はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕はフリーランス2年目の人間でして、個人事業主として生計を立てています。
僕は先日100万円~200万円の車を4年ローンで購入しました。
フリーランスとして活動し始めたのは2年前なのですが、スタートから半年間くらい稼げず、お金を稼げ始めたのは半年後だったので、書類上はフリーランス歴が1年半くらいですね。
今回はそんな社会的信用の低いフリーランスである僕が車のローン・カーローンを組めたという実体験を共有していきます。
「フリーランスになりたいけど、ローンが組めなくなりそうで将来が不安」「フリーランスになったけど、ローンの審査って通るのかな?」といった方の参考になると嬉しいです。
この記事の内容
- フリーランス1年目でも車のローンは組めます【審査OK】
- 車のローンが組めないフリーランスにならない方法【審査が通りやすい】
- フリーランスが車のローンを組みたいなら年収を上げて社会的地位を上げよう
それでは早速いきましょう。
フリーランス1年目でも車のローンは組めます【審査OK】
冒頭でも述べましたが、結論として歴が浅いフリーランスでも車のローンを組むことができました。
ちなみに法人化はしていません。個人事業主です。
車のローンが組めた僕のスペック
- フリーランス歴1年半(開業届を出してから)
- 前年度の年収は400万円以下(2019年4月~2019年12月)※1~3月は収入ゼロ
- その他借金なし(奨学金はあり)
- ローン返済歴なし
- 20代
- 実家がお金持ちとかなし
上記の感じです。僕と同じようなスペック状況、僕より好条件であれば問題なくローンが組めるかなと思います。
僕が組んだのはいわゆるディーラーローン
車をローンで買う際の選択肢としては以下の4パターンが挙げられます。
- ディーラーローン:車屋さんが用意しているローン
- 銀行のローン:銀行や信金で用意されておりローン
- カードローン:クレジットカードに付いているローン
- 事業融資:仕事専用の車を買う場合、個人事業主として融資を受ける
※僕はローンの専門家ではないので、正確に詳細を知りたい方は自分で調べてみてください。重要じゃないです。
ディーラーローン
- 比較的審査が通りやすい
- 銀行のローンに比べると金利が高い
- 車屋さんで車の見積りや契約をする際、審査できる
僕このディーラーローンを組んで車を購入しました。
審査は通りやすいけど、金利は安くないといった「まずまず」「まあ、そりゃそうだよね」って感じのローンですね。
駆け出しフリーランスという社会的信用低めの僕からすれば、あって良かったディーラーローンです。
銀行のカーローン(自由ローン)
- 比較的審査が通りにくい(会社員だと普通に通る可能性が高い)
- ディーラーローンに比べると金利が安い
- WEB上から審査できる
銀行のカーローンは、審査は甘くないけど、金利が安めだよというローンですね。
金利が安いに越したことはないので、ディーラーローン(金利高め)と銀行のカーローン(金利低め)であれば、迷わず銀行のカーローンを選ぶべきです。
金利が数パーセント違いますからね。
カードローン
クレジットカードに付いているローン機能で車を買うパターンですが、カードローンで車を買うのはおすすめしません。
無茶はやめましょう、
事業用の車を買う場合の事業融資
実績の高いフリーランスであれば、事業への融資としてお金を借りることができるかもです。
ですが、車を買うために銀行から事業融資を受けるのは現実的ではないし、普通に選択肢から外れます。
実質「ディーラーローン」or「銀行のカーローン」の2択ですね。
地方銀行のカーローン審査は落ちました
僕は車の見積り時にディーラーローンを仮審査しました。
収入が不安定、いつ収入が途絶えるか分からないフリーランスである僕は、現金で車を買うのは少々リスキーであり、利息が発生してでもとりあいずローンを組んでおきたかったからです。
ディーラーローンの仮審査が無事通り、「最悪でもディーラーローン(金利:比較的高め)で車を買える」状況になったので、一応ダメ元で銀行のカーローン(金利:比較的安め)でも仮審査を行ってみました。
奇跡的に銀行ローンの審査が通れば儲けものですからね。
僕のスペックだと銀行のカーローンは審査落ち
- フリーランス歴1年半(開業届を出してから)
- 前年度の年収は400万円以下(2019年4月~2019年12月)※1~3月は収入ゼロ
- その他借金なし(奨学金はあり)
- ローン返済歴なし
- 20代
- 実家がお金持ちとかなし
僕の現状スペックだと銀行のカーローンは審査落ちで組めませんでした。
とはいえ、僕の場合は車の4年ローンを4年かけて返済するつもりはなく、もっと早く返済する予定なので数%の金利差は気にしないことにしましょう。
ローンはネット審査が手軽で便利【僕も使いました】
僕は審査落ちをしましたが、これからローンを検討しているフリーランスの方、フリーランス目指し中の方が「銀行のカーローン」を組めるかは審査してみないと分かりません。
WEBからできる仮審査はかなり簡単だったのでダメ元でも試してみるべきです。
「親ローン」や「おじいちゃんおばあちゃんローン」が使える人は甘えるのもあり
家族が車の購入代金を貸してくれる場合、感謝しつつ貸してもらうのでおすすめです。
優先順位的には「家族ローン > 銀行のカーローン > ディーラーローン」といった感じですね。
大人になってまで親や家族に頼るのはダサい!自立してない!と思う方もいるかもしれませんが、スルーしましょう。
金利が消滅・減少したり、もしもの時に返済を待ってもらいやすかったりと、収入が不安定ないフリーランスとしてのリスクが激減します。
完済時には本来かかるはずだった金利以下でも十分なお礼が家族にできるはずです。
車のローンが組めないフリーランスにならない方法【審査が通りやすい】
ここからは「どうすればローンが組めるフリーランスになれるか」を解説していきます。
「車のローンを組みやすくなる=社会的信用が上がる」なので、車をローンで買わないにせよ満たしておいた方が良い部分の話ですね。
フリーランスとして何年も生計を立てる
会社員でも同じですが、働いてお金を稼いで税金をしっかり払った歴が浅いと信用度も低いです。
特にフリーランス・自営業の場合、最低2年はしっかりお金を稼がないとローン等の審査は通りにくいといった定説があります。
なので、フリーランスとして何年も継続して生計を立てることで、「社会的信用」「安定度」「支払い能力の証明」を獲得しましょう。
僕の今回の例だと、「自営業歴1年半」なので、素人目に見ても信用は低いですよね。
1年ちょっとお金を稼げたからといって、来年以降何年もお金を稼ぎ続けられるか?というと分からないですからね。
これが「自営業歴10年、10年間ずっと年収500万円でした」とかだと同じフリーランスでも、今回の僕の例と比べると信用度は違ってくるはずです。
会社員は来年以降も収入が安定している可能性が高い
フリーランスがローンの審査に通りにくいのは、「継続的で安定した収入」を確保できる証明が難しいからです。
対して会社員だと、例外はあっても辞めなければ「継続的で安定した収入」を確保しやすいですよね。潰れなそうな大企業だとなおさらです。
「フリーランスだからNG」「会社員だからOK」というわけではなく、しっかりと返済してくれるかの評価がポイントなので、社会的に信頼されるフリーランスを目指しましょう。
フリーランスとしての年収を上げる
年収が多ければ多いほどローンの審査は通りやすくなるはずです。
例えフリーランスであっても、ローンの滞りない返済が見込めますからね。
年収が1億円あるフリーランスであれば、素人が見ても数百万円の車のローンなんて問題なく返せそうですよね。年収1億だとローンを組まないかもしれませんが。
ローンを組む組まないに関係なく、フリーランスの年収が上がって嬉しくない人は少ないと思うので、年収UPを目指しておくのがおすすめです。
>>フリーランスの僕が収入を3倍に上げた方法【答えは企業受注です】
>>儲かるフリーランスは何してる?稼げる人が必ず行う稼ぎ方例を解説
フリーランスの年収以下の車を買う
当然ですが、車のローンを組む時、借りる金額は自分の年収以下の金額の方がローンの審査は通りやすいです。
年収300万円の人に車代として1000万円貸すのは不安ですよね。
逆に、年収300万円100万円の車を買うとかなら1000万円の車よりもローンは通りやすいはずです。
大体年収の半分程度の金額が車のローンとして組める金額の目安みたいです。
「欲しい車の倍の年収を確保する」もしくは、「頭金を用意してローンを組み金額は年収の半分以下に抑える」といった方法を選ぶとローンの審査が通りやすくなるかもです。
フリーランスとしてローンを返済した実績を作る
一度ローンを返済した実績を作れば、「この人はしっかりローンを返済する」という信用ポイントになり、ローンの審査が通りやすくなるらしいです。
なので、フリーランスとして最初は「銀行のカーローン」の審査落ちして「ディーラーローン」を使ったとしても、次に車を買うときには銀行のカーローンの審査に通りやすくなっているかもしれません。
今ローンの審査が通らないからといって、未来永劫ローン審査が通らないということにはならないので、現状のベストな選択をして地道に生きていきましょう。
法人化して社会的信用を上げる
個人事業主としてフリーランス活動していくよりも、一定基準の利益を確保して法人化すると社会的信用が上がり、ローンの審査が通りやすくなる可能性があります。
個人事業主としての個人よりも、会社の社長としての個人の方が信用度は高いですよね。
ただ高い税金だけを払って無理やり法人化した会社であれば意味がありませんが、しっかりと安定してお金を稼ぎ、法人化までいければ車のローンも組みやすくなるはずです。
フリーランスが車のローンを組みたいなら年収を上げて社会的地位を上げよう
この記事の内容をまとめると次の通り
- フリーランス1年目でも車のローンは組めるので安心してOK
- 車のローンには「ディーラーローン」か「銀行のカーローン」がおすすめで、できれば金利が低い「銀行のカーローン」を選ぶべき
- まずは「銀行のカーローン」の仮審査をWEBで受ける
- 審査が通ればそのまま「銀行のカーローン」落ちたら「ディーラーローン」を検討しよう
- フリーランスがローンを通りやすくなるためには「生計を立て続けた年数」や「年収」が大切
上記のとおりです。
まずは、「銀行のカーローン」で仮審査を行いましょう。
>>WEB完結の仮審査はこちら
フリーランスが無理してローンを組むのはおすすめしない
僕は今回、学生時代にバイト代で買った車が故障&寿命だった(思い出が多く悲しすぎ)ので車を購入しましたが、駆け出しフリーランスであればできる限りローンを組む(出費の確定)べきではないと思っています。
駆け出しフリーランスは収入が不安定な場合が多く、もし収入が減少し廃業寸前まで行った時、「お金が無くなって廃業したけど、あと1ヵ月延命できれば巻き返せた」なんてことも起こりうるわけです。
「あの時、調子こいてローンを組んでいなければ…」と後悔しないためには、常にできる限り金銭的な余裕を持っておくべきです。
都会住みで車が不要な人は無駄に買わない、地方住みで車必須の人は現金で買える範囲の中古車を買うとかですね。
フリーランス、一人の経営者であることを意識しつつ、リスクマネジメントをしっかり行い、賢明な判断をしていきましょう。
僕は在宅フリーランスなので、ほぼ車に乗らないのに調子こいて買ったけどね。