はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
スキルなしの会社員からフリーランスになり、歴は2年になります。
僕は基本的に在宅ワークをしており、上司や部下もいないので人間関係のトラブルはありません。
といっても、フリーランスは時折、クライアントから無理難題を言われることがあります。
仕事をクライアントから受けているフリーランスの立場は弱めで、要求を断りにくいパターンは多いですね。
フリーランスはクライアントからのパワハラはスルーしてOKです。
理由など解説していきます。
フリーランスはパワハラを受けたら投げ出しても良い
クライアントから過度の要求があれば、断って大丈夫です。
仕事は他にもたくさんある
フリーランスにとって、過度の要求をされるような仕事は特に重要ではありません。
会社員にとっては、上司から指示された仕事って重要ですよね。
- 会社員:会社から指示された仕事を避けると社内の評価が下がる
- フリーランス:仕事を断っても評価は下がらない
会社員だと仮にパワハラを受けても、社内で生きていくなら我慢するしかないですよね。
フリーランスの場合、1つのクライアントにこだわる必要はないので、自分と合わないなと思うクライアントは即切るのがおすすめです。
合わないクライアントの仕事に時間を使うくらいなら、自分と合うクライアントに時間を使った方が幸せに慣れます。
仕事を断る方法
正直に「無理です」と言いましょう。
NOと言えない日本人微妙です。
断らなければ、「無料対応して当然・サービスして当然」がどんどんエスカレートし、自分自身の価値が下がっていきます。
知識差が原因の場合もある
ある程度専門知識がある業種だと、「クライアントが知らないだけ」というパターンもあります。
例えば、IT分野ではない企業がエンジニアに仕事を依頼する場合ですね。
作業完了後、追加で機能を付けたくなった場合の例は以下のとおり。
- クライアント側:10分くらい追加作業するだけだろうな
- エンジニア側:1日じゃ絶対終わらない作業だ…
上記の場合、「追加費用がかかります」と正直に言えば、「そうなんだ」と普通に理解してくれるクライアントも多いはずです。
悲報:謎に脅してくる人もいる
明らかに見積もり外の要求でも「納得できない」「弁護士に相談させてもらいます」と言ってくる残念なパターンもあります。
しかも自分からすると、「相場より格安で受け、最初から赤字なのに、追加の無理難題にも無料対応し、かなり手厚く対応した仕事」に限って起こりやすいですね。
逆に相場以上の費用で受けた仕事で、残念なパターンになったことはありません。
僕は謎に脅されたりした場合、自分は熱くならず返金して即関係を断ちます。
残念な人と仕事をしてしまった自分が悪いし、そういった仕事にこれ以上時間を使うのはもったいないですからね。
無理して働く理由がない
せっかくフリーランスになったんだから、自由に働きましょう。
自分の上司でもないのに、「断りにくいから」という理由で、損&消耗し続けるのはナンセンスです。
不幸に大金を稼ぐくらいなら、幸せに最低限の生活費を稼ぐ方が良いと思います。
Win-Winの関係で働く
実体験を元にした個人的な意見なのですが、素敵なクライアントは仕事を受注する側にも優しいです。
お互いが得をするように考えてくれる方が多いですね。
そういったクライアントの方が長く付き合ってくれるし、僕もなるべく貢献したいなと頑張るわけです。
残念ながら、無理難題を言ってくるようなクライアントにどれだけ身を削って貢献しても、関係は続きません。
無理しない方が、宝物が手元に残る
「自分と合わないクライアントを切り続けた人」と「我慢して頑張り続けた人」なら、前者の方が素敵なクライアントに出会う確率は高くなります。
理由はエンカウント数の違いです。
ポケモンをやったことがある人ならイメージしやすくて、草むらで欲しいポケモンを探すとき、微妙なポケモンがでたら「にげる」を選択しますよね。
全て戦っていると時間が掛かるし、経験値もほぼなくて無意味なことが理由です。
フリーランスの仕事でも同じことが言えて、残念なクライアントの仕事は「にげる」を選択して、別のクライアントを探した方が効率は上がります。
我慢しつつ戦っていると時間を無駄にするかもです。
フリーランスはパワハラから逃げると幸せになる
合わないクライアントに毎日無理難題言われていたら、仕事が嫌になりますよね。
スキルアップしたり、他の仕事を探す時間とやる気もなくなりやすく、負のスパイラルに陥ります。
僕が失敗した話
僕はフリーランス駆け出しの頃、5万円の案件に1ヵ月まるまるかかったことがあります。
当時の僕のスキルが低すぎたことが大きな要因なので僕が悪いのですが、割に合わなすぎですよね。
本当は1週間くらいで終える予定だったのですが、修正指示が終わらなくて1ヵ月かかりました。
実際に送った絶望の日々
最初指示の通り作って見せたら、数十項目ズラッと修正指示が送られてきて、1日2日かけて全て修正して再度見せるんですけど、翌日とか夜中にまた数十項目の修正指示が来てるみたいな感じでした。
毎朝起きたら数十項目の修正指示が来てて、1日中修正して済ませるけど、翌日朝起きたらまた数十項目の修正が来てるみたいな日々が続いて、毎日絶望でしたね。
しかもクライアントがTwitterでめちゃくちゃ愚痴ってるみたいな状況です。
たくさん仕事を発注しているみたいだったので誰のことかは不明ですが、ゲンナリはしますよね。
継続案件は断った
なんとか仕事を完了した後、次の仕事を単価アップで依頼していただいたのですが、断りました。
当時の僕のスキル不足が原因だったことを差し引いても、絶望の日々は送る価値はないからですね。
仮に単価が4倍になって20万円になったとしても、「絶望の日々+1ヵ月フル作業で20万円」って幸せではありません。
他の仕事をする暇もないですからね。
結果、断って良かった
継続の仕事を断った後、自分的に楽しく仕事をさせてもらえるクライアントと出会うことができました。
もし自分と合わないクライアントの仕事を我慢して続けていれば、新しい出会いはなかったと思います。
人間は嫌々仕事をしても成長しにくいですしね。
実は、無理しない方が上手くいく
特に「まだ稼げていないフリーランス方」や「これからフリーランスを目指す方」に伝えたいのですが、無理はしない方が上手くいきます。
駆け出しフリーランスだと生活費を稼ぐため、嫌な仕事や無理な要求にも応えがちですが、断る勇気を持ってOKです。
最初は断りにくいかもしれませんが、正直に断ることで有益な時間が増え、結果的に自分のフリーランス生活を豊かにします。