で一人暮らしがおすすめな件【圧倒的な心の余裕】
仕事の自由
フリーランスは「仕事を選ぶ」自由があります。
理由は自分が経営者であり全責任をとるからです。
例えば、「つまんなそうな仕事だな」「割に合わなそうな仕事だな」と思えば仕事を断ることができます。
充分な収入を得られるのであれば、「楽しそうな仕事しかしない」といったスタイルも可能です。
自分勝手に仕事を選ぶと働き方が最適化されていく
会社員だと「やりたくない仕事はやらない」ってただのワガママでNGですよね。
ですがフリーランスの場合、ワガママを通すことで働き方が最適化されていきます。
- やりたくない仕事は受けない
- 合わない人とは付き合わない
- お金になる仕事しか受けない
上記のように仕事を選んで続けていけば、「やりたい仕事を自分と合う人と取り組み、効率的にお金を稼げる」ようになります。
苦痛な仕事や嫌いな人に時間を使うのってもったいないですよね。
それなら、苦痛でない仕事と自分と気が合う人に時間を使った方が良いに決まっています。
あと、時給換算して割に合わない仕事を断って、その時間を割に合う仕事に当てると収入も増えるはずです。
「ただ努力できない、ダラしないだけ」とかだと、自由とかじゃなくてダメ人間なだけでNGですが、自分にとってメリットが少ない仕事よりも、メリットが多い仕事を選べるのは幸せなポイントになります。
精神の自由
フリーランスには「精神的な」自由があります。
仕事の代表的なストレスとかって人間関係が原因であることが多いですよね。
フリーランスだと、会社の人間関係から解放されるし、先ほど紹介したように合わない人とは付き合わなくてOKです。
嫌いな人との人間関係で時間や精神を消耗せず、嫌いでないクライアントや気の合う友人との関係に時間を使うべきです。
言葉では言い表せない精神的な解放感がある
「時間の自由」でも紹介したとおり、月曜が嫌だとかの気持ちもなく、明日の朝早起きしなきゃとかもない生活は、体感で解放感があります。
その気になれば今から旅行にも出掛けられる、真昼間に散歩ができるなど、実際行わなくても「できる、やってもいい」という事実があることで、精神的に圧倒的な解放感です。
こういった、半無意識での何となくの精神的な感覚って結構重要だと思います。
とはいえ、フリーランスにもストレスはある
当然ですが、フリーランスにはフリーランスのストレスが存在します。
フリーランスのストレスについては、【実体験】フリーランスのストレスを解消する方法【逃げるが勝ち】をご覧ください。
>>フリーランスの不安を解消する方法【お金を稼げば8割消せる】
フリーランスのメリットは人生を変える【ヒントは漫画の登場人物】
フリーランスのメリットである5つの自由を手に入れると、結構人生が変わります。
漫画の登場人物は5つの自由を持っている
大半の人が漫画(映画や小説)の登場人物に憧れたことがあると思います。
漫画に出てくる登場人物って大体「5つの自由」を持っていますよね。
ルフィの例
- お金の自由:肉食いまくり
- 時間の自由:フリータイム
- 場所の自由:航海しまくり
- 仕事の自由:好きなことしかしない
- 精神の自由:海賊王におれはなる
悟空の例
- お金の自由: 本人はお金不要
- 時間の自由: フリータイム
- 場所の自由: 宇宙や神の世界レベル
- 仕事の自由: 好きなことしかしない
- 精神の自由: おらもっと強くなりてぇ
「夢に向かって自由に旅してたら、最高の仲間に出会えてハッピー、夢も叶ったぜ」ってことが多いですよね。
お金に関してもそもそも重要でなかったり、夢に向かっている途中で副産物としてGETすることが多いです。
1つでも自由がなくなると、主人公でもきつい
例えば、「時間の自由」がなくなったルフィが、終業後3時間だけ海賊王目指すとか、「場所の自由」がなくなったルフィがフーシャ村に来た強そうなやつだけ倒すだと、微妙です。
悟空の場合でも、「お金の自由」がなくなって世界中の武闘大会に出て雑魚を倒し、日銭を稼いでいたら嫌ですよね。
会社員が登場する漫画でも、大体は終業後とか休日とか「自由な時間」が切り出され話になります。
サザエさんでも、波平やマスオさんの仕事シーンは基本アナゴ君とかと無駄話をしている時くらいで一瞬しか流れず、飲みの席か帰宅後か休日ばかりです。
あとは自由度の高いサザエやカツオの日常を映すことが多いです。
5つの自由がある方が人生は有利
漫画の登場人物の生活が魅力的に見えたり、憧れたりするのは「5つの自由」が揃っており、存分に自由を謳歌しているからです。
もちろん、漫画だからという面もありますが、現実でも「5つの自由」があれば生活が魅力的になりやすいと思います。
子ども時代が楽しかったなあと思う人は多く、自分も子供の頃は多く自由を持っていたはずです。
子供時代の例
- お金の自由: 制限はあるが、生活費は自分で稼がない
- 時間の自由: 20分休みで外に遊びに行くレベルの感覚
- 場所の自由: 行動範囲が狭いからまだ地元すら制覇していない
- 仕事の自由: 勉強はしないことも可
- 精神の自由: 将来はヒーローになりたい
上記の感じです。
たとえ大人になろうと、5つの自由を持っている人であれば、子供の頃と同等に楽しい日々が送れると思います。
フリーランスのメリットをゲットして自由に生きてみるのも良さげ
この記事の内容をまとめると次のとおり
- フリーランスのメリットは「お金の自由」「時間の自由」「場所の自由」「仕事の自由」「精神の自由」の5つ
- フリーランスなら、収入の上限、生活の時間、住む場所や働く場所、仕事選び、精神的な気分、を自由にすることができるメリットがある
- フリーランスのメリットは幸せな人生や魅力的な生活に有効で、漫画の主人公や子供時代の自分も持っている
- 1つでも自由がなくなると生活が窮屈になる
フリーランスの5つのメリットは、豊かな人生や魅力的な生活を送る上でかなり有効なものになるという話でした。
フリーランスのメリットは強力ですが、完全にゲットするのは結構大変です。
数週間頑張ったからOKというものでもないですしね。
ですが、それなりに努力して、それなりに報われた時に得られるメリットは大きいです。
必要努力量とメリットが人生に与える影響を考えるとコスパは悪くないかなと思います。