はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕はスキルなし未経験から独学でフリーランスになり、2年目となります。
この記事の内容
- フリーランスに必要なスキルは2つです
- フリーランスに必要なスキルを身に付けるコツ
- フリーランスに必要なスキルは自分の価値を上げる
上記3点を解説していきます。
これから話す内容は、ノースキル&未経験といったゼロ地点からスタートした僕の実体験が元になっているので、割と説得力があると思っています。
「元々すごい経歴で、その人だからできた話」とかだと参考にできる人は少ないですからね。
「何の能力も持っていない」「何の実績もない」「何の後ろ盾もお金もない」素人間が自分に2つのことを追加したらフリーランスとして稼げるようになったという話なら、再現性が高いはず。
これからフリーランスになりたい人や駆け出しフリーランスの参考になれば嬉しいです。
フリーランスに必要なスキルは2つです
結論を言うと、フリーランスに必要なスキルは「実務スキル」と「営業スキル」です。
当然と言えば当然なのですが、この2つを適当ではなく真剣に習得すればフリーランスとして稼いでいくことができます。
実務スキルが必要な理由
フリーランスには「自分が提供できる価値」「自分が行う仕事」が必要です。
これに対して報酬が支払われますからね。
実務スキルの具体例
- エンジニア:プログラミングスキル
- デザイナー:デザインスキル
- ライター:ライティングスキル
- マーケター:マーケティングスキル
- 動画編集者:動画編集スキル
上記の感じです。
フリーランス以外でも仕事は基本的に実務スキルが必要ですね。
- 飲食店:料理を提供(料理を作るスキル)
- 車屋さん:車を売る(車を作るスキル)
- 銀行:お金の管理(お金を管理するスキル)
- 歌手:歌で人を喜ばせる(魅力のある歌を歌えるスキル)
- スポーツ選手:プレーで人を魅了する(特定のスポーツが上手いスキル)
総合職の会社員であれば、担当で役割分担していたりするので、「自分はこの実務スキルで稼いでいる」感はないかもですが、会社全体でみたとき、価値を提供して対価を得ているスキルがあるはずです。
なので、フリーランスでも同様に自分が何かの価値を提供できなければ、対価・報酬を得ることができません。
>>フリーランスにおすすめな仕事は6つです【ここから選べば稼げる】
営業スキルが必要な理由
フリーランスには営業スキルも必要です。
仮に実務スキルがあったとしても、世界中誰も知らなければ対価を払ってくれないですからね。
例えば、100mを7秒で走れる人間がいても、誰もそれを知らなければオリンピックには出られないし、金メダルは取れないわけです。
同様に世界一プログラミングができても、営業を全くしなければ、誰にも知られることがなく仕事はゼロになります。収入もゼロですね。
AppleがiPhoneの最新作を作っても、情報を漏らさず研究室に置いておくだけだと、どんなに素晴らしいiPhoneでも利益はゼロになります。
フリーランスも自分は「何ができます」と多くの人、対価を支払ってくれる人に知られなければ、まったく仕事がないわけです。
2つのスキルがあって初めて稼げる
フリーランスは実務スキルと営業スキルの2つが揃って初めて稼ぐことができます。
- 実務スキルのみ:誰もあなたが提供できる価値を知らない
- 営業スキルのみ:人に認知されても、提供できる価値がない
要するに「提供できる価値」を用意して「あなたのスキルを買ってくれる人」を見つけなければ、フリーランスに収入は生まれないというわけです。
一方のスキルが中途半端な失敗例
上記の場合、自分のパフォーマンスを100発揮することができず、低単価で簡単な案件しか取れないといったパターンに陥りがちです。
もし、営業スキルも高ければ、自分の実務スキルを100%発揮できる仕事をとり、高単価な案件をこなして相応の評価を受けられます。
この場合だと、仮に仕事を取れても「提供できる価値がない」もしくは「品質が低すぎるものを提供」することになるので、対価が低くなりますよね。
話だけ盛って対価を高く設定しても相手が満足せず信用を失うor詐欺になってしまいます。
フリーランスに必要なスキルを身に付けるコツ
フリーランスに必要なスキルを身に付けるコツは、それぞれ次のとおりです。
- 実務スキル:プレイ時間
- 営業スキル:チャンレンジ回数
詳しく解説していきます。
実務スキルを身に付けるコツはプレイ時間
フリーランスが実務スキルを身に付けるには、ある程度のプレイ時間が必須です。
理由は勉強が上手く進んでいなくても続けていれば、そのうちできるようになるから。
実務スキルの習得をすぐに諦める人が多い
実際、勉強が続かず挫折する人数がかなり多いです。
諦めずに続けていれば普通に習得できる難易度のスキルでも続かない人が圧倒的に多いと思います。
半年~1年は思うように勉強が進まなくても継続しましょう。
>>未経験・スキルなしから25歳でフリーランスになれた勉強法【実体験】
半年~1年ずっと苦しいわけではない
1ヵ月とか2ヵ月、3ヵ月でもスキルは確実に上がっています。
高負荷で勉強を頑張った人であれば、単価は低いかもですが仕事を受け報酬を得ることも可能です。
実際に仕事をしてみれば、モチベーションアップにも繋がるし、実務の中で学べることも多いので、スキル習得のスピードが上がります。
実務スキル習得の勉強を継続しつつ、案件にも挑戦してみるのがおすすめです。
>>フリーランスにモチベーション管理は不要【セルフで自動化すればOK】
営業スキルを身に付けるコツはチャレンジ回数
営業スキルを身に付けるにはチャレンジ回数を圧倒的に増やすべきです。
そして、失敗した回数と同じだけ改善をしましょう。
営業スキルの習得には「挑戦 → 反省 → 改善して再挑戦」の繰り返しが一番効果的だからですね。
営業テクニックは微妙
これは個人的な意見で異論はあるかもですが、駆け出しのフリーランスに営業テクニックは有効ではありません。
「駆け出しのフリーランス≒新米の経営者」なわけで、そんな人が心理学を応用した営業テクニックとか使ってきたら正直うざいですよね。
仮に小手先のテクニックで仕事を取れたとしても、それは実力かと言うと微妙で7割くらい運です。継続性、再現性は低め。
普通に「自分が提供できる価値を簡潔に伝えて、価値を感じた人が買ってくれる」という超シンプルな方法の質を上げていった方が、トラブルにもなりにくいし、受注した後の自分の負担も少ないはずです。
「自分が提供できる価値がそれほど欲しくない人」から営業テクニックありきで受注したとしても、正直疲れるし、コスパは悪くなると思います。
それなら、断られる回数が増えても、「自分の提供できる価値が欲しい人」を見つけることに時間を使ってシンプルな取引を増やした方が良いです。
なので、「自分の提供できる価値が欲しい人」を見つけるまでとにかくチャレンジ回数を増やし、顧客を掴んでいきましょう。
最初から上手くいくはずなくて、100回営業して99回98回断られるのが当然と言う認識で、鋼のメンタルが必要です。
大変ですが、いちいち落ち込まず平常心で挑戦し続けることをおすすめします。
フリーランスは自分の商品を作ると収入が上がる話
フリーランスは自分の商品を作ることがおすすめです。
自分の商品を持ち、売ることで収入が上がりやすくなります。
価値があって手間が少ないものがおすすめ
「お客さんの要望を聞き、最適な物をオーダーメイドで作る」ことも自分のスキルを提供する一種の商品と言えますが、ここでいう自分の商品は出来るだけ手間が少なく、効率的に提供できるものです。
- トヨタ:オーダーメイドの車を作ることも可能だが、効率のため同じ車を量産して売る
- 住宅メーカー:オーダーメイドの住宅を作ることも可能だが、効率のため同じ形の住宅を量産して売る
- 製薬会社:個人に合わせた薬を調合することも可能だが、現実的でないので汎用品を作る
上記の感じです。
もしトヨタがオーダーメイドの車しか作らなくなったら、1台1台時間がかかるから売り上げは減るし、購入する側にも専門知識が必要になってどんな風に注文すればよいか分かりにくくなりますよね。
オーダーメイドだと車の金額も跳ね上がるので、そもそも車を買える人が減ります。
フリーランスの商品例
- WEB制作:WEBサイトのテンプレート形式で販売する
- デザイナー:デザインをテンプレート形式で販売する
- 業種問わず:ブログやYouTubeでノウハウ等を発信する
- 業種問わず:noteやbrainで有益な情報を販売する
売れた時に、自分に作業量が少ないorゼロでお客さんにとっては価値が高いものを自分の商品にすれば良いかなと思います。
フリーランスに必要なスキルは自分の価値を上げる
この記事の内容をまとめると次のとおりです。
- フリーランスに必要なスキルは「実務スキル」と「営業スキル」
- この2つを磨けばフリーランスになれる&収入アップを望める
- 実務スキルはひたすら勉強&挑戦してプレイ時間を保とう
- 営業スキルはチャレンジ回数を増やし改善を繰り返す、メンタルはメタル化装甲
- 自分の商品を作ると収入が跳ね上がる
何となくではなく、この2つを明確な目標としてスキルを磨ことがフリーランスとして稼ぐ最短距離です。
辞めずに続ければ、結構勝ち確
フリーランスの必要スキルを揃えることができず、脱落していく人は「頑張り続けられない、すぐ諦める」もしくは「必要スキルが足りていないことを直視しない、現実から目を背ける」人が大半だと思います。
感覚的に「努力した量の6割くらいが自分の身になる」といったシンプル構造だと思っていて、プレイ時間・チャレンジ回数の不足で上手くいかないと諦めるのは微妙です。
逆に言えば、続ければ上位数パーセントに入れるということになります。
なので、フリーランスとして上手くいくまで「プレイ時間・チャレンジ回数」を増やし続けてみてください。