ようこそ、タクヤフリーランス(@takuya_tweet)へ。
僕は会社員からフリーランスになり2年目となります。
会社員時代、副業は禁止だったのですが、まずは副業としてフリーランス業をやってみようと取り組んでいました。
この記事がおすすめな人
- 専業フリーランスを目指しているが、まずは副業で始めてみたい方
- 本業を持ちつつ、副業フリーランスとして副収入を得たい方
- おすすめの副業が知りたい方
結論を先に行ってしまうと、タイトルでネタバレしているように、副業でのフリーランスは稼ぎにくくおすすめしません。
とはいえ、おすすめできるパターンもあるといった感じ。
この記事では、「副業フリーランスが稼ぎにくい理由」と「副業フリーランスをおすすめできるパターン」を解説していきます。
副業フリーランスはおすすめしません
副業でフリーランスを始め、稼ごうとするのはおすすめできません。
時間が足りず超ブラック労働になる
理由はシンプルに本業&副業を行う日々は忙しすぎるからです。
「一日10分スマホをいじるだけで10万円もらえる」みたいな半詐欺みたいなやつって嘘ですからね。
副業と言えど、フリーランス業にはそれなりのスキルと作業が必須で、誰でも簡単にできるアンケート回答とかだと報酬は数円レベルです。
副業フリーランスだと取り組める時間が短い分、本業並みもしくはそれ以上の熱量で取り組まなければ数万円の収入は得にくくなります。
本業の都合で副業の仕事が終わらない可能性がある
もし副業フリーランスとして仕事を受注できても、本業の都合で納期までに仕事を終えられない可能性があります。
副業は基本的に本業以外の余った時間を使うので、本業が急に忙しく残業が増えたり、疲れて副業のやる気がでないなんてこともありますよね。
そういった場合、副業で受けた仕事が全然進まず、納期に間に合わない、すっ飛ばしてしまう危険性が増します。
納期に間に合わなそうでも本業であれば時間をフル投入して作業できますが、副業だと取り組める時間は限られるので、計画通りに進まなければ詰みます。
そもそも、副業の肩書では仕事を取りにくい
副業としてフリーランスを行う場合でも、自分で営業して仕事を取ることになります。
その際、「私は副業でフリーランス活動をしている者です」というと受注確率がかなり減ると思います。
理由はシンプルで、発注側は副業だと不安だからです。
副業だと納期までに仕事を終わらせられるのか不安だし、「副業=本人にとっては左程重要ではない、メインの収入源は別にある」なので、そんなに頑張っていなそうに見えるし、飛ばれる可能性が専業フリーランスよりは高めです。
それなら、専業フリーランスもたくさんいるし、専業フリーランスに仕事を依頼した方が発注者は安心ですよね。
要するに、副業フリーランスで仕事を取るには、専業であることに勝る価値を用意する必要があります。
例えば、「実績がすごい」「スキルが高い」「付加価値がすごい」「圧倒的低価格」とかですね。
専業でも副業でも変わらないくらい一瞬で終わる仕事(アンケート回答など)だと、副業でも不利ではありませんが、そもそも全然稼げないので微妙です。
大変な日々を送って結果月数万円得られるだけ
副業フリーランスは不利である上に結構大変です。
副業フリーランスの特徴
- 本業の余った時間を使うため、日々忙しい
- 副業と言えど、熱量が必須なので事実上ダブルワーク
- 計画通りに仕事が進まなければすぐに詰む
- 副業の肩書では仕事を取りにくいので営業活動に時間を取られる(ただでさえ時間が少ないのに、報酬が出ない営業活動に時間を使う)
上記のとおりです。
これだけ大変な日々を送って、月数万円の副収入を得られる感じ。
しかも、最初から上手くいくわけないので、数ヵ月は全然稼げないけど副業フリーランスを頑張る、数ヵ月頑張れば数万円稼げるかもといったイメージです。
月5万円稼げれば、年60万円なので副業フリーランスに挑戦してみる価値はありますが、大変さから10年とか続けられるものではない気がします。
副業フリーランスをおすすめできる3つのパターン
副業フリーランスは基本的にはおすすめしませんが、副業フリーランスがおすすめできるパターンも存在します。
副業フリーランスがおすすめできる3つの例
- 本業と同じ仕事を副業にできる
- 将来専業フリーランスを目指している
- 何かの資金を貯めたい
1つずつ解説します。
本業と同じ仕事を副業にできる
本業と同じ領域・業務で副業をできる場合、副業フリーランスがおすすめできます。
理由は、新しく何かを勉強する必要もないし、やり方などの模索に脳みそや時間を使う必要がないからです。
また、本業を頑張れば副業にも活きる、副業を頑張れば本業にも活きると常に一石二鳥スタイルになります。
本業からすると家でもスキルを磨く熱心な偉い人だし、副業からすると本業でも同じ仕事をしているプロという肩書です。
本業と同じ仕事を副業にできる例
- デザイナー
- WEBエンジニア
- ライター
- マーケター
本業でやっていることを、副業でも自分主体で受注し行うだけなので、稼げるようになるスピードはかなり早いと思います。
専門知識×ライターもあり
専門知識があるような本業についている方は、専門知識をライターとして活かし副業で稼ぎやすいです。
分かりやすい例で言うと、「弁護士・法律家」「公認会計士・税理士」「医師・医療従事者」など、専門領域のプロが書いた記事であれば説得力と専門性があるので、需要が高く単価も高くなります。
分かりやすい例として弁護士などを上げましたが、偏差値の高い国家資格である必要はなくて、家電量販店に勤めているから家電に詳しいとか、格安スマホやWifiに詳しい、コスメやスキンケアに詳しい、脱毛に詳しいとか、何でもOKです。
本業の専門領域がニッチ過ぎてダメだなと思う方でも、ニッチ過ぎる領域の記事を書ける人間は希少性が高いので思わぬ需要があったりします。
将来専業フリーランスを目指している
今は関係ない業種の仕事をしているけど、脱サラしてフリーランスになりたいといった人も副業フリーランスがおすすめです。
僕はまさにフリーランスとは関係ない業種の会社員をしながら、脱サラしてフリーランスになったのですが、終業後や休日は勉強や副業フリーランスに挑戦といった生活でした。
僕の場合は何をしていいか分からない状態&勉強の比重高めだったので副業として稼ぐことはできませんでしたが、このブログ「タクヤフリーランス」を読めば「何をすれば稼げるか」分かるはずです。
本業(会社員)で生計を立てつつ、フリーランスになるための勉強と副業(挑戦)を続けて「フリーランスでもなんとか生活できそうだな」というラインまで到達出来たら専業フリーランスになるといった戦略であれば、副業フリーランスもおすすめです。
「本業+副業」で忙しいのにあまり稼げない日々を送っても、それは専業フリーランスになるための下積みなので、そういった日々の価値はかなり高いですからね。
何かの資金を貯めたい
ずっと副業を続けていくつもりはないけど、「今は車が欲しいから」「結婚資金を貯めたいから」など短期的な資金の目標を達成するために副業フリーランスを行う場合は悪くないかなと思います。
本業で真面目に働いていてもまとまったお金は用意できない、でも本業の仕事は楽しいし続けていきたいといった場合ですね。
そういった場合、必要な時にちょっと無理をして副業すればお金を稼げるスキルを時間を掛けてでも身に付けておくと人生につまづきにくくなります。
副業でもフリーランスをやるならそれなりの覚悟をしよう
この記事の内容をまとめると次のとおり
- 本業を持ちつつ副業としてフリーランス活動をすることは可能だけどおすすめしない
- 理由は日々ブラック労働になるし、事実上ダブルワーク、副業だと不利だし失敗しやすいから
- とはいえ、「本業と同じ業務」「専業になるための下積み」「極所的な資金準備」であれば副業フリーランスはおすすめできる
副業でもフリーランス活動をすることは可能ですが、それなりに大変です。
理由は副業だとしてもフリーランスは事業者であり、小さな経営者だから。
副業でフリーランスを行うのであれば、それなりに頑張る覚悟で始めるのがおすすめです。
といっても、副業フリーランスは誰でも始められることなので、少しでも気になったら気軽に一歩を踏み出しましょう。嫌になったらやめれば良いだけの話です。