はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕はフリーランスになって2年目となります。
フリーランスは会社員に比べ働き方が自由でストレスは少ないイメージがあるかもしれません。
ですが、フリーランスにはフリーランス特有のストレスが存在するんですよね。
今回は、そのストレスの種類と対処法について、実体験を混ぜながら解説していきます。
お品書きは以下のとおり。
- フリーランスが感じやすいストレスの種類
- フリーランス的ストレスの対処方法は逃げるが勝ち
- ストレスフリーなフリーランスになろう
それではいきます。
フリーランスが感じやすいストレスの種類
僕がフリーランスとして感じたストレスは以下です。
- 将来のストレス
- 金銭的なストレス
- 仕事がないストレス
- 孤独であるストレス
- 時間がないストレス
- 他フリーランスと比べてストレス
- 仕事がつまらないストレス
- クライアントへのストレス
結構多いですね。多いのでそれぞれ簡単に紹介します。
将来のストレス
フリーランスとして、「定年の年齢まで稼ぎ続けられるのか?」「サラリーマンの生涯年収くらい稼げるのか?」といった不安がストレスになりやすいです。
何十年も先のことは誰にも分からないので、考えるだけ無駄ですが、一度考えると止まらないですね。
別にサラリーマンも同じなんですけどね、「会社はずっとあるか?」「リストラされないか?」「干されないか?」など考えれば不安はあるはずです。
とはいえ、「会社と同じ立場の同僚」というバリケードがフリーランスにはないため、ストレスに感じやすいと思います。
金銭的なストレス
特に駆け出しのフリーランスだと、収入が安定せず金銭的な不安がストレスになりやすいです。
理由の説明は不要ですよね。
収入ゼロ円で生活費なしとかだと絶望します。
仕事がないストレス
お金がないストレスとセットで、フリーランスには仕事がとれないストレスも存在します。
サラリーマンだと、ある程度仕事が割り振られますよね。
仮に社内ニートとして仕事をしなくても給料は振り込まれます。
フリーランスの場合、仕事をしてお金を稼ぎたくても仕事がないといった状況が起こりやすく、ストレスになりやすいです。
孤独であるストレス
フリーランスは基本1人で仕事をします。
大変な仕事を終わらせても誰も労ってくれないし、仕事で分からないことが出ても誰も助けてくれません。
また、「将来のストレス」「仕事がないストレス」を共有する仲間がいないので全て一人で抱えてしまいます。
時間がないストレス
案件が重なってしまうと、ブラック労働になりがちです。
フリーランスには残業も定時も終電もないので、無限に仕事をできてしまいます。
さらに、仕事の全責任は自分にあるので、ついつい働きすぎてしまうんですよね。
結果として、仕事とプライベートの境目がなくなり、気の休まる時間がなくストレスを感じてしまいます。
他フリーランスと比べてストレス
SNSを見ると、「1ヵ月目から何十万円稼いだ」など、すごいなあと思う人がたくさんいます。
そういった人と上手くいっていない自分を比べると、ストレスを感じやすいです。
見なきゃ良いんですけど、見る気がなくても目につきますよね。
仕事がつまらないストレス
受注した仕事の中には好みでないものや、そもそも微妙なものを作るといった依頼もあるかもしれません。
作業自体がつまらない仕事もあると思います。
仕事の自由度が高いフリーランスにとっては、つまらない仕事はストレスに繋がりやすいですね。
クライアントへのストレス
クライアントさんの中には、当然自分とは合わず嫌な人もいます。
特に知識差がでるような分野では認識のズレも起きやすいです。
クライアント側はチョチョイとやってよ、という事でも、フリーランス側からすれば見積もり外だし、作業に2日かかるといった場合もあります。
仕方ないと無料サービスで対応したとしても、文句を言われる可能性すらありますからね。
フリーランス的ストレスの対処方法は逃げるが勝ち
フリーランスのストレスは、「逃げるが勝ち」で対処可能です。
嫌なことは最初からしない
まず、「逃げるが勝ち」が分かりやすいストレスから解説します。
嫌な仕事は最初からしないで対処
- 時間がないストレス
- 仕事がつまらないストレス
- クライアントへのストレス
フリーランスは会社員に比べ、自由度が高い働き方です。
なので、嫌な仕事を最初から受けないという選択ができます。
ストレスは嫌な仕事が原因
- 時間がないストレス:作業量が多く単価が安い仕事
- 仕事がつまらないストレス:単純作業などやりたくない仕事
- クライアントへのストレス:単価が安めの案件に多い
上記のとおりです。
要するに、単価が高い好きな作業の仕事を信頼できるクライアントから受ければ良いわけです。
とは言っても、難しいですね。
難しいとはいえ、ストレスを減らすためにやることは1つです。
フリーランスとして自分の市場価値を上げる
フリーランスとしての自分の市場価値を上げまくることで、ストレスの原因は激減します。
「自分の市場価値が低い=仕事を選べない」ことが嫌な仕事をする理由です。
「自分の市場価値が高い=仕事を選べる」なので、自分の市場価値が上がれば好きな仕事のみを受けられストレスは激減しますよね。
自分の市場価値を上げると、下記のストレスも消えます。
- 将来のストレス
- 金銭的なストレス
- 仕事がないストレス
- 孤独であるストレス
- 他フリーランスと比べてストレス
フリーランスとして自分の市場価値が高いと、高単価な仕事を受けられお金を稼げるので、将来の不安も激減しますよね。
また、他のストレス自体が減り嫌なことが減るので、孤独であるストレスも減るし、人と自分を比べることもなくなります。
スキルアップし実績を充実させる
自分の市場価値を上げるには、スキルアップし実績を充実させる他ありません。
どんなに悩んでも考えても、結局ほとんどの問題は実力に起因しています。
- 部活でレギュラーになれない:実力・練習が足りない
- テストで良い点をとれない:実力・勉強が足りない
- 料理が上手くできない:実力・経験が足りない
下記の例だと、実力以外にも理由がありそう。
- 会社で出世できない
- 芸能人がなかなか売れない
- 異性にモテない
上記だと、実力が一番重要なことは変わりませんが、「上司をよいしょする」「運」「相性」などの要因もありそうですよね。
運も実力のうちという言葉もありますが。
フリーランスの市場価値については、「実力・勉強が足りない」を改善することで上げられます。
スキルなしスタートとかなら、甘んじてストレスを受け入れる
僕もそうだったのですが、スキルなし状態からフリーランスになると、最初はストレスを避けられません。
市場価値ゼロ地点からスタートするので残念ながら当然ですね。
割としんどいですが、まずは最低限の市場価値に到達できるまで、ストレスまみれで作業しましょう。
ストレスフリーなフリーランスになろう
記事の内容をまとめます。
- フリーランスのストレスを解消する方法は、嫌な仕事をしない
- 嫌な仕事をしないためには、自分の市場価値を上げる
- 自分の市場価値を上げるためには、スキルアップし実績を増やす
こんな感じです。
やるべきことはシンプルでかなり分かりやすいと思います。
どちらかと言うと、自分の専門分野のスペシャリストになり、その分野での実績を充実させるイメージになります。
初学者エンジニアの例だと、プログラミング言語を入門書レベルで5つ習得するより、自分の得意なプログラミング言語を1つ深く習得していく方が市場価値は上がりやすいです。
今回は以上です。
習得したスキルや積み上げた実績は、死ぬまで自分に貯金されていくので、少しずつ武装していき最強装備を目指しましょう。