はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕は会社員からフリーランスになり2年目となります。
フリーランスになった今も貯金をしているし、フリーランスとして独立前に開業資金として会社員の給料からコツコツ貯金を貯めていました。
この記事の内容
- フリーランスは貯金を300万円確保すべき
- フリーランス独立前の貯金の仕方
上記2点を解説していきます。
この記事を読めば、「フリーランスとしての日常的な貯金」と「フリーランス独立前の準備的な貯金」の2つを知ることでき、フリーランスとしてどれくらい貯金があれば良いか把握できるはずです。
パッと読んで頭の片隅に置いておくだけでOKなので参考にしてみてください。
フリーランスは貯金を300万円確保すべき
フリーランスが日常的に貯めておくべき貯金は300万円です。
もちろん貯金は1,000万円あった方が良いし、1億あった方が良いに決まっているのですが、「かけだしフリーランス」「脱かけだしフリーランス」でも現実的に達成しやすく、これだけあれば結構安心といった金額が貯金300万円となります。
貯金300万円あれば1年は生活可能
貯金が300万円あれば、仮にフリーランスとして急に稼げなくなっても1年くらいは生活可能です。
1年あればフリーランスとして軌道修正することも可能だし、就職先を探すことも可能ですよね。
>>フリーランスが生活できるできないの基準【生活費を稼げるレベル感】
150万円なら半年、100万円なら数ヵ月猶予を持てる
300万円はあくまで「1年くらい貯金を切り崩しながら生活できる」、フリーランスの収入がゼロになっても1年猶予が持てるという話です。
とはいえ、今まで稼げていたのにフリーランス収入が急にゼロになるってあまり起こり得ないですよね。可能性としては大きめの病気とかですかね。
完全にフリーランス収入ゼロでなく、月10万円減ったとかであれば、200万円の貯金でも1年の猶予が持てそうです。
収入がゼロになった場合でも、すぐに修正するから1年も猶予がいらないよと言う人であれば、「150万円で半年の猶予」「100万円で数ヵ月の猶予」確保でも良いと思います。
重要なのは自分が心の余裕を持てるかどうか
- 貯金1万円、すぐに稼がないと生活できない
- 貯金50万円、稼がないと貯金はすぐに消える
- 貯金300万円、最悪稼がなくてもすぐに詰みはしない
上記の感じで日々の心の余裕は、貯金額で左右されます。
貯金があった方がフリーランス生活の不安が減るし楽しめるはずです。
といっても、強靭なメンタルの持ち主で「貯金なんてなくても問題ない、まったく焦らない」という人であれば貯金が無くても良いと思います。
要するに、自分が安心できる貯金額ラインをキープしましょう。
いまいちイメージが沸かない人は、貯金300万円で問題なしです。
貯金が減ったらなるべく早く補填する
貯金から出費したら、なるべく早く元の金額以上に戻しましょう。
貯金はフリーランスの心の安心材料なので、自分が安心できる貯金額ラインを下回った状態で放っておくとメンタルがむしばまれます。
貯金量絶対保存の法則
- 貯金300万円から150万円の車を買った:稼いで+150万円戻す
- 今月の売上が少なくて貯金を10万円生活費に回した:来月、再来月くらいには戻す
- 貯金370万円から引越し費用で60万円使った:残り貯金310万円なので放置でOK
上記のように1度300万円の貯金を作れたら、そこを長期的に下回ることは許さないという方針がおすすめです。
ストイックな人だと300万円は冷凍保存、生活苦の時のみ解凍する。貯金が350万円のときは50万円だけ使える貯金とするのも良いと思います。
具体的な貯金の仕方はシンプル
貯金方法については、「稼ぐ金額を増やす+固定費を削る」でOKです。
入ってくるお金が増えて、消えていくお金が減れば当然貯金が貯まりますからね。
稼ぐ金額を増やす
フリーランスとしての収入を増やす方法については上記の記事辺りを参考にしてみてください。
固定費を削る
生活に明らかに無駄な出費があればカットしましょう。
毎日飲み会に参加するとか10万円の服を買うとか、必要ではない大きな出費はある程度の貯金が貯まってからの方が良さげです。
固定費については、とりあいず格安スマホに替えるとかで良いと思います。
>>楽天モバイル
大きく固定費を削減するならこちらの記事も参考にしてみてください。
フリーランス独立前の貯金の仕方
僕はフリーランスとして独立前に、会社員として100万円貯金してスタートしました。
期間は新卒からの2年半です。
2年半務めた分の退職金が50万円くらい出て、「貯金150万円、未経験・ノースキル」でフリーランスに挑戦といった感じでした。
独立前の貯金も300万円あると安心
フリーランスに挑戦する際も貯金が300万円あれば、もし1年間フリーランスとして稼げなくても生活はできるので安心です。
なので、可能であればフリーランスとして独立前に300万円貯金しておきましょう。
すぐに稼げる予定があるなら貯金は少なくてもOK
僕は「未経験・スキルなし、コネなし」という状態でフリーランスになったため、一定期間無収入でも生きていける貯金があった方が安心でした。
現に半年間稼げず、会社員時代の貯金で生活しましたからね。
これが仮に、「会社員時代の経験・スキルがそのまま使える」とかであれば、結構すぐ稼げると思うので貯金は不要かもです。
例えば、WEB制作会社で働いていたけど独立してフリーランスになるとかですね。
また、「コネがある」場合も、すぐに仕事をGETできるので貯金が無くてもフリーランスになってから稼げばOKです。
WEB制作会社を辞めたけど、仕事は継続して外注してもらえるとかが例となります。
給料が低いなら100万円~200万円の貯金を準備するのがおすすめ
現職の給料が低いとかであれば、300万円の貯金を貯めるのは難しいと思います。
給与が平均的に低い20代30代会社員とかだと時間がかかる、もしくは困難ですよね。
その場合は、僕のように100万円の貯金でスタートしても良いと思います。
100万円が尽きるまでの期間、挑戦の権利を得られますからね。
貯金が尽きる前にフリーランスとして稼げるようになる、という鬼努力覚悟です。
独立前の貯金の仕方は「出費を減らす&固定を減らす」
現職が会社員やアルバイトの場合、フリーランスのようにすぐに「稼ぐ金額を増やす」のは無理です。
なので、「出費を減らす&固定を減らす」を徹底しましょう。
過去の僕のように「未経験・スキルなし、コネなし」とかだと、そもそも遊んでいる暇がなく勉強や準備に追われるのでおのずと出費は減ります。
シンプルに遊びに行かないとか、会社の飲み会にもいかない、不要な物は買わないを徹底します。
数か月後に家賃が払えないご飯が食べられないのと、今の飲みに行く遊ぶ誘いを断るのどっちを選びますかという話です。
無理なら貯金ゼロでもOK
どうしても貯金を貯めるのが無理ならば貯金なしでフリーランススタートしてもOKです。
貯金ゼロスタートの方法
- フリーランス業と同ジャンルの会社に一度就職してスキルを磨く
- アルバイトで生活しつつ、バイト以外の時間は死ぬほど努力する
>>フリーランスにアルバイトの掛け持ちは最悪あり【確定申告に注意】
上記の感じです。
一度就職パターンの例を挙げると、フリーランスエンジニアになりたい場合、未経験OKのIT企業に就職してみるとかですね。
現職が会社員だとすれば、普通に1年後とか半年後とか退職日を決め、それまで最大限出費を削り貯金、退職日までに貯まった貯金で勝負とかで良いと思います。
もちろん、貯金を貯めつつ最大限勉強しておくことが必要です。
仮に100万円貯まらなくても、50万円30万円貯まれば「50万円-最大限カットした生活費&固定費」なので数ヵ月は生きていけるはずです。
その数ヵ月に働きながら最大限してきた努力をぶつければ割と勝算はあると思います。
僕は実際そういった方法でフリーランスになったので。
仮に失敗しても人生が終わるわけではなく、再度就職やアルバイトで貯金を貯めて再挑戦といったイメージ。
強くなってNEWゲーム状態なので成功確率は確実に上がっているはずです。
>>フリーランスとニートの違いはやる気だけな件【ニート扱いOK】
貯金なしフリーランスだと不安だし老後も心配
この記事の内容をまとめると次のとおり
- フリーランスは300万円の貯金を常にキープしよう
- 理由は貯金が300万円あれば、急に稼げなくなっても1年くらい猶予が持てるから
- 買い物をして300万円から貯金が減ったらなるべく早く300万円に戻す
- 貯金の仕方はシンプルで「稼ぐ金額を増やす+固定費を削る」
- フリーランス独立前の貯金の仕方は「出費を減らす&固定を減らす」
- 独立前の貯金はあればあるほど良いけど、100万円~200万円準備すればOK
要するにフリーランスは貯金を300万円以上をキープできるよう働いていこう。
フリーランスになる前の貯金は理想を言うと300万円以上だけど、現実的には100~200万円がおすすめ。といったお話です。
今回はこれで終了です。
フリーランスにとって貯金は絶大な安心材料です。
5億持っていたら、生活できなくなるかもなんて心配は消え去りますしね。
なので、フリーランスは心の安心を保つため300万円の貯金を貯めておきましょう。