はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕はWEB系フリーランス2年目でして、ブロガーでもあります。
今回は、フリーランス・フリーランスになりたい方に向けて、「ブログは作った方が良いの?」といった疑問に答えていきます。
僕は2020年4月にこのブログを始め、2019年には別のブログを運営しており、アクセスは月20,000PV以上です。
僕の実体験から、フリーランスがブログをやるべき理由と、避けるべきブログ運営方法など、解説していきます。
フリーランスはブログを開設するとキャリアが上がる
フリーランスは自分のブログを開設することで、フリーランスとしてのキャリアが上がります。
理由は以下のとおりです。
- 自分が何者か発信でき、信用が増す
- フォロワーを増やせる
- 記事が資産となり、営業してくれる
- マーケティングの知識が得られる
1つずつ解説します。
自分が何者か発信でき、信用が増す
仕事を依頼したい企業が、発注先のフリーランスとして「Aくん」と「Bさん」を検討したとします。
- Aくん:ブログなし、自己紹介をメールで送っただけ
- Bさん:ブログあり、自己紹介とブログのURLをメールで送っただけ
上記の場合、Bさんの方が信用性は高いです。
企業側(発注者)からすると、Aくんはあやしいですね。
相手はあなたのことを知りません
例えば、今ブログを読んでくださっているあなたが、誰かにお金を払って仕事を依頼する時、どんな人にお願いしたいですか?
できれば、「どういう人か分かる人」で「しっかり仕事をしてくれそうな人」に仕事をお願いしたいですよね。
そう考えた時、Aくんはどんな人か謎だし、信用できる要素が何もないですよね。
対して、Bさんはブログを読めば、ある程度どんな人か分かるし、身元がはっきりするので仕事を飛んだりする危険性も少なそうです。
悪口はNG
ブログだけでなくSNSも同じなのですが、悪口とか文句とか愚痴とかマイナスよりの内容を書きまくるのはNGです。
せっかく自分に興味を持ってもらってブログを見られても、悪口を書いていたら「やめとこう…」って思われます。
もしブログやSNSで愚痴りたい場合は、フリーランス用のアカウントとは分けましょう。
フォロワーを増やせる
有益な情報や共感を生むブログ記事を書き、多くの人に読まれれば、ブログのアクセス数やSNSのフォロワーが増えます。
フォロワーが増えれば、これもまたフリーランスとして信用アップです。
普段からしっかり活動している人でないと、多くの人からは支持されないですからね。
覚えられれば、指名の仕事が来るかも
例えば、あなたのフォロワーに依頼したい仕事が発生したとして、その時、「そういえば、あの人この仕事できそうだな」と思い出してもらえるかもしれません。
そうなれば、仕事の受注にも繋がります。
記事が資産となり、営業してくれる
ブログのアクセス数が増えれば、多くの人の目に触れるので、発注先を探している人に見られる可能性があります。
自分で時間を使って営業しなくても、知らない間にブログが営業活動してくれるわけです。
自分が別の仕事をしている時も、遊びに行っている時も、過去に自分が書いたブログ記事が読まれて仕事の受注に繋がるのは、かなり効率が良いですよね。
さらに特典がある
仕事を依頼してくれるクライアントの多くは、ブログを見て自分のことを知った上で連絡をくれています。
なので、「どんな仕事ができるか」「どんな人間か」「どんな価値観か」「どんなものが得意か」など把握しているので、やり取りをする中でのズレが発生しにくいです。
自己紹介とか説明など省略できるので、仕事もスムーズに進められます。
マーケティングの知識が得られる
今の時代、マーケティング知識はどの業界でも活きます。
フリーランスだと、なおさらですね。
フリーランスは大抵の場合、自分で「営業」「宣伝」「ブランディング」を行うので、マーケティングスキルはあった方が良いに決まってますよね。
ブログをフリーランスとしての集客ツール・発信ツールとして運営していけば、マーケティング視点を養えます。
マーケティングスキルがあれば、フリーランスとして長期的に役立ちます。
フリーランスのブログは実名がおすすめ
本名である必要はないのですが、ブログはフリーランスとしての名前と同じ名前でやりましょう。
ブログ専用のキャラを作ってしまうと、フリーランスである自分と無関係になってしまい、恩恵が薄れます。
微妙な例
- フリーランス:本名の秋野で活動
- ブログ:ペンギンのペンちゃんとして活動
上記だと、どちらかに統一した方が良いですね。
ブロガーやアフィリエイター一本で食べていくのであれば、ペンちゃんでもギンちゃんでも良いかもです。
おすすめな例
- フリーランス:本名の春野で活動
- ブログ:本名の春野で活動
これだと、「フリーランスでの活動」と「ブログでの活動」が繋がり、相乗効果が期待できます。
自分の活動と関係ないブログ発信をしても無意味
ブログは自分のフリーランス業務と関係のある発信をした方が良いです。
理由は、関係のない発信をしていても、仕事の受注には繋がらないからですね。
- フリーランス業務:デザイン
- ブログ発信:家電の紹介
上記だと、ブログを見るのは「家電に興味がある人」ばかりになり、デザインを依頼したい人・デザインに興味がある人に読まれる可能性は低いですよね。
- フリーランス業務:デザイン
- ブログ発信:デザイン関連
上記の場合、デザイン周辺に興味がある人がブログを読んでくれる可能性が高く、フリーランスデザイナーとしての仕事受注などに繋がりやすいです。
僕は無意味なブログを作っていた
僕は現在、WEB制作をメインに行うフリーランスなのですが、WEB制作を始める前はひたすらブログを書いていました。
WEB制作を始める前なので当然かもですが、全く関係のないジャンルのブログなので、現在のフリーランス活動にはほぼ活きていません。
200記事ほど書いていて月20,000PVくらいあるのですが、実名でもなく無関係なジャンルのブログだったので、新しくゼロから「タクヤフリーランス」を始めたわけです。
フリーランスがブログから仕事を受注するのは大変
フリーランスにとって、ブログを始めることはメリットが絶大であることをお伝えしたのですが、簡単ではないです。
ブログは鬼の継続が必須
ブログは1日・1週間・1ヵ月頑張ったからアクセス数が増えるほど楽なモノではありません。
フリーランスにとってのメリットが大きい分、難易度もそれなりに高いわけですね。
ブログの最低ハードル
- ブログがGoogle検索に評価されるまで半年程度かかる
- 1記事当たりの文字数は2,000、3,000文字以上あると良い
- 100記事200記事書いてようやくスタートライン
上記の感じ。
事実としてブログを継続できる人は少ないですね。
といっても、「継続できる人が圧倒的に少ない=継続すればそれが価値・実績になる」わけですね。
有名になる必要はない
必ずしも有名になったり、ブログの月間アクセス数10万PVとか越える必要はありません。
ブログのアクセス数が多ければブログだけで収入を得ることも可能ですが、フリーランスのブログは「自分の信用作り」「集客ツール」としての一面が大きいからです。
アクセス数が少なくても、「自分のフリーランス業務に興味を持ってくれている人」や「仕事の発注先を探している人」に見られれば価値ありですね。
自分がクライアント候補に送ったメールにブログURLを載せるだけで、ブログが見られて自分の信用が高まる可能性があります。
最初は効果が出ないけど、地道に続ける
さっきのブログの最低ハードルをもう一度載せます。
ブログの最低ハードル【再登場】
- ブログがGoogle検索に評価されるまで半年程度かかる
- 1記事当たりの文字数は2,000、3,000文字以上あると良い
- 100記事200記事書いてようやくスタートライン
要するに、半年以上、陰で努力し続けるわけです。
しかも、割と先の見えない作業。
上手くいっているのか、上手くいっていないのかも分からない状態で作業し続けるのは辛めですね。
だが、スタートしないと進まない
僕も実際に過去200記事以上書いて、このブログも毎日更新しているので共感するのですが、かなり不安ですよね。
といっても、ブログを開設しなければGoogleに評価されるまでの半年も経過し始めないし、まず1記事書かなければ100記事までの道も前進しないわけです。
なので、まずはブログを作り、スタートを切ってみることをおすすめします。
フリーランスにおすすめするブログの作り方
フリーランスのブログは、「信用性アップ」「集客・発信ツール」になると解説してきました。
なので、よくある無料ブログを使うとかだと正直微妙です。
無料ブログだと素人感が出るし、フリーランスの事業資産としては、自分所有のサイトの方が良いですよね。
完全にWordPressがおすすめ
僕はWordPressというシステムでブログを作っており、こちらがおすすめです。
有名ブロガーやフリーランスのサイトもほとんどWordPressで作られているので、選ばない理由はないですね。
ブログを開設する具体的手順
ブログ開設に必要なものは以下の3つです。
- レンタルサーバー
- ドメイン(URL)
- テーマ(デザインのテンプレート)
ブログの開設は以下の手順でOKです。
ほとんど、エックスサーバーの管理画面内でボタンを数個押してれば完結です。
上記の手順で自分専用のブログができるので、あとは記事やプロフィールを書くだけですね。
ブログのデザインについては、管理画面からテンプレートを変えられます。
無料で良さげなテンプレートもたくさんあるのですが、僕は有料のSTORK19(ストーク19)というテンプレートを使っています。
長く使うものだし、そんなに高くはないので、買えるのであれば有料テンプレートをおすすめします。
見た目と使いやすさは大切です。
ブログの継続はフリーランスを強くする
ブログを書き続けるのは結構辛し大変です。
僕も今この記事を書くのに4時間以上かかってますね笑
ブログを書き続けるのは大変なんですけど、「ブログを継続して書き続けた人」と「ブログなんて意味ないと言って書かなかった人」では1年後・3年後・5年後、フリーランスとしてのパワーに差が出るはずです。
目の前の利益や辛さにばかり気を取られず、自分の未来に向けた作業を継続することもかなり大切だと思います。