ようこそ、タクヤフリーランス(@takuya_tweet)へ。
僕は未経験・スキルなしから独学でフリーランスになり2年目となります。
この記事の内容
- フリーランスに必要な適性はたった1つ
- フリーランスの適性を身に付ける方法
フリーランスになる前、過去の僕は「フリーランス適性のある人ってどんな人?」「自分には適性があるかな?」と疑問に思っていました。
そして実際にフリーランスになった今、フリーランスに必要な適性が分かったので共有していきたいと思います。後半では、フリーランス適性を身に付ける方法も解説します。
これからフリーランスになりたい方、駆け出しフリーランスの参考になると嬉しいです。
フリーランスに必要な適性はたった1つ
結論として、フリーランスに必要な適性は「報われない努力を継続できること」です。
フリーランスは日常的に報わない努力を継続する
フリーランスは報われない努力の連続です。
理由は全て自分で考え行動する手探りであることと、試行錯誤をしつつ前進するから。
- 会社員やアルバイト:会社の言う通り働いたら、給料をあげるよという契約
- フリーランス:何でもいいから勝手にお金を稼ぎなさい
上記の感じです。
フリーランスの場合、指示や行動指針がないので、色々試してみて「これは稼げる」「これは稼げない」と判断していくことになります。
「これは稼げない」と分かるまでの努力は全て報われない努力となってしまうわけです。
会社員なら、「これやってみたけど今月給料貰えなかった」なんてことはあり得ないですよね。
僕の場合の報われない努力例
- スキルの勉強:勉強しても稼げるようになるか分からない
- 営業活動:営業しても獲得件数ゼロ件のことも普通にある
- 商品の開発:頑張って商品を作っても全く売れないことがある
- ブログの執筆:毎日ブログを書いているけど、誰にも読まれない
- SNSの運用:毎日情報発信しても誰にも見られない
上記の感じです。
SNSだけ最近サボっているかもです。ごめんなさい。
スキルの勉強
フリーランスになる前ノースキルの頃も、さらにスキルアップを目指したい今も勉強を継続しています。
とはいえ、勉強しても身に付くか分からないし、それで稼げるかも分からないですよね。
半年とか短期間じゃ身に付かないことを継続して勉強するわけです。報われるか分からないのに。
これって結構しんどいですよね。
営業活動
フリーランスだと自分で仕事を取らなければならないので、営業活動をします。
そんな簡単には仕事を取れないわけで、営業を頑張っても獲得件数ゼロ、収入ゼロなんてこともあります。
どんなに時間を使っても無駄に終わることは結構多いです。
商品の開発
制作期間1ヵ月以上で他の仕事を犠牲にしてやっと作り上げた自分の商品でも全く売れないこともあります。
「この1ヵ月2ヵ月は何だったんだ…」ってことは結構あるというか、失敗の方が多いです。
ブログの執筆
僕はこのタクヤフリーランスを毎日更新しています。
ブログって最低半年~1年経たないとGoogleの検索エンジンに評価されないので、基本1年くらいは誰にも見られないのにブログを書き続ける人になるわけです。
1年経っても評価されるような高品質記事でなければ人目に触れることはありません。
ブログ執筆って結構辛いです。毎日3,000~6,000文字の記事を書くわけですからね。毎日5時間くらいかかっています。
結構辛いのに、1年は誰にも見られない、1年経っても誰にも見られず無駄に終わるかもといった報われないの最たるものです。
SNSの運用
SNSもある程度フォロワーが多ければ仕事獲得に役立ったりするので、フリーランスは絶対やるべきですが、ブログと同じで何かを投稿しても誰にも見られないパターンです。
とはいえ、地道に活動しなければフォロワーは増えないので、活動するのですが活動したからといって報われる保証はどこにもありません。
人間は報われる保証がない努力は継続できない
人間は報われると分かっているもの以外やりたくない生き物です。
苦労して何かをしても無意味だったら嫌ですよね。
- 給料が貰えないなら会社に行かない
- アイドルや芸能人になりたくても挑戦しない
- 誰も見ていないからサボろう
犬やイルカショーでもお手やジャンプをした後に確定的にエサが貰えることを知っているからやるわけですよね。
エサをあげずに芸ばかりさせているとそのうち芸をしなくなると思います。
フリーランスの行動は報われる保証がないものばかり
「フリーランスになるための勉強」にしても、「フリーランスとして稼ぐために事業を始める」ときにしても、常に上手くいくかは分からないけどやってみるという行動です。
勉強したら100%フリーランスになれる、事業を始めたら100%稼げるなら良いのですが、無駄に終わる可能性の方が高いと思います。
99回失敗して1回成功すれば良いくらいのメンタルが必要です。
失敗にも意味がある
99回の失敗にも意味があって、フリーランスとして99の経験値を得られています。
正直1回の成功よりも、フリーランスの成長として99回の失敗の方が大切で「実は小さく報われている説」です。
フリーランス適性(報われない努力を継続できる)は、99回の失敗(報われない努力)を続けて成長し続けられるかにあります。
2、3回の失敗で嫌になって努力を止めてしまう人が多いですからね。
他にも小さな適性はあるけど、重要ではない
- 一人で考えるのが好きな人
- 変化を楽しめる人
- 人のせいにしない人
- 進んで勉強できる人
- 責任感のある人
など、よく挙げれらるフリーランス適正はあるかもですが、あまり重要ではありません。
1つや2つ当てはっていても、実務上関係ないし、誰でも半分くらいは当てはまる心理テストみたいなものだと思います。
それはそれで楽しいので全然良いのですが、重要な適性は「報われない努力を継続できるかどうか」と覚えておいてください。
これができるできないで、フリーランスとして生計を立てていけるかどうか、大きく変わるはずです。
フリーランスの適性を身に付ける方法
フリーランスの適性は誰でも身に付けることができます。
才能ではなく意識的に習慣化することが大切です。
挫折しならが無理やりでも継続する
例えば偉大なスポーツ選手なんかでも、毎日辛い練習をするのは嫌だと思います。
嫌だけど、上達したいから無理やり継続した結果、辛い練習をするのが普通になっただけで生まれつき努力が得意だったわけではないはずです。
なので、フリーランスになるための勉強でも何でも、「少し辛い」「今日はやめようかな」と思っても無理やり継続してみましょう。
そうすれば、今日は昨日より努力が1ミリだけ得意になっていて、明日は2ミリ、明後日も継続すれば3ミリ得意になっているはずです。
人と比べるなら今までの努力量も比べる
例えば、あの人は毎日簡単そうに勉強できている、自分は1週間で辛すぎるし、自分は才能がない向いていないと判断するのは残念すぎです。
簡単に勉強しているように見える人は、過去に自分より積み上げてきただけです。
同時にフリーランスの勉強を始めた人の例
- Aさん:大変だけど割と進める(受験勉強を頑張ったことがある)
- Bくん:1週間で挫折(初めての努力)
上記の感じです。
AさんはBさんが今直面している「1週間で挫折」の辛さを学生時代とかに乗り越えているから、現在は割と楽に進めるわけです。
Bさんがここで自分に向いていないと投げ出すのは、過去の努力量を見ていないだけで、単に自分が努力不足なだけです。
ここで投げ出さず継続しなければ、BさんがAさんに追いつくことは一生ありません。
僕も最初は適性がなかった
僕は現在、このブログ(タクヤフリーランス)を70日以上毎日更新できているのですが、かなり辛いし「今日はやめようかな」と思ったタイミングは何回もありました。
ですが、過去に200記事以上ブログを書いた経験があるから何とか踏みとどまり継続できています。
最初は何回も挫折したし、全然「報われない努力」を継続することができませんでした。
これはプログラミングの勉強でもそうだし、フリーランスの営業活動でも同じです。
完全にフリーランス適性を持っていなかったけど、「挫折しても再挑戦」「嫌になっても無理やり継続」していくうちに、「報われない努力」が自分の中で当然になってきました。
優しい世界ではありませんが、諦めずに少しずつ継続することでフリーランス適性は後天的に身に付きます。
フリーランス適性をGETして素敵な人生を送ろう
この記事の内容をまとめると次のとおり
- フリーランスに必要な適性はたった1つで、報われない努力を継続できるかどうか
- フリーランスは報われない努力を永遠に続けることが日常
- 僕の場合の例を紹介すると、「スキルの勉強」「営業活動」「商品の開発」「ブログの執筆」「SNSの運用」など
- フリーランスの適性は後天的に身に付けられる
- 理由は、挫折しつつも無理やり継続すれば慣れるから
- 僕も最初は適性がなかったけど、諦めず少しずつ継続した
仮に自分の過去を確認して、フリーランスの適性がないと感じても、今から覚悟を決めて少しずつ適性を身に付ければ問題なくフリーランスになれます。
これからフリーランスを目指す方はスキル習得から始めよう
フリーランスになるのであれば、最初のステップは稼げるスキルを身に付けることです。
おそらく最初は挫折しまくりですが、諦めずに継続してみることをおすすめします。
イチロー選手ばりに野球が上手くなる必要はなく、その辺の野球が上手めな人くらいで十分です。
「報われない努力」を継続し、フリーランス適性を身に付けてみてください。