はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
未経験&スキルなしからフリーランスになって2年目となります。
過去の僕は、何の業種ならフリーランスになれるか、おすすめの業種はあるか、疑問に思っていました。
調べても、「フリーランスにおすすめな業種30選」とかばかり出てきて、結局どれをやれば良いのか、どれが生の情報なのか分からなかったんですよね。
そこで今回は、実際に未経験・スキルなし状態からフリーランスになった僕が、おすすめの業種を4つ紹介していきます。
選考基準的には、「全くの素人からでも始められる」「半年以内に数万円稼げるようになる」「数十万円稼ぎ続けられる未来もある」といった感じです。
これからフリーランスになりたい方にとっては結構参考になると思っています。
過去の僕が知りたかった情報ですしね。
この記事の内容
- 未経験でもフリーランスになれる4つのおすすめ業種
- どの業種でもフリーランスとして安定するには時間がかかる
それでは解説していきます。
未経験でもフリーランスになれる4つのおすすめ業種
未経験でもフリーランスになりやすい4つの業種は以下のとおりです。
- ライター
- WEB制作者
- デザイナー
- 動画編集者
1つずつ紹介します。
ライター
ライターはWEBメディアの記事等を執筆して報酬を貰う業種です。
スキルは「ライティング」で正しく読みやすい文章を書くことが大切になります。
ライターは最速で稼げる
ライターを選ぶメリットは、お金を稼げるようになるスピードが早いことです。
スキルなしでも受けられる案件があり、今すぐでも数百円であれば稼ぐことができます。
といっても、スキルゼロで数百円稼ぐのは微妙なので、フリーランスを目指すのであれば、生計を立てられるレベルの単価を目指しましょう。
ライティングの知識に一通り目を通し、実際にライティング案件をこなしながらスキルアップしていけば、活動開始前の勉強時間がほとんどなく、すぐに実践段階に入れます。
初心者でも簡単に受けられる仕事が多いこともすぐに始められる理由です。
最終的には専門知識が欲しい
ライターは初心者でも受けられる低単価案件から上級者しか受けられない高単価案件まであるので、得られる収入幅が広いです。
普通にライティングスキルをつけて、実績を積み信用されるフリーランスライターになるだけで十分生活費+αを稼ぐことができるのですが、さらに高い収入を稼ぐとなると専門知識が必須となります。
- SEOライティングができる(Google検索で上位表示されやすい記事の書き方)
- セールスライティングができる(読んだ人がこの商品を買いたいと思うような文章)
- 格安スマホに詳しい(専門知識があればレアライターになれ単価が上がる)
- 美容に詳しい(専門知識があればレアライターになれ単価が上がる)
- 法律や制度に詳しい(専門知識があればレアライターになれ単価が上がる)
- 医療系に詳しい(専門の資格があればレアライターになれ単価が上がる)
- 社会経験が豊富(専門的な経験があればレアライターになれ単価が上がる)
既に詳しいジャンルがあり、ライターの案件で活かせそうならその専門知識を使うと収入を上げやすいです。
現状詳しいジャンルがなければ、案件でよく見かける需要の高そうなジャンルの中で興味が湧きそうなジャンルの記事を受けて調べながら書けばOKです。
積極的に同じジャンルの記事を書いてリサーチしているうちに、自然と詳しくなっていきます。
ライターになる具体的行動
- 行動①:「ライティング 方法」等で検索して読む(10サイトくらいは見よう)
- 行動②:サグーワークス、クラウドワークス、ランサーズに登録してライティング案件を探し受けてみる
- 行動③:自分が書いた記事(公開できるもの)を溜めて、実績を充実させつつ、ライティングを改善していく
- 行動④:実績やライティングスキルが少しでも上がったらどんどん単価交渉していく
また、公開できるライティング実績として自分のブログを作ることもおすすめです。
受注した案件だと実績として公開できないものも多いので、ブログを実績として公開しましょう。
>>フリーランスはブログを開設するとキャリアが上がる【継続がおすすめ】
WEB制作者
WEB制作者はホームページやランディングページなどのWEBサイトを制作し報酬を貰う業種です。
コーディングスキル、プログラミングスキル、デザインスキル等を使用します。
WEB制作は単価が高い
WEB制作は4つのおすすめ業種の中で、1案件に対する単価が一番高い特徴があります。
激安単価の案件だとしても1件数万円の報酬は貰えますからね。
WEB制作者に必要なスキルは主に「コーディング/プログラミング」と「WEBデザイン」になります。
コーディングのみの案件を受けることも可能で、WEBサイトのデザインは作れないよというパターンでも大丈夫です。
流石にコーディングもWEBデザインも両方できた方が報酬は上がりますが、コーディングのみでも生活費は安定して稼げます。
4つの中では最遅
WEB制作は1案件の単価が高いので、その分稼げるようになるまでのスピードは遅くなります。
ある程度のプログラミングスキルを習得しなければ、仕事を受けること自体できないからですね。
- ライター:レベル1でもOK、レベル20でもOK、レベル100でもOK(レベルが上がるごとに単価も上がる)
- WEB制作者:レベル1ではNG、レベル20でもNG、レベル60でやっと低単価案件が受けられる
上記のイメージです。
早いケースでも、毎日8時間とか継続して勉強できる人で3ヵ月~半年は学習時間が必要となります。
WEB制作者になる具体的行動
- 本やプロゲートなどでHTMLとCSSの基礎を学ぶ
- 簡単なWEBサイトを模写で作ってみる(ググりまくりながら)
- オリジナルのWEBサイトを作ってみる
- クラウドワークスやランサーズ、直営業で仕事を受けてみる
- 仕事をこなしながらスキルを磨き続ける
案件を探す際は、模写で作ったサイトとオリジナルで作ったサイトを実績として提示すると、信用が増して仕事を受けやすくなります。
デザイナー
デザイナーはチラシやパンフレットのデザイン、アプリ画面のデザインなど様々なデザインを作る業種です。
使うスキルやツールはさまざまですが、アドビのフォトショップやイラストレーターを基本的に使用します。
デザイナーは専門知識なしでもなれる
デザイナーは芸術系の大学を出ていたり、デザインの専門学校を出ていないとなれないイメージがありますが、素人でもフリーランスデザイナーになれます。
ここで言うデザイナーは、唯一無二のセンスでデザインを作る芸術家というよりは、ビジネス的な要素の強いデザイナーです。
アートというよりは、「商品に必要なデザインを作る」「見た人が興味を持つようなデザインを作る」「使った人が使いやすいようなデザインを作る」といったデザイン業となります。
なので、初心者でも「使いやすいデザイン」や「見やすいデザイン」とかを学べばフリーランスデザイナーとしてお金を稼ぐことが可能です。
「唯一無二のデザイン」よりも「よくある一般的なデザイン」の方が需要は高いことが理由ですね。
仕事は探しにくい
デザイナーは初心者だと仕事を探しやすくはないです。
デザイン単体の仕事もないわけではないですが、数は多くなく競争率が高くなります。
なので、最初のうちはWEB制作者と組み、WEBデザインを中心に受けていくのがおすすめです。
もともとデザイン系のスキルがあってそれを活かせる人であれば、得意そうな仕事を片っ端から受けていけば問題なしですが、初心者スタートならWEBデザインをおすすめします。
理由はWEBデザインの需要が高く、継続して仕事を受けられる可能性が高いからです。
>>フリーランスでイラストを描くなら、WEBデザインもすると収入が上がる
デザイナーになる具体的行動
- 行動①:フォトショップやイラストレーターを一通り使えるようになる
- 行動②:実績として公開できるデザインを作ってみる
- 行動③:作ったものをアピールしつつ、クラウドワークスやランサーズ、直営業をする
- 行動④:需要の高い系統のデザインや得意な系統のデザイン実績を増やしていく
動画編集者
動画編集者はYouTube動画の編集やプロモーション動画を作ったりする業種です。
YouTubeの需要が圧倒的だと思うので、アドビプレミアプロを使ったYouTube動画編集スキルを習得しましょう。
動画編集者は今1番伸び続けている
動画編集者はフリーランス業としては比較的新しめの業種です。
もともと動画編集・制作で活動していたフリーランスはいますが、どちらかというとプロフェッショナル、初心者が早めに仕事を受けれるようなジャンルとしてメジャーではありませんでした。
ですが、YouTube市場の発達、参入者の増加により、YouTube動画(もともとはYouTuberが素人なりに編集していた文化の延長上)規模の案件が増えました。
動画編集スキルは、誰でもすぐできる程簡単なものではありませんが、一般的なよくあるYouTube動画編集レベルだと、1~3ヵ月くらいで達成可能です。
ある程度の初期投資が必須
動画編集者にはそこそこスペックのパソコンが必要であり、持っていなければ初期投資が必要になります。
また、動画編集ソフトのアドビプレミアプロも月額数千円のサブスクです。
スマホで編集したり、無料の編集ソフトを使うことも可能ですが、動画編集者としてフリーランスになるのであれば、「仕事の受けやすさ」「作業の効率」を考えるとパソコンとプレミアプロが必須になります。
発注者側の立場になると「スマホで編集します!」「無料のソフトで編集します!」という人にお金を払って仕事を頼みたくないですよね。
10万円程度の初期投資が必要です。
強スペック、中程度スペックのパソコンを既に持っているのであれば、プレミアプロ(月数千円)だけで問題なし。
動画編集者になる具体的行動
- 行動①:パソコンを用意
- 行動②:YouTubeや解説サイトを見ながら動画編集を学ぶ
- 行動③:適当な素材や自分で撮影した素材をYouTube風に編集する
- 行動④:YouTuberにひたすら営業、もしくはクラウドワークスやランサーズ
営業するYouTuberは有名でなく登録者1~9万人くらいがおすすめかなと思います。
もしくは、お金を持ってそうで忙しそう、YouTubeの動画編集にあまり時間を使えていなさそうな人が狙い目ですね。
どの業種でもフリーランスとして安定するには時間がかかる
紹介した「ライター」「WEB制作者」「デザイナー」「動画編集者」の4つは、努力を継続できる人であれば、割と早く数万円~生活可能な金額を達成できるはずです。
割と早く稼げるはずですが、フリーランスとして安定するのには時間がかかります。
脱初心者レベルでは当然、サボればサボっただけ収入が下がるし、上手くいかない月があって収入が落ち込むタイミングも発生しやすいです。
なので、少し頑張っただけで「将来安泰」「人生勝ち組」「手に職のある人生」とはなりません。
脱初心者は、まとまったお金を個人で稼げるようになった段階
フリーランスとして10万円20万円稼げるようになれば、仮に就職しても副業で月数万円は得ることができそうだし、「個人で稼ぐ力」は確実に上がっています。
だからと言って、1年間稼ぎ続けられる保証もないし、5年後どうなっているかも分からないので、スキルアップや試行錯誤を続けましょう。
継続して成長・挑戦をし続ければ、知らぬ間に生活や収入、自分のポジションが安定しているはずです。
>>【現実】フリーランスは厳しいけど、努力家にはイージーモードな話
自分にあった業種選びをしてフリーランスになろう
この記事の内容をまとめると次のとおり
- 未経験でもフリーランスになれる業種はライター、WEB制作者、デザイナー、動画編集者の4つ
- それぞれ比較的短期間で稼ぐだけのスキルを取得可能で、需要も多い
- といっても、高い水準のスキルを身に付けたり、収入を安定させるには継続的なスキルアップが必須
- まずはスキルの習得からスタートしよう
要するに、4つの業種から好きな仕事を1つ選んで習得し、レベルアップを継続していくべきというお話です。
今回は以上です。
ライティング・WEB制作・デザイン・動画編集どれを選んでも問題なくフリーランスになれると思うので、まずは1つスキルの習得からスタートしてみてください。
個人で稼げるスキルを1つGETするだけで、人生の自由度がかなり変化します。