はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕は元々会社員であり、会社を辞めてフリーランスになりました。
この記事の内容
- 会社を辞めてフリーランスになった僕が後悔したこと
- フリーランスにありがちな後悔【僕も感じる部分あり】
会社を辞めてフリーランスになったこと自体に後悔はありません。
フリーランスになった段階で、「こうしておけば良かったな」というお話をしてきます。
これからフリーランスになりたい方、かけだしフリーランスの方の参考になれば嬉しいです。
僕の後悔を踏み台に大きく跳躍してみてください。
会社を辞めてフリーランスになった僕が後悔したことを晒す
僕がフリーランスになって後悔したことは、「さっさと稼がなかったこと」です。
半年間、すぐには稼げない行動に時間を投資していました。
具体的に言うとブログです。
最優先でお金を稼いだ方が良い
かけだしフリーランスは、お金を稼ぐことを最優先に考えた方が良いです。
お金を稼がないことの弊害
- 貯金が減っていく不安
- フリーランスとして稼いでいけるか不安
- 日々の努力が形になって報われない
- 今やっていることが正しいか疑問に思う
上記のとおりです。
文字で書くと、「フリーランスとして独立したんだから当然でしょ」と大したことないストレスに見えますが、かけだしフリーランスにとってはかなり大きな不安になります。
>>【実体験】フリーランスのストレスを解消する方法【逃げるが勝ち】
数万円でもお金を稼げば心に余裕ができる
フリーランスとして働いて、1万円でも2万円でも稼ぐことができれば、自分への肯定感も持てますよね。
毎日8時間以上フリーランスとして働いて、収入ゼロとかだとヤルセナイ気持ちになって、不安がどんどん大きくなり鬱の方向へ進むかもです。
1万円稼いでも仕方ないし、一気に20万円稼げるところまで頑張るべきだと思う人もいるかもですが、1万円稼げない人に20万円は稼げません。
同じ20万円までの道を走っていても、「20万円到達までずっと暗闇」と「1万円、5万円と段階を踏んで都度成果を得る」だと、後者の方が完走しやすいはずです。
プロスポーツ選手を目指す素人が、プロ選手と同じくらいの筋肉量になるまで筋トレに集中だ、それまで実践はなし!とかだともう何を目指して何のために頑張っているか分からなくなりそうですよね。それと同じです。
僕は半年レベ上げした
僕は半年間、ブログを書き続けました。
ブログは収益化するのに1年とかかかるのが基本のビジネスモデルで、上手くいけば自動収入を得ることができます。
不労所得になり得るのでブログをやるのは良いのですが、収入ゼロのかけだしフリーランスがブログのみに時間を使ったのは後悔案件です。
ブログを始めて1ヵ月経っても3ヵ月経っても収入はほとんどなくて、貯金が減っていくだけの生活でした。
「とにかく本気でやるんだ」「もしかしたら、奇跡が起きてすぐ稼げるかもしれない」という謎の意識・期待でブログに全時間投資といった感じです。
当然、奇跡は起きなかったですけどね。
知識や経験はついた
当然ですが本気で取り組んだので、サイト運営知識やSEO知識が身に付きました。
勉強としてはかなり良かったと思います。
とはいえ、お金を稼げていない+知識のみで稼げるほど特殊な知識ではないので、「お金を稼げない駆け出しフリーランス」のままです。
最善策は優先的にお金を稼ぎながらレベルアップすること
僕が今タイムスリップして、フリーランスなりたての頃に戻ったら、「少額でもお金を稼げること」+「知識や経験になること」を一緒にやるかなと思います。
この2つはなるべく親和性の高い組み合わせが良くて、僕だと「WEB制作」+「ブログ運営」を選びます。
単価が低くても良いからWEB制作で数万円を稼ぎつつ、ブログ運営をしてサイトの構造や運用方法・SEO知識を経験していく感じ。
「ライティング&ブログ」「動画編集&YouTube」なんかもおすすめです。
親和性が微妙な例
フリーランスデザイナーとして稼いでいくとかなら、同時進行するメリットは少ないかもです。
「デザイン&ブログ」など、デザイン系の情報発信もできますが、ブログで得る経験はデザインには活きないわけで、時間がもったいないのでデザイン1本で良いと思います。
フリーランスエンジニアとかも同じですね。
ブログやYouTube、SNSで集客したいとかであっても、どうせすぐには無理なので、本業で生活費を稼げるようになってからでも遅くありません。
>>フリーランスはブログを開設するとキャリアが上がる【継続がおすすめ】
最初から効率重視は難しい
僕もそうだったのですが、「最初から効率よく稼ぐ」とか「単価の高い仕事を受ける」とかぼぼ不可能です。
経験ありの方であれば可能かもですが、過去の僕のように未経験・スキルなしスタートとかだと無謀すぎます。
一度、当たって砕けてみる
稼ぐ効率や仕事効率を上げるための近道は、一度失敗してみることだと個人的に思います。
例えば、単価が相場より低い仕事でもやってみれば経験値が溜まり、挑戦回数ゼロの人より「稼ぐ高率を上げる改善策」を思いつきやすくなるはずです。
スポーツでも勉強でもゲームでも同じですが、一度試しに挑戦してみた方が問題点や改善方法を見つけやすいはずです。
挑戦して失敗することで、「やった方が良い事」「やらない方が良い事」など自分の視野と選択肢が広がります。
一度地雷案件を受けてみた人でなければ、地雷案件と優良案件を見きわめることもできませんからね。
といっても、考えることは必要
「当たって砕けろ精神」は重要ですが、現状の自分で120%考えて行動することは必須です。
少し考えれば分かること、分かり切っていることに飛び込むメリットは1つもないですからね。
- ほぼ仕事ゼロだけど給料あげる仕事募集:絶対に嘘
- 報酬が相場の1/100の仕事:1ミリも報われない
- 10日で100万円稼げる情報(初期費用30万円):なぜ自分に紹介してくれる?
- うんこを触る:手が臭くなるし、うんこ側もタッチを望んでいない
現状の自分では考えても分からないことについては、やってみる価値がありますが、明らかに残念な未来が想像できることに時間を使うのは愚かです。
フリーランスとして稼げず貯金で生活しているくせに、いきなりブログで不労所得を作ろうとする過去の僕も愚かパターンと言えます。
フリーランスにありがちな後悔【僕も感じる部分あり】
フリーランスにありがちな後悔は次のとおりです。
- 会社員に比べて不安定すぎる
- 何も成長してない(ジリ貧)
- 将来が不安
簡単に解説します。
会社員に比べて不安定すぎる
会社を辞めてフリーランスになったけど、生活が安定しない…後悔…というパターンですね。
就職でも、その会社が自分に合うかどうか、やっていけるかどうか、実際に働いてみないと分からないので仕方がないことです。
フリーランスの不安定、後悔パターン
- 収入が会社員より下がった
- 仕事がない
- ブラック労働過ぎる
- 生活リズムが狂った
上記のとおりです。
会社員でも全員が出世できないのと同じように、フリーランスでも上手くいかない人が一定数います。
収入を上げるために退職してフリーランスになったけど、収入が下がった…会社をやめなきゃ良かったということも頻発するわけですね。
可能性は普通にある
例えば、「フリーランスになって会社員時代より収入が下がった…」と後悔している人って、まだフリーランスとして収入を上げられる可能性が残っていますよね。
会社を辞めて2年フリーランスをやってみたけど、収入が低いとかであれば、諦めず奮闘すれば5年目には収入が5倍になっているかもです。
「フリーランスやってみたけど思ったより簡単に稼げなかったな。仕事やめたの後悔だから、転職しよう」など、挑戦した結果、進路変更するなら全然良いと思います。
ですが、まだ全然頑張ってない段階で会社員と比べて後悔するのは、ただ諦めているだけかもですね。
何も成長してない(ジリ貧)
フリーランスとして生活してきたけど、1年前から何も成長していないとかだと後悔案件です。
フリーランスは成長し続けなければ、いつ稼げなくなるか分からないことが理由になります。
例えば、フリーランス2ヵ月目に受けられた低難易度で低単価な仕事ばかりを1年続けた場合などです。
1年間受ける仕事の難易度を徐々に上げたり、高単価案件を目指したりし続けていれば、1年前よりフリーランスとしてお金を稼ぐ難易度が下がります。
- 最初:20万円稼ぐのに5案件こなす
- 成長後:20万円稼ぐのに1案件で済む
- 最初:1案件こなすのに一週間かかる
- 成長後:同じ作業なら1案件5時間で終わる
同じことを続けるだけではジリ貧
「少し背伸びした挑戦」「新しい挑戦」「スキルアップのための勉強」など、フリーランスは新しいことを続けなければジリ貧に陥りやすいです。
フリーランスが多い業界は、IT業界など変化の激しい場合が多く、数ヵ月前まで稼げていた仕事・スキルが急に稼げなくなることもあります。
なので、1年間はおろか5年10年と同じことをしていてはフリーランスとして時間を無駄にしたと後悔しやすいです。
会社員だと、職種や担当業務によってずっと同じ作業を求められることも多いですよね。
会社は仕事を役割分担・マニュアル化しているので、同じことを確実にこなすことも大切なことです。
新しい事への挑戦は会社が舵切りをしたり、一部の担当者が行いますからね。
フリーランスだと自分が変化しなければ、生き残れません。
将来が不安
このブログ「タクヤフリーランス」では何度か言っているのですが、フリーランスは「この先30年、40年自分で稼いでいくのか…」という不安を抱えがちです。
安定した企業であれば、会社の存続は自分がどうこうできる問題ではない場合がほとんどで、30年自分で主体的に稼いでいく感はありません。
なので、数十年間稼ぎ続けられるだろうか、数十年間頑張り続けられるだろうかと不安に思った瞬間、会社を辞めた後悔をするかもです。
フリーランスのメリットを活かすべき
将来が不安なことは、どちらかと言うとフリーランスのデメリットを中心に考えた思考ですよね。
デメリットを意識したとき、メリットを思考の外に追いやりがちです。
フリーランスは、自由なライフスタイルで煩わしい人間関係なしで生きられたり、頑張り次第で収入を増やせる可能性があります。
なので、フリーランスのメリットを活かして、将来の不安を解決&軽減しましょう。
- 不安定な代わりに自由な生活を手に入れたから仕方ない
- 10年で会社員の生涯年収を稼ぎきることを目指す
- 固定費を削り、なるべく多く資産を持つ
- 将来困らないようにスキルアップや実績などをたくさん作っておく
>>フリーランスのデメリット10選を僕の実体験から解説【悩むのは微妙】
目的があったなら120%挑戦してみるべき
フリーランスになった、目指している人の多くは、フリーランスになる目的があったはずです。
- 収入を増やしたい
- 独立してみたい
- 旅をしながら生きたい
- 朝早起きしたくない
仮に「こんな行動をしたけど、時間の無駄だった後悔…」「会社を辞めなきゃ良かった後悔…」と思うタイミングがあっても、いちいち気にせず目的に向かって進み続けましょう。
僕は会社を辞めなきゃよかったと思ったことはありませんが、仮に思ったとしても、会社を続けていたらいたで、「フリーランス挑戦しておけば良かったかも」と後悔していたと思います。
どんな選択をしても「後悔可能なこと」は存在するので、全く気にしなくてOKです。
結果オーライとなるよう今できることに全力で取り組みましょう。
撤退するなら、再就職すればOK
フリーランスになったことを本気で後悔した場合は、就職すれば問題なしです。
そんな簡単に就職先はないよと思うかもですが、日本だと探せばあると思います。
フリーランスとして実績やスキルを上げていれば、撤退の時にも就職先が見つかりやすいはずです。
結局、目の前のフリーランス業を頑張ることが最善の行動と言うわけですね。
後悔のないフリーランスライフを
この記事の内容をまとめると以下のとおり
- 僕がフリーランスになって後悔したことは、さっさと稼がなかったこと
- 駆け出しのことから、いきなり報われない前提の努力を続けるは辛い
- 少額でも良いから、お金を最優先で稼ぐのがおすすめ
- 他にも後悔可能なことはあるけど、目の前のフリーランス業を頑張ることで解決可能
僕の個人的な感覚ですが、頑張らなかった自分が一番後悔を生むと思っています。
日々の小さなことで言うと、「早起きして朝から仕事したかったのに、昼に起きた」とかですね。
起きた瞬間、めちゃくちゃ萎えて昼からの仕事も何故かやる気が出ません。
後悔というと少し大げさですが、こういった小さなことの積み重ねかなと思います。
「頑張れなかった」→「体力回復」「挽回するぞ!(やる気アップ)」となれば良いのですが、現実は「頑張れなかった」→「萎えて、さらに頑張れなくなる」という負のスパイラルですね。
こういった小さな後悔を減らすことで、大きな後悔を生まないフリーランスになれるはずなので、今日も共に頑張っていきましょう。中火くらいで。