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会社員からフリーランスになった僕が実際に行った手続きを公開する

はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。

僕は会社員を退職後、フリーランスになり2年目となります。

今回は、これからフリーランスになる人に向けて「僕が実際に行ったフリーランスになるための手続き」を紹介していきます。

この記事の内容

  • 会社員からフリーランスになった僕が実際に行った手続きを公開する
  • フリーランスがやるべき手続き【+α編】

僕が実際に行った手続き以外にも、現時点の僕がやった方が良いなと思う手続き、よくおすすめされる手続きなんかも+αで解説します。

この記事に一通り目を通しておけば、フリーランスの手続きは問題なくクリアできるはずです。

それでは早速参りましょう。

会社員からフリーランスになった僕が実際に行った手続きを公開する

僕が実際に行った手続きは以下のとおり

  • 厚生年金から国民年金に切り替える【役所】
  • 会社員加入の健康保険から国民健康保険に切り替える【役所】
  • 開業届と青色申告承認申請書を提出する【税務署】

上記3点です。1つずつ解説していきます。

厚生年金から国民年金に切り替える【役所】

フリーランスは厚生年金には加入することができないので、フリーランス(個人事業主)が加入する国民年金に切り替えました。

会社を退職後、フリーランスになる場合は厚生年金に加入しているはずなので、国民年金に切り替える必要があります。
アルバイトや学生、ニートからフリーランスになったのであれば、元々国民年金加入者なので切り替え手続きは不要です。

>>フリーランスと個人事業主の違いは1つです【自営業と税金も解説する】

厚生年金と国民年金の違い

  • 厚生年金:基礎年金+上乗せ分の年金(企業勤めが加入)
  • 国民年金:基礎年金(みんな加入)

厚生年金のメリットは年金受給時支払われる金額が「上乗せ分」多いことですね。
国民年金だと、基礎年金分のみなので厚生年金よりは年金受給額が少ないです。

フリーランスの場合でも、常時従業員が5人以上いると厚生年金に加入しなければなりません。

もしかすると、年金が減るのは不安…と思うかもですが、時代的に老後の生活を年金に頼るのはリスクが高いので、フリーランスとして収入を上げる、投資をするなど別の対策を取るべきなので、心配しなくてOKです。

もし、年金受給額を増やしたいのであれば、個人年金に加入すれば問題なしですしね。

国民年金への加入は義務

年金なんて期待していないから加入しません。というわけにはいきません。
国民年金には加入の義務があるので、逃れられないので加入しておきましょう。

収入が低ければ、年金の猶予申請も可能

フリーランスとして国民年金に加入後の話ですが、収入が低く年金を払うのが困難な場合は、支払いの猶予を受けることができます。

大家さんに家賃の滞納をお願いするとか、最終手段的なことではなく、しっかりと制度で許された手段です。
役所の担当者からすればよくあることなので、収入がピンチであれば、年金の減額・猶予を申請・相談しにいきましょう。

厚生年金から国民年金に切り替える際に必要な書類

  • 年金手帳
  • 離職票or健康保険資格喪失証明書or退職証明書」など退職日が確認できる書類(退職時に会社から貰える)
  • 身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
  • 印鑑

上記を持って役所に行けばOKです。

会社員加入の健康保険から国民健康保険に切り替える【役所】

会社を退職後に加入する健康保険には2つの選択肢があります。

  • 任意継続(会社員時代の健康保険を最大2年継続できる)
  • 国民健康保険に加入する

僕は退職当時は任意継続を選び、現在は国民健康保険に加入しています。

受けられる待遇は同じ

会社員時代の健康保険でも国民健康保険でも、医療費の負担額など恩恵・待遇は同じです。
年金だと年金受給時の金額が違いましたよね。

健康保険はいわば、「どの組織、健康保険団体を介して国の健康保険に加入するか」なので、中身は同じわけですね。
※僕は専門家ではなく、細かく言うと間違っているかもですが、フリーランスが加入する際の認識としてはこの認識で問題ないと思います。

中身は同じだが、月々の保険料は異なる

任意継続でも国民健康保険でも受けられる恩恵は同じなのですが、支払う保険料は違います。
どっちが高い安いはなくて、それぞれ計算方法や計算に使われる収入の時期が違うことが理由です。

人それぞれどちらが得かが違うので、実際に役所に行って試算してもらい、安い方に加入しましょう。

国民健康保険への切り替えに必要な書類

  • 資格喪失証明書(会社か保険団体から退職時貰える)
  • マイナンバー通知カードor個人番号カード
  • 印鑑

>>【実体験】フリーランスは国民健康保険と任意継続の2択【保険証必須】

年金と健康保険は両方とも役所での手続きなので、同時に済ませるのがおすすめです。

税金系は支払票が家に届く

切り替え手続きを済ませると、税金の支払票が家に届きます。
具体的には「年金」「健康保険」「住民税(フリーランスになっても特に手続きはない)」ですね。
会社員からフリーランスになると、「払う税金ってなに?今まで会社に天引きされてたから分からない」と不安になりやすいですが、この3つを抑えておけばOKです。

支払票には、納付期限が書いてあるので期限までに払えば問題ありません。口座振替も可能です。

開業届と青色申告承認申請書を提出する【税務署】

フリーランスは開業の際、「開業届」を税務署に提出します。
「青色申告承認申請書」は出さなくても良いのですが、絶対に出した方が良いので一緒に提出しましょう。

  • 開業届:個人事業主として事業の開始を通知する
  • 青色申告承認申請書:確定申告時に最大65万円控除できる青色申告を予約する

両方とも、出さないデメリットはあっても、出さないメリットはないので確実に出しておきましょう。
青色申告承認申請書は開業日から2ヵ月以内に提出する必要があります。

僕は開業freeeを使った

開業freeeという無料のWEBサービスを使えば、「開業届」と「青色申告承認申請書」を簡単に作成することができます。
僕は当時知識ゼロだったのですが、開業freeeを使うことで余裕で書類作成できました。

>>フリーランスの僕が実際に行った開業届の出し方【秒速で届け出完了】

フリーランスがやるべき手続き【+α編】

ここから+α要素として、フリーランスが行うべき手続きを追記していきます。

フリーランス専用の銀行口座を作る

個人用の口座とフリーランス用の口座を分けたい人は、専用の銀行口座を作っておくべきです。
いざ報酬が振り込まれるというときに専用口座がないと困ってしまうので、早めに作っておきましょう。

別に作らなくても良い

僕は実際、フリーランス専用の銀行口座を開設していません。
元々持っていた口座を使っている感じ。

というのも、僕の場合毎日のようにお金が動くわけではなく、月に数回まとまったお金が入る稼ぎ方だからです。
通帳を見れば簡単に区別できるし、個人でお金を頻繁に動かしたりしないですしね。
記帳後の通帳がかなりシンプルで分けるまでもない場合は、わざわざ作らなくてもOKです。

といっても、専用の口座はいつか作るもの、ないよりあった方が良いものなので、面倒でない人は作っておいた方が効率的だと思います。

銀行はどこでも良いですが、僕が作るなら楽天銀行で作るつもりです。
>>楽天銀行

フリーランス専用のクレジットカードも銀行口座と同様で、あった方が効率的だけど、必須ではないといった感じ。
面倒でなければ、最初に一式揃えておくのがおすすめです。
>>楽天カード

フリーランス専用のメールアドレスを作る

手続きかと言うと微妙ですが、フリーランス専用のメールアドレスを取得しておきましょう。
GmailやYahooメールといったフリーメールでも可ですが、フリーランスとして事業を行うのであれば独自ドメインのメールアドレスがおすすめです。

詳しくは、【フリーランス用】メールアドレスの作り方【取得例と決め方も解説】で解説しています。

確定申告をする

フリーランスを含む事業者は、2月後半~3月前半に確定申告をする必要があります。

確定申告:今年は〇〇円稼ぎました。経費は〇〇円です。と国に申告する

確定申告した内容を国が見て、支払う税金が計算されるわけです。
2月15日~3月15日の間に、前年1月~12月の事業結果を確定申告する感じです。
確定申告の期間は土日の兼ね合いで数日のズレがあります。

ここで虚偽の申告をしたり、計算をミスると後でバレて脱税となってしまうわけですね。

フリーランスは会計ソフトを使えば簡単

確定申告は難しいというイメージが浸透していますが、今は会計ソフトがあるので楽チンです。
僕は会計freeeというサービスを使っています。

月額数千円で利用可能で、出費や経費などフリーランス事業のお金周りを大体管理できます。

といっても、僕の場合は常時契約しているわけではなく、確定申告の時期のみ契約し確定申告書類を作成しています。
2月後半に契約して3月中に解約する感じですね。

普段からお金の動きが多い業種のフリーランスだったり、別に毎月の利用料はケチらないよという人は毎月契約しておいた方が時短&効率アップできます。

確定申告時のみの契約だと、一年分のデータを一気に入力する必要があるため、正直だるさはありますからね。
作業自体は簡単だけど、作業は面倒といった感じです。

フリーランスの手続きは意外と簡単

この記事の内容をまとめると次のとおり

  • フリーランスになったら、役所で年金と健康保険を切り替える
  • 開業freeeで開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出する
  • 年金・健康保険・住民税を払込み用紙記載の期限までに支払う
  • 年度末2月後半~3月前半の間に確定申告をする

上記に付け加えて、「銀行口座、クレジットカード、メールアドレス」を作る手続きもしておくと尚いいねといった感じ。

初めてフリーランスになると不明なことだらけで、「何か色々大変な手続きがあるんじゃないか」と不安になりがちですが、意外とシンプルです。

印鑑や名刺といったものは不要

印鑑や名刺は別に急いで用意する必要はありません。
僕は過去、事業用の印鑑や営業で配る名刺を用意しなきゃと思っていたのですが、未だに持っていません。

オフラインで契約書にバンバン印鑑を押す予定のある人や、対面でジャンジャン営業をしていく予定のある人は印鑑・名刺を作る価値があるかもですが、予定のない人だと不要です。

オンラインで仕事を受けて、オンラインで解決するとかだと、印鑑と名刺の活躍シーンはないですからね。
普段使わない人は、必要になったら市販の印鑑を買う、名刺を自分で印刷するとかで問題なしです。

手続き以外にもやるべきことがある

フリーランスには手続き系以外にもやるべきことがあります。

今回は以上です。

まずは、フリーランスとして必須な手続き「年金・健康保険の切り替え」「開業届・青色申告承認申請書の提出」からスタートしてみてください。

開業届・青色申告承認申請書の提出:開業freee

>>【余裕】フリーランスになったら絶対やること【開業前・開業後の15STEP】