ようこそ、タクヤフリーランス(@takuya_tweet)へ
会社員から独学でフリーランスになり2年目となります。
僕はフリーランスという働き方を気に入っており、辞めたいと本気で思ったことはないのですが、時々「辞めた方が良いのかな…」と不安になることがありました。
今回は僕の実体験をソースに「フリーランスを辞めたいと思う瞬間10選」を紹介していきます。
記事の後半では、辞めたいと思わないための解決方法も紹介するので、参考になると嬉しいです。
この記事の内容
- フリーランスを辞めたいと思う瞬間10選
- 「フリーランスを辞めたい」の解決方法は3つ
それではさっそく参ります。
フリーランスを辞めたいと思う瞬間10選
フリーランスを辞めたいと思う瞬間は以下の10個です。
- この先40年、将来が不安になった時
- 仕事があまりとれない時
- 報酬が少ない時
- 面倒なクライアントに当たった時
- レベルが高いフリーランスを見た時
- 自分のスキルの低さを実感するとき(同業種業界を見て)
- 自分の能力の低さを実感するとき(新しい勉強をするとき)
- 何に挑戦しても失敗続きな時
- ピンチに陥った時
- 孤独を感じる時
1つずつ解説します。
この先40年、将来が不安になった時
フリーランスは雇用された労働者ではなく経営者なので、定年まで自分で稼ぎ続けていく必要があります。
20代なら40年くらい、30代なら30年くらい自分で考え行動し、生活費を稼ぎ続けなければなりません。
会社員だと、会社が倒産したり自分がリストラされない限り、会社の方針に従って働いていけば少なくとも定年までは生きられそうですよね。
「この先40年、自分の力で稼ぎ続けられるだろうか…」「将来家族に貧しい思いをさせないだろうか…」と将来の不安を考えた時、フリーランスを辞めた方が良いのかなと思います。
といっても、会社員として40年勤め上げる忍耐力や自信もないわけで、10年後20年後30年後が不安なのは誰でも同じなのですが、フリーランスが不安定というのは事実です。
仕事があまり取れない時
フリーランスは「仕事が取れない=収入がない」という状況になります。
収入がないと貧乏だし、そんな状況が続くとフリーランスを辞めたいと思うのは当然です。
営業をして仕事を取れば良いのですが、いつも通り営業をしても仕事が取れないタイミングって必ずあるし、永遠に有効で効率が良い営業方法なんてないので、試行錯誤が必要になります。
仮にとりあいず仕事を取れて上手くいったとしても、またすぐ仕事が取れなくなる状況が来るかもと思うだけで、フリーランスを辞めたい欲が増加です。
報酬が少ない時
頑張って仕事をこなしても、単価が低い仕事だったりすると「あんなに頑張ったのに報酬はこれだけか…」とやる気がダウンします。
フリーランスの大きなメリットは、「収入の上限がなく高収入の実現が可能なこと」と「働き方が自由なこと」なので、報酬が低くたくさん働いても豊かにならないとかだと、フリーランスにメリットなしです。
メリットを享受できず、不安定とかデメリットだけあったら、そりゃ辞めたいと思いますよね。
面倒なクライアントに当たった時
特に駆け出しの低単価案件だと、一定の確率で面倒なクライアントに当たります。
例を挙げると、そもそも低単価の仕事なのに、後からどんどん作業を追加してきて、断ると訴えるぞと謎に脅してくる人とかですね。
もちろん、フリーランス側が悪いパターンもあると思いますが、世の中にはあまり会話が通じない人や自分と合わない人が一定数はいるので、そういう人と当たってしまうとゲンナリします。
レベルが高いフリーランスを見た時
レベルの高いフリーランスを見た時、どうしても自分と比べてしましがちです。
自分がモチベーションを高く持てている時は、「よし!追いついてやる!」と思えるのですが、落ちている時は「はぁ、勝てまへんがな…」と絶望してしまいます。
20年30年40年と生きていたら、今までの人生でやってきたことは違うわけで、すごい人はそれだけ頑張ってきただけなのですが、比べると自分がしょぼく見えて「フリーランス辞めたい」と逃げたくなるかもです。
自分のスキルの低さを実感するとき(同業種業界を見て)
僕は普段、WEB制作を行うWEBデザイナー・WEBエンジニアなのですが、デザインもプログラミングも全て独学で習得しました。
学校で知識を学んだわけでも、企業でスキルを磨いたわけでもありません。
なので、企業でバリバリとプログラミングやデザインを行っている人を見ると、「何か自分の知らないことを知っている」かのように感じて、自分がしょぼく見えます。
自分なりには結構努力したつもりだけど、雑魚いなと思ってしまい、就職できれば一度就職してみて「みんなと同じになりたいな」と思うこともあります。
自分の能力の低さを実感するとき(新しい勉強をするとき)
フリーランスはスキルアップ・勉強し続けた方が良いので、勉強をするのですが、新しく勉強することは当然最初は上手くいかず、自分は天才じゃないな能力が低いなと実感します。
能力が低いから勉強し続けたりスキルアップし続けるわけですが、正直そんなことしてない人もたくさんいて、先輩や引き継ぎで教わったことを覚えればOKな会社もたくさんあります。
それはそれで相応の大変さがあるかもですが、隣の芝生は青いというか、主体的な勉強の継続を辞めたいと思うタイミングはあります。
何に挑戦しても失敗続きな時
フリーランスだと、「新しい事業を始める」「新しい営業方法を試す」「新しい商品を作ってみる」「新しいスキルを勉強する」など、挑戦系の行動が多いです。
マニュアルなどはないので、全て自分で試行錯誤します。
なので、基本失敗だらけなんですよね。数ある失敗の中からカスみたいな成功を集めるみたいなイメージです。
当然、失敗すると嬉しいわけはなくて、大きな失敗が続きすぎるともう辞めたいと思います。
ピンチに陥った時
例えば、「お金がなくて生活苦なとき」「自分ではクリアできない課題に当たった時」「大きな収入源が消えた時」など、ピンチに陥っても誰も助けてくれません。
全て自己責任、全て自分で解決しなくてはなりません。
日本だと普通に会社員をしていれば、絶望的なピンチに陥ることはほとんどないわけで、「なぜ自分はこんな危ないことをしているのだろう?」とフリーランスを辞めたいという感情が出やすいです。
孤独を感じる時
フリーランスは基本一人です。
面倒な人間関係がないと言えばメリットですが、成功を一緒に喜んだり、失敗で一緒に落ち込んだりする仲間はいません。一人だと世間話すらないですからね。
勝手に挑戦して勝手に失敗して落ち込む、成功したら勝手に喜ぶ。みたいな全て自己完結なので虚しいと言えば虚しいです。
僕は1人が好きだけど、多数も好きといった人間なのでどっちが良いとは言えませんが、1人が寂しいなと思うことは多々あります。
とはいえ、フリーランスを辞める気はない
フリーランスを辞めたいと思えるタイミングはたくさんあるのですが、僕はフリーランスを辞める気はありません。
フリーランスは「若くても大金を稼げるチャンスがあること」「働き方が自由なこと」という大きなメリットがあるからです。
あと、「フリーランスを辞めたい」と思う原因は解決できると思っていて、解決できればメリットのみが残り、最善の人生が送れそうだなと思っています。
「フリーランスを辞めたい」の解決方法は3つ
フリーランスを辞めたい原因の解決方法は次の3つです
- 高単価なフリーランスになる(労働時間の圧縮)
- 高需要なフリーランスになる(仕事がたくさんくる)
- 高貯金なフリーランスになる(資産がたくさんある)
高単価なフリーランスになる(労働時間の圧縮)
単価が上がれば、フリーランスとしてある程度の金額を稼ぐことが比較的簡単になるし、ブラック労働を避けられます。
単価が上がれば、より短い時間で多くのお金を稼げるので、長時間働かなくても生活が安定し、自由な時間が増えるからです。
あと絶対とは言えませんが、高単価案件だと地雷クライアントに当たる確率もかなり下がる印象です。
高単価になるためにはスキルを磨くしかない
高単価なフリーランスと低単価なフリーランスの差は、スキルの高さと実績の差です。
スキルが高ければシンプルに対応可能範囲が広かったり、制作物の品質が高くなります。
実績はフリーランスの信用となり、信用が高い(実績が豊富)なフリーランスの方なら安心して高めの報酬を支払えます。
高額な報酬を信用が低い(実績が少ない)フリーランスに支払って、クオリティの低いものを納品されたら嫌ですからね。
また、専門分野を作りスキルを複数掛け合わせることも有効です。
詳しくは【貧困】貧乏フリーランスにならないために今すぐすべきことは3つの記事内で解説しています。
高需要なフリーランスになる(仕事がたくさんくる)
仕事が絶えず来るフリーランスになれば、収入や生活の心配が激減します。
絶え間なく多めの収入が入ってくれば、新しいことに挑戦して失敗してもメンタルは健康に保ちやすいですしね。
覚悟を決めて営業しまくる
仕事がたくさん来るフリーランスになる手っ取り早い方法は、定期的に仕事を依頼してくれるクライアントを見つけることです。
一回ポッキリの発注で終わるクライアントを100件見つけるより、月1月2で発注してくれるクライアントを見つける方が営業数は少なくて済むし、収入が安定します。
なので、継続して仕事を発注してくれそうなクライアントを死ぬ気で複数見つけましょう。
フリーランスを辞めるくらいなら、この一点に覚悟を決めてトコトン頑張ってみた方が良いと思います。
高貯金なフリーランスになる(資産がたくさんある)
高単価なフリーランスになり、仕事の受注数も安定すれば、派手な生活をしない限り割と貯金が貯まっていくはずです。
それくらいフリーランスの収入は上がりやすいので。
貯金が貯まれば貯まるほど、将来の不安は消えていきその他の不安や絶望も減っていきはずです。
>>フリーランスは貯金を300万円確保すべき【独立前の貯金の仕方も紹介】
フリーランスが辞めたい原因を解決していく過程で、「高単価なスキル・自分で稼ぐ力」「継続発注してくれるクライアント」「貯金・将来への貯え」の3つの資産が自分に貯まっていきます。
この3つがあれば、フリーランスとしての人生が結構充実したものになるはずです。
貯金のためにブラック労働するのは微妙
高単価な案件を受けられるフリーランスになったとしても、ブラック労働してお金を稼ぎまくるのはおすすめしません。
単価が上がれば、少し労働時間を増やすだけで収入が跳ね上がるかもですが、結局長続きしないし、サボった瞬間収入が激減します。
なので、仕事はたくさん受注するけど、自分でやりきれない仕事は外注するのがおすすめです。
重要な部分は自分で行い時間のかかる単純作業のみ外注しても良いし、自分と同程度スキルのフリーランスとチームを組み、労働を効率化する、助け合うなども良いと思います。
貯金を貯めるために無理するのではなく、効率的に仕事を進めた結果、貯金が貯まるといった仕組みを目指しましょう。
フリーランスに辞めたい瞬間があるのは、現状上手くいっていないだけ
この記事の内容をまとめると次のとおり
- フリーランスを辞めたい、辞めた方が良いかなと思う瞬間は10個くらいある
- とはいえ、フリーランスという働き方は良い感じなので辞める気はなく、辞めたくなる原因を解決すべき
- フリーランスが辞めたいと思う瞬間は、「高単価」「高需要」「高貯金」の3つを実現すれば解決できる
- 3つを実現するには、自分のスキルに付加価値を付けて一度死ぬ気で営業し、固定客をたくさんつける、ブラック労働は避けつつ仕事量が溢れたら外注して手数料を得る、1年~2年を目途に貯金を貯める
フリーランスは辞めたいと思えるくらい大変なポイントはたくさんあるけど、明確な解決方法が確かにあって、そこをクリアすれば最善の人生があるかもといった話でした。
大体フリーランスが辞めたいと思う瞬間は、仕事が上手くいっていない時で、上手くいっている時は辞めたいなんて思いません。
フリーランスの働き方は良いことが多いからですね。
なので、いちいち「フリーランスを辞めたい」と絶望するよりも、少しでも早く「高単価」「高需要」「高貯金」を実現するために頑張ってみた方が良いかなと思います。
僕も頑張っていくので、一緒に頑張りましょう。
今回はこれにて終了です。
タクヤフリーランスでは、フリーランスに関する情報はたくさん発信しているので、良ければ他の記事も参考にしてみてください。