ようこそ、タクヤフリーランス(@takuya_tweet)へ。
僕は新卒で会社員となり、2年半勤めた後、退職してフリーランスになり2年目となります。
会社員時代の仕事は現在フリーランスで行っている仕事とは無関係の業種です。
僕は今、大学4年生にタイムスリップするのであれば、会社へは就職せず新卒フリーランスを目指すかなと思います。
理由はシンプルで、僕の実体験として結局フリーランスになるのであれば、関係のない業種の会社員として働いていた時間はほぼ意味がなかったからです。
社会経験というフワっとした言葉で誤魔化すことも可能ですが、「フリーランスになりたい」のであれば、普通に1歩も前にでない期間でした。\
そこで本記事では、「新卒フリーランスが断然ありな理由」と「新卒フリーランスとして生きる方法」について解説していきます。
新卒フリーランスになろうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
この記事の内容
- 新卒フリーランスという選択肢はありです
- 新卒フリーランスとして生きる道は3とおり
- 新卒フリーランスは勇気が必要な選択で、人を選ぶけど価値が高い選択
新卒フリーランスという選択肢はありです
再度主張しますが、新卒フリーランスは断然ありです。
その理由を解説していきます。
新卒就職には昔ほどの価値がない
現代の若者にとって新卒切符は昔ほど価値が高いものではありません。
理由は新卒で入った会社で定年まで勤めるモデルの終身雇用制度が崩壊していて、そもそも1つの会社にずっと務めるのが若者世代にとって普通のことではないからです。
社会の変化により、今の20代30代は定年までに転職を経験する人がほとんどになるはずです。
ずっと同じ職場で働いても給料が上がりにくいし、リストラや倒産の可能性も高いですからね。
頑張って働いたら給料が増える時代ほど、1つの企業に貢献し続ける価値が低いわけです。
といっても、まだ新卒切符は有利
日本だと、「新卒=スキル・実績なし」が当然で、学歴や印象、学生時代の活動なんかで就活の合否が判断されます。
ようするに、企業側で育てる前提の採用です。
なので、新卒切符を使えば、本来能力的に届かない企業にも多少入りやすいわけです。
- 向上心なし新卒就活生:就活時に要領よく取り繕えば大企業に入れるかも
- 向上心極大新卒就活生:就活時に正直に話しても大企業に入れる
新卒だと、就職後は適当に働くつもりでも誤魔化しが効きやすいです。
学歴等は必要ですが育てる前提の採用なので差が出にくいです。
- 向上心なし転職:前職での能力や実績で判断されるので大企業には採用されにくい
- 向上心極大転職:前職で発揮した向上心が評価され大企業にも採用されるかも
上記のとおりです。
日本だと中途の転職よりも新卒を多く採用して育てる文化が根付いているので、現状まだ新卒の方が就職はしやすいことは事実になります。
結局辞めるのであれば、早くスタートした方が有利
仮に就職しても結局退職してフリーランスになるのであれば、早くフリーランスとしてスタートした方が有利です。
- 就職して3年後フリーランスになる:26歳でフリーランス歴0年スタート
- 新卒でフリーランスになる:26歳になるとフリーランス歴3年
3年就職しただけで上記の経験差が開きます。
3年の経験差というと、中学一年生から野球を始めた人と高校一年生から野球を始めた人くらい差があります。
運動部の経験がある人であれば分かると思いますが、経験差は歴然ですよね。
僕は就職して2年半後にフリーランスになったので、ほとんど前者のパターンです。
結局フリーランスになるという選択をするのであれば、3年は会社員を続けるみたいな謎の風潮はスルーしましょう。意味ないです。
といっても、下積みなしだと失敗する可能性が高い
新卒フリーランスという選択肢はありなのですが、誰にでもおすすめというわけではありません。
フリーランスは事業者・経営者として自分でお金を稼いでいかなくてはならないため、そのための能力や覚悟がない人であれば、速攻失敗して廃業してしまいます。
新卒状態でフリーランスとして個人で稼いでいく能力や覚悟がある人ってかなり少ないはずです。
とはいえ、就職して普通に数年働いたからといって「個人で稼いでいく能力や覚悟」が身に付くものでもないので、「じゃあ就職した方が良い」というわけでもなく、自主的な下積み・修業が必須になります。
新卒フリーランスとして生きる道は3とおり
新卒フリーランスとして生きていくルートは以下の3とおりです。
- ルフィルート:自分の船で冒険し続ける
- シャンクスルート:海賊王の船で経験を積んだ後、自分の船で冒険する
- エースルート:自分の船で冒険していたが、途中で海の王者の船に乗る
「ルフィ」「シャンクス」「エース」はONE PIECE(ワンピース)に出てくるキャラクターなのですが、ワンピースを読んでいる人だとイメージがしやすいかなと名前を付けてみました。
もちろん、ワンピースを知らなくても分かるように解説していきます。
ルフィルート:自分の船で冒険し続ける
これはフリーランスに例えると、新卒でいきなりフリーランスになり、そのままずっとフリーランスとして生きているルートです。
ルフィは今や大きな船に乗っていますが、最初はボートみたいな小舟で冒険をスタートしています。
フリーランスでも、新卒フリーランスとして小さくスタートして、少しずつレベルを上げていくイメージにですね。
シャンクスルート:海賊王の船で経験を積んだ後、自分の船で冒険する
フリーランスに例えると、新卒ではフリーランスにならず、フリーランス業に繋がりそうな業種の企業に就職し、経験を積んだ後、独立するといった流れです。
- フリーランスエンジニア志望:エンジニア就職する
- フリーランスデザイナー志望:デザイナー就職する
- フリーランスマーケター志望:マーケター就職する
一度就職するので、フリーランスになるまで数年かかりますが、実務経験を得ることができるので、フリーランスとして失敗する可能性を減らすことが可能です。
フリーランスに全く関係ない業種で働く就職期間はあまり意味がありませんが、同業種での勤務経験は自分にとって価値のある経験となります。
エースルート:自分の船で冒険していたが、途中で海の王者の船に乗る
フリーランスで言うと、新卒フリーランスとしてある程度活躍していたけど、途中で働いてみたい魅力的な企業に出会い就職したといった感じです。
新卒でフリーランスになったからといって、途中で就職することもできます。
フリーランスとしてしっかりと仕事をこなしそれなりの実績やスキルを身につけていれば、欲しいと言ってくれる企業はあるはずです。
もしかしたら、いわゆる大企業には入れないかもしれませんが、フリーランスとして頑張っていた自分を評価してくれる企業は存在します。
新卒フリーランスを検討している時点で、大企業志向は少ないかなと思っているので問題はないかもです。
大前提:冒険に出る前の修業が必須
3通りのルートを紹介しましたが、共通して言えることは全て「下積み・修業」が必須なことです。
シャンクスは分かりませんが、ルフィもエースも海賊として冒険に出るまでに何年も強くなるための修業をしています。
仮に下積み・修業なしで冒険に出ていたら速攻でゲームオーバーしていたはずです。
フリーランスも同様に、フリーランスとして個人で稼げるだけのスキルが必須になります。
個人で稼ぐスキルを習得するには、それなりの勉強が必須で、何もしていない素の状態で新卒フリーランスになってもすぐに廃業の未来が待っています。
新卒フリーランスの修業例
- 大学時代からフリーランスとして活動しておく
- 新卒フリーランス(まだ稼げない)になりアルバイトで生計を立てつつ頑張っていく
- 同業企業のインターンとして働きつつ、新卒フリーランスとして頑張っていく
上記の感じです。
アルバイトの例は、もし実家がお金持ちだったり、貯金がたくさんあればバイトなしでOKです。
ですができれば、大学4年生(みんなが就活したり、卒論を書いたり、最後の思い出を作っている時)の1年間をフリーランス活動に全投資すれば、いきなり新卒フリーランスとして稼いでいけるかなと思います。
もし、間に合わず手ごたえを感じている場合は、アルバイトやインターンがおすすめです。
下記の記事か参考になるかなと思います。
新卒フリーランスは勇気が必要な選択で、人を選ぶけど価値が高い選択
この記事の内容をまとめると次のとおり
- 新卒フリーランスという選択肢は、今の時代において断然あり
- 理由は現代の若者にとっては、新卒就職に昔ほどの価値はないから
- 就職して3年とかで辞めるのであれば、早くフリーランスになって経験値を溜めた方が個人で稼ぐ能力が身に付く
- とはいえ、下積みなしでフリーランスになると失敗する確率は高いので3つのルートから選ぶべき
- 「ルフィルート」「シャンクスルート」「エースルート」好きな道を選んで、まずは月20万円を稼げるようになろう
まずは、新卒フリーランスとして月20万円稼げるようになりましょう。
月20万円稼げれば、新卒でフリーランスになっても失敗だったとは思わないと思います。
最初は月15万円でも20万円でも問題なく生活できればOKです。
フリーランスの収入は会社員に比べ簡単に上がるので、生活を維持しつつ収入アップを目指しましょう。
>>フリーランスとして月20万円稼ぐ方法【効率アップと月30万も解説】
今回は以上です。
「新卒フリーランスは断然あり」という話でした。
10年前とか20年前であれば新卒フリーランスなんて有り得ない選択肢だったと思うのですが、現在だと「珍しいけど、そういう人もいるよね」くらいの選択肢です。
周りの雰囲気に流されず、自分の判断と抜け目ない情報収集で人生の選択をしていきましょう。