はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕は新卒で就職後、2年半会社員として働きつつ独学して、フリーランスになりました。
現在フリーランス2年目ですが、割と幸せに生きています。
過去の僕の悩みとして、下記のようなものがありました。
- フリーランスになる時、やることって何があるの?
- フリーランスとして開業した直後にやることは?
- フリーランスになってから、やることは何?
そろそろフリーランスになるけど、細々としたやるべきことが謎ってことはあるあるですね。
過去の僕もそうでした。
そこで今回は、「フリーランスになったらやること」を一通り経験した僕が、絶対やるべきこと・場合によっては準備した方が良いことを解説していきます。
僕の実体験がソースなので、割と役に立つのかなと思います。
フリーランス開業前にやること
まず、「フリーランス開業前にやること」です。
厳密に言うと、会社員や学生の肩書であるうちにやっておくべきこと。
ニートスタートなら流し読みでOKです。
クレジットカードを複数持っておく
開業したてのフリーランスは、収入の証明(確定申告・納税の経験がないので)が難しいです。
なので、社会的信用は会社員等に比べるとかなり下がります。
クレジットカードの審査が通りにくくなる可能性があるので、会社員や学生のうちに作っておくと安心です。
僕は新卒の時に作ったクレジットカードが1枚あったので、退職前に楽天カードを作り、現在2枚持っています。
僕は使ったことがありませんが、クレカのキャッシング機能を使えば、数十万円の現金を即用意できるので、もしもの時も安心です。
毎月給料が振り込まれる会社員と違い、フリーランスは案件によって報酬が振り込まれるタイミングが違うので、今月だけ足りない等を回避できます。
引っ越し予定があれば済ませる
クレカ同様に、開業直後のフリーランスは信用が低く、賃貸の審査を通りにくくなります。
引っ越しの予定が既にある方は、フリーランスになる前に引っ越しておいた方が無難です。
下記の場合だと、引っ越しておくのがおすすめ
- 現在、社宅に住んでいる
- 会社が指定した転勤先に住んでいる
- フリーランスとして仕事をしやすい部屋に住みたい
- 最初は不安だから固定費(家賃)を下げておく
僕は実際、フリーランスになってから収入が上がったので、少し広い物件に引っ越そうとフリーランスの肩書で賃貸を契約しました。
結果は問題なく引っ越せたのですが、やはり会社員に比べると審査が通りにくいようです。
>>フリーランスになりたてでも賃貸は借りられます【でも審査は不利】
フリーランスとして開業したら、まずやること
フリーランスになったら、「いろいろと手続きがあるんじゃないか?」と不安になりますが、実際にやることは3つです。
国民健康保険に加入or任意継続
健康保険には加入の義務があります。
フリーランスの場合は自営業者に区分され、基本的には国民健康保険へ加入です。
フリーランスができる健康保険の選択肢
- 国民健康保険に加入
- 会社員時代の健康保険を継続
どっちを選んでも医療費の負担割合など、中身は変わりませんが保険料は異なります。
どっちが安いかは個人によるので、役所窓口に行って金額を出してもらい比べましょう。
僕は会社員時代の健康保険を半年くらい任意継続していたのですが、国民健康保険の方が安かったです。
当時は考えるのが面倒くさく、適当に任意継続を選び、結果無駄に保険料を払いました。
国民年金の手続き
税金ってよく分からないので不安ですよね。
年金の分類
- 会社員や公務員:厚生年金
- 個人事業主:国民年金
フリーランスは個人事業主なので、国民年金に加入します。
国民年金の手続きも、役所の窓口でできるので「健康保険と国民年金」の手続きを同時にやれば、一度で済みますね。
開業届・青色申告を提出する
フリーランスとして事業をスタートさせるには、税務署に開業届を出す必要があります。
簡単なので、パッと出しておくと良いですね。
僕は開業freeeというサービスで開業届を作りました。
無料だし簡単でした。
あと、同時に青色申告承認申請書を提出しておくべきです。
開業freeeで開業届を作ると同時に作成されるので、税務署に持っていきましょう。
開業日から2ヵ月以内に青色申告を申請しておかなければ、後々税金で損をします。
僕は失敗した
僕は「青色申告しないと税金を多く払うこと」を知っていたのですが、後回しにしている内に申請期限が過ぎ、結果実際に損をしました。
フリーランスのお金や税金の管理に関しては、フリーランスのお金の管理方法はシンプルです【歴2年の僕が解説する】でまとめています。
フリーランスになってからやること
ここまで紹介したことで、フリーランスの手続き系は完了です。
スマホでクレカを申し込んで、役所と税務署に1回行くだけとシンプル。
ここからは、フリーランスになった後やることを解説していきます。
ポートフォリオを作る
フリーランスであれば、自分がどんなものを作れるか?をまとめたポートフォリオを作るべきです。
実績やサンプルがあるだけで、信用が増して仕事をとりやすくなります。
フリーランス駆け出しでまだ実績がない場合でも、練習で作ったものをポートフォリオにまとめればOKです。
SNSやホームページを作る
フリーランスの場合、SNSやホームページ、ブログ等は大切な集客ツールになります。
「当面はネット経由で集客しないよ」と言う場合でも、アカウントを作っておくべきです。
自分のSNSやWEBサイトは、フリーランスとしての看板みたいなものになるので、とりあいず立てておきましょう。
僕とも仲良くしていただけると嬉しいです。
連絡先を作る
メールアドレスや電話番号もあった方が良いです。
フリーランスとして仕事の連絡を受ける必要がありますからね。
また、最近はSlackやチャットワークでやりとりする場合も多いですが、メールアドレスの登録が必要です。
僕の場合は、エックスサーバーを契約して、このブログ等を運営しているついでに、メールアドレスも取れるのでそちらを使用していますね。
もちろん、Gmail等でも問題ないです。
僕はほとんど電話をしないので、仕事専用の電話番号は現状用意していませんが、するなら楽天モバイルなどの格安スマホでいいかなと思います。
請求書・見積もりを用意する
フリーランスは自分で請求書や見積もりを作らなければなりません。
とはいっても、Googleで検索すればテンプレートがたくさん出てきます。
僕は、Misocaの無料エクセルテンプレートを使用させてもらっています。
会計ソフトを用意する
フリーランスは利益や経費の会計を自分でする必要があるので、会計ソフトがかなり便利です。
とは言っても、フリーランス駆け出しだし、「あまり複雑な収入や経費がないよ」「そんなに件数がないよ」という方は、以下の感じでも大丈夫です。
- 報酬など入ったお金をメモ
- 事業に関係しそうで使ったお金をメモ
- 領収書やレシートを保管
上記をとっておけば、脱税などの心配はないはず。
確定申告時(2月後半~3月前半)だけ会計ソフトを契約して打ち込むとかでも問題ないはずです。
とはいえ、1年分一気にやるのは大変なので、会計ソフトにコツコツ入力した方がいいかもですね。
僕は会計freeeを使っています。
ネット環境を整える
僕はフリーランスになって1年くらいUQのポケットwifiを使っていました。
WEB制作作業がメインだったのですが、特に不満もなかったので割とおすすめ。
とはいえ、現在はドコモ光を契約しています。
動画ファイルを扱うことで出てきて、ポケットwifiじゃ明らかにスピードが足りませんでした。
動画などの重いファイルを扱う場合は、光回線を契約した方が良いです。
動画編集者とかであれば光回線は必須ですね。
必要ならバーチャルオフィスに申し込む
フリーランスは事業所の住所を決める必要があります。
開業届にも記入するし、何かと求められることが多いです。
自宅の住所を使いたくない方は、バーチャルオフィスを利用しましょう。
定額で事務所の住所として使用できます。
女性フリーランスであれば、自宅の住所を公開するのは恐いですよね。
僕は男なので利用していません。気にならない方は不要です。
食事や生活リズムなど、体調管理を気づかう
フリーランスは体調管理が適当になりがちです。
仕事をする時間が固定されていないので、早寝早起きの必要もないですからね。
昼夜逆転してしまうと大変なので、「何時に起きて何時まで仕事、何時に寝る」といった自分なりのルールを作るのがおすすめです。
食事も栄養バランスを気づかいましょう。
クラウドソーシングやエージェントに登録しておく
フリーランスにとって仕事の取り方は人それぞれですが、クラウドソーシングやエージェントに登録しておくのがおすすめです。
最初はクラウドソーシングでたくさん営業しても良いし、エージェントから良い条件の仕事紹介があればやってみるのも良いと思います。
特にフリーランスエンジニアとかだと、エージェントの仕事をする気がなかったとしても、登録しておくことで、分の市場価値を常に把握できます。
>>Midworks
>>ギークスジョブ
>>レバテックフリーランス
めちゃくちゃ頑張る(ゆるく)
一番重要なことですが、フリーランスとしての仕事や営業、勉強などに熱量高めで取り組みましょう。
なんやかんや、考えて努力し続けた人間が成果を上げるのは事実です。
努力なし、そもそも努力の基準が低いとかだと、成果を上げるのは難しいと思います。
120%努力するけど、心はゆるく
とはいっても、心にゆとりを持つことは必要です。
1週間頑張ればOKではなく、フリーランス活動は自分がやめるまで何年も続きます。
焦り過ぎて心に余裕がない状態では続きません。
難しいかもですが、心はゆるく保ちつつ、作業は圧倒的にこなすのがおすすめです。
僕もそんな感じでやっていきます。