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僕は会社員からフリーランスになり、老後の保障なしといった環境で生きています。
この記事の内容
- フリーランスの老後資金はいくら必要?
- フリーランスが老後の資金・貯金を備える具体的行動
- フリーランスは今頑張れば頑張るほど老後が安泰になる
僕は会社員を辞めてフリーランスになる時、若干の人生のテンプレレールをはみ出すというか、「学校を卒業して就職、結婚して子供を育てて定年、年金生活へ」みたいなよくあるレールから少し外れたなと思いました。
なので、老後の生活ってどうなるのかな?大丈夫なのかな?と不安に思ったことがあります。
そこで今回は、フリーランスの老後の資金はいくらなのか」「フリーランスの老後を安泰にする方法」「を解説していきます。
フリーランスの老後資金はいくら必要?
結論なのですが、老後の資金が最低いくらあれば良いかなんて予測不能です。
何だよと思うかもですが、数十年後の日本がどうなっているか分からないし、仮に政府が言った「2,000万円」だとしても、しっくりこないというか、あくまで総合的な予想なので鵜の身にはできないですよね。
居住地域や生活スタイル、健康状態でも必要な資金は変わってくるし、人によってバラバラです。
老後の資金はあればあるほど安心
当然かもですが、老後の資金は多ければ多いほど安心安泰です。
別にお金は余っても良いし、余るほどお金があれば老後も悠々自適な生活ができますよね。
フリーランスは生涯年収が決まっていない
フリーランスには年収のモデルが存在しません。
- 会社員:20代は年収300万円、30代は400万円、40代は500万円…
- フリーランス:全年齢0円~∞円
上記の感じで、会社員だと収入モデルがあるので、会社に入った瞬間に生涯年収の金額が大枠確定します。
転職や退職があるので完全な決定ではないのですが、転職で年収が2倍に跳ね上がるなんてことはそうそう起きないですよね。
固定の生涯年収だと、退職金+厚生年金が老後の生活資金になるのが基本ですが、フリーランスのように可変の生涯年収だと+αで資金を用意しやすいです。
生涯年収2億円よりも3億円、4億円の方が安泰だし、10億円あればもっと安心なので稼げるだけ稼ぎましょう。
会社員の生涯年収以上稼いでおけば安心
フリーランスの生涯年収は「0円~∞円」なので、会社員の生涯年収以上稼いでおけば安心です。
大卒会社員の生涯年収の中央値は2億4,000万円なので、定年までに2億4,000万円稼ぎましょう。
2億4,000万円は22歳スタートの計算なので、フリーランスになる以前、22歳から今まで稼いだ金額も合算してOKです・
会社員の中央値以上稼いでいけばとりあいず安心
フリーランスとして会社員の中央値以上の生涯年収を稼いでおけば、世の中の大半の会社員が老後生活できる世の中であれば、問題なく生きていけるはずです。
仮に「会社員の生涯年収中央値以上稼いだフリーランス」が老後に困るとしたら、過度な出費をし続けた人生だったか、過半数くらいの会社員も老後困るといった世の中なので仕方ないかなと思います。
とはいえ、失敗のリスクもある
会社員には年収モデルがあって、生涯年収が大枠固定と紹介しましたが、大枠固定ということは、突然年収100万円とか0円とかにはならないという事です。
収入が安定していないフリーランスだと急に年収が下がったり、年収のアップが止まったりする可能性があります。
このままのペースだったら問題なく2億4,000万円に到達したけど、40歳から突然年収が200万円下がったみたいなケースですね。
会社員だと年収がなかなか上がらない会社だったとしても、急に年収が100万円下がったりはしないはずです。
フリーランスが老後の資金・貯金を備える具体的行動
フリーランスが老後の資金・貯金を備え、素敵な余生を送るための行動を解説します。
同世代の会社員よりも確実に稼いでおく
前提として、常に同世代会社員の収入よりも稼ぐよう意識しましょう。
理由は会社員の形態の方が安定性に特化した働き方で、安定性が劣るフリーランスなのに収入まで低いと将来が不安だからです。
スキルアップで単価アップを常に目指す
フリーランスの収入には単価が大きく影響しています。
そして単価は、スキルと実績によって金額が上下するものです。
要するに、スキルアップを続ければ単価が上がり、収入がアップ、結果的に生涯年収が上がります。
「スキルアップを続ける=生涯年収が上がり続ける」というシンプルシステムなので、スキルアップし続けましょう。
ただし、闇雲に勉強すれば良いわけではなく、自分の業務に使える・役に立つ・単価や効率関係するスキルを習得すべきです。
個人年金や積立てに加入しておく
フリーランスは国民年金であり、厚生年金加入者よりも年金受給時の金額が少ないです。
- 会社員など:厚生年金に加入…年金受給額は月14万円くらい(個人差あり)
- 個人事業主など:国民年金に加入…年金受給額は月5万円くらい(個人差あり)
年金受給額に差がある理由は、厚生年金の中には国民年金も含まれているからです。厚生年金(国民年金を含む)といった感じ。
既に年金制度は崩壊しているとも言われており、今の20代や30代は老後年金を貰えないかもなので微妙ですが、もし年金受給できれば金額の差は大きいですよね。
なので、フリーランスは国の制度とは別の個人年金に加入しておき、老後の年金受給額を上げるのも良いかなと思います。一応節税にもなりますしね。
収入が安定していないフリーランスはやらなくていい
例えば、月収が20万円だったり40万円になったり5万円になったりと、収入が安定していない、数か月後や数年後にお金に困るかもしれない状況のフリーランスは個人年金などには加入しなくて良いと思います。
老後に備えるよりも、今の生活を安定させる方が先決です。
個人年金などにお金を分散してしまうと引き出せないので、まずは今の生活を安定させ、余裕ができたら老後の備えもしておくといった順序をおすすめします。
とはいえ、フリーランスであれば一攫千金を目指したい
個人的な思想・野望が若干入っていますが、せっかくフリーランスになったのであれば、会社員では到達できなかったような生涯年収を目指すのがおすすめです。
「生涯年収の上限がない」というフリーランスの利点を存分に活かして、若いうちにお金を稼ぎまくって老後の資金までオーバーキル、勝ち越ししましょう。
例えば、20代や30代のうちに会社員の生涯年収分稼ぐことができれば、老後は圧倒的に安泰ですよね。
早めに用意しきれる老後の備えなんて「資金」くらいしかなく、お金を早く用意できれば、「人とのつながり」や「健康」といった他の老後に持ち越したいモノに注力できるわけです。
「人とのつながり」や「健康」は事前に用意しきれるモノではなく、継続して持ち続けなければならないものですからね。
フリーランスは今頑張れば頑張るほど老後が安泰になる
この記事の内容をまとめると次のとおり
- フリーランスの老後資金は予測不能だけど、資金があればあるほど安心
- 会社員の生涯年収以上稼いでおけば安心
- 個人年金に加入すると老後の安心感は増える
- とはいえ、フリーランスになったのであれば一攫千金を目指したい
汚い言葉で言うと、フリーランスなら稼いで稼いで稼ぎまくることで老後も安心できるよということです。
悲報:現代だと会社員もフリーランスも老後は約束されない件
一昔前だと、新卒で会社に就職して終身雇用されれば老後も約束されていた世の中でした。
ですが、現在では会社が倒産したりリストラされて職を失ったり、転職に失敗したり当たり前に起こります。
今の若い世代だと、新卒で入った会社に定年まで勤める人の方が少ないと思います。
世の中の変化が激しい事と日本の衰退で「真面目に働いていればOK」「老後も安心」といった時代ではないですよね。
なので、会社員なら安心・公務員なら安心・フリーランスなら危険と決まるわけではなく、「能力のある人間なら安心」「自分で考えて行動できる人間なら安心」「とりあいずお金を莫大に持っている人間なら安泰」といった時代になっているはずです。
「今の自分を極限まで育てる=老後の安泰にも繋がる」なので、働き方に限らず、これからの時代に生き残れる人材を目指すことをおすすめします。
僕も日々頑張っていきます。