はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕は会社員からフリーランスになり、2年目の人間です。
会社員のころは会社で加入する「社会保険の健康保険」、フリーランスになった現在は「国民健康保険」に加入しています。
健康保険の種類
- 会社員:社会保険の健康保険
- フリーランス等の個人事業主:国民健康保険
- 会社を退職して2年以内の個人事業主:社会保険の健康保険を任意継続
僕は会社を退職後、1年くらい「社会保険の健康保険」を任意継続していたので、3種類全て経験しました。
その経験から「フリーランスの健康保険はどうすれば良いか」解説していきます。
フリーランスは国民健康保険と任意継続の2択
結論として、フリーランスは国民健康保険一択です。
なんですけど、会社を辞めて2年は会社員時代の健康保険を任意で継続できるといった感じ。
会社を辞めたら、「国民健康保険」か「任意継続か」選ぶ
会社を辞めてフリーランスになった時の選択肢は以下のとおりです。
- 国民健康保険に切り替える
- 会社員時代の健康保険を継続する(最長2年)
国民健康保険に切り替える場合は役所で手続き、任意継続なら健康保険団体みたいのから届く(or退職前に会社で貰う)書類にサインして送るだけで完了です。
保険内容は変わらない
国民健康保険でも任意継続でも、受けられる保険の内容は変わりません。
- 6~69歳:医療費を3割負担
- 0~6歳:医療費を2割負担
- 70~74歳:医療費を2割負担(年収で制限あり)
- 75歳以上:医療費を1割負担(年収で制限あり)
上記のとおりです。
この記事を読んでくれている方のほとんどは「医療費の3割を自分で負担」だと思います。
なので、国民健康保険でも任意継続でも、どっちに加入してもOKです。
保険料は異なる
どちらを選んでも保障内容は同じなのですが、保険料は違います。
どっちが安いかは人それぞれ
健康保険の保険料は一律ではないので、どちらが安いかは計算してみなければ分かりません。
また、所得や住んでいる市町村によっても異なるので、実際に金額を出してもらい比べてみましょう。
- 国民健康保険:役所で保険料を見積もってもらう
- 任意継続:今まで引かれていた金額の2倍(会社負担分があるため)
上記を比べて、安い方を選べばOKですね。
即比べて決断しよう
任意継続だと、会社を辞めてから20日以内に継続しなければ、資格を失います。
なので、会社を辞めた翌日とかに済ませた方が良いですね。
僕は失敗した
過去の僕は、退職後半年ちょっと任意継続をし、途中から国民健康保険に切り替えました。
当時は考えるのが面倒で、「2年継続できる権利があるなら継続しとくか」と適当に会社員時代の健康保険を継続したんですよね。
結果、僕の場合は任意継続の方が月5,000円くらい高く、無駄にお金を払っていた感じです。
最初にしっかり確認しておけば防げた失敗ですね。
フリーランスは健康保険をサッと切り替えて作業すべき
フリーランスが健康保険に加入する手順をまとめると次のとおり。
- 会社を辞めたら、役所に行き国民健康保険の保険料を計算してもらう
- 任意継続の保険料と比べてみて、安い方に加入の手続きをする
- 保険証が届く(届くまでは仮の保険証をくれるかも)
健康保険に加入しないということは法律上不可能なので、どちらかを選びましょう。
任意継続は最長2年なので、2年経ったら国民健康保険に切り替える感じです。
もちろん、途中でも切り替えられます。僕は途中で切り替えたので。
健康保険を安くする方法
例えば、健康保険料が安い自治体に引っ越しするなどの方法もありますが、正直微妙です。
ノマドフリーランスなら自由に引っ越せるかもですが、健康保険が安いからという理由で居住地を決めるのは嫌ですよね。
健康保険料はしっかり国の制度で決まっているので、正直大差ないです。
変わっても数千円だと思います。
それならば、健康保険料を安くする方法を探すよりも、普通にフリーランスとしての収入を上げる方が簡単だし効果大です。
なので、健康保険の切り替え手続きはサッと終わらせて、フリーランスとしての作業に時間を使うことをおすすめします。
今回は以上です。
フリーランスとしてスタートを切るタイミングの手続きは不安が多いです。
開業前、開業後にやることは、【余裕】フリーランスになったら絶対やること【開業前・開業後の15STEP】でまとめているので、参考になると良いなと思います。