はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕がフリーランスになったときのステータスは以下のとおり。
- 文系出身
- Fラン大学出身
- スキルなし
- 未経験
- フリーランスに全く関係ない業種の会社員
現在は、フリーランスでWEBデザイナー・エンジニアとして生計を立てています。
今回は、文系出身でもフリーランスになれるのかな?と疑問に答えていきます。
結論としては、僕が実際になれているので、「なれます」が答えなのですが、その理由と文系フリーランスになるための具体的な行動も合わせて解説していきます。
これからフリーランスになりたい方の参考になれば嬉しいです。
この記事の内容
- 文系でもフリーランスになれます【僕は実際になりました】
- 文系出身がフリーランスになるための具体的行動
文系でもフリーランスになれます【僕は実際になりました】
僕は文系&スキルなしだったのですが、独学でフリーランスになることができました。
【実体験】文系でも理系でも関係ない
実際、フリーランスに文系も理系も関係ありません。
理由は仕事で使うようなスキルを学校では習わないからです。
別に理系の勉強も使えない
僕はWEB系のデザインやプログラミングを行うフリーランスなのですが、文系で法律や経済、教育を学んでいても正直何も活かせないですよね。
それと同様に、理系で物理や理化学、工学を学んでいてもWEBデザインやプログラミングには何の意味もありません。
- 文系大学で法律を学んだ:WEB系フリーランスには活きない
- 理系大学で物理を学んだ:WEB系フリーランスには活きない
- 専門学校でプログラミングを学んだ:WEB系フリーランスに活かせる
上記の感じです。
エンジニアになる場合だと、理系の情報系の学部や専門学校出身のみ学校で勉強した内容が活きるイメージになります。
といっても、ゴリゴリのエンジニアだと学校で習うようなプログラミングスキル等は大抵の場合、所詮スタートダッシュというか、小学校入学前にひらがなや足し算を勉強した子みたいな少し有利程度だと思います。
ゴリゴリのエンジニアだと、働きだしてからの学習量や経験量がモノを言うはずです。
そもそも、文系って何?
文系も理系も関係ないというと、「文系脳だから理系寄りのプログラミング等は不利」みたいなことを言う人がいるかもです。
返答としては、「気のせい」ですね。
もしかしたら、世界のトップレベルだと脳の構造とかが関係してくるかもですが、一般フリーランスレベルの勉強やスキルが「自分は国語が得意だから」とかいう理由でできないとかないです。勝手な思い込みと言うか、先入観ですね。
- 国語75点、数学90点:偏差値高めの理系
- 国語50点、数学20点:偏差値低めの文系
上記を比べて、後者の人が「俺文系だから数学はできないのよ」と言っていたら、残念ですよね。
いやいや、その定理だと、理系が苦手なはずの国語でも負けていますよ。勉強不足なだけだよね。と言いたくなります。
要するに、文系だからとか理系だからとか、一般人レベルでは関係なく「勉強したか」か重要なわけです。
- プログラミング(理系科目):文系でも勉強すれば習得可能、不利でもない
- ライティング(文系科目):理系でも勉強すれば習得可能、不利でもない
フリーランスの業種例
フリーランスによくある業種例は次のとおりです。
- ライター:ライティング、文章を書く
- エンジニア:プログラミング、サービスやシステムを作る
- デザイナー:デザイン、デザインを作る
- マーケター:マーケティング、広告を出したりする
- 動画編集者:動画編集、YouTube動画やプロモーション動画を編集する
- ブロガー、YouTuber:情報発信、有責な情報や面白い情報を発信する
>>フリーランスにおすすめな仕事は6つです【ここから選べば稼げる】
ライターなら文系(文学部)が有利、エンジニアなら理系(情報学部)が有利、デザイナーなら芸術系が有利などありますが、全て学校を卒業していなくてもなることが可能です。
教師や弁護士、医者や研究者とかだと、学校を出ていないと難しいですよね。
フリーランスは風通しの良い業界なので、「学校で何を学んだ」とかは関係ないわけです。
学校で習っていなくても今から学べばOK
フリーランスは学校でスキルを身に付けていなくても自分で身に付ければOKです。
就職して会社員になっても、学校で習った知識を使う人の方が少ないですよね。
僕も実際、何も知らない状態から本やネットで独学、自分でやりながら模索・改善していきました。
フリーランスだと、文系だけど独学でエンジニアになってみたとか全く珍しくないです。
あと、フリーランスエンジニアになりたくて、お金があるのならば、普通にプログラミングスクールとかも良いと思います。
自分で勉強できなければ、就職やインターンもあり
マーケターとかだと独学は難しいかもです。スクールもメジャーじゃないですしね。
そういう場合は、一度就職してみたり、インターンとして企業で働いてからフリーランスになる選択肢もあります。
実務経験・勉強を積んだ後、フリーランスになる流れですね。
文系理系に関係なく就職可能だし、失敗の確率が減るのでおすすめです。
エンジニアやデザイナーなんかも一度就職した方がスキルの伸びが早いかもですね。
文系出身がフリーランスになるための具体的行動
文系出身からフリーランスになる具体的方法は、まず稼げるスキルを1つ身に付けることです。
このブログ「タクヤフリーランス」を普段から読んでくださっている方だと、「そのパターンね、知ってるよ」と思うかもですね。
行動①:1つ稼げるスキルを身に付ける
まずは稼げるスキルを1つ習得しましょう。
興味のあるスキルを1つ選んでみてください。やってみて微妙だったら変更してもOKです。
稼げるスキルの例
- ライティング:おすすめ
- プログラミング:おすすめ
- デザイン:おすすめ
- 動画編集:おすすめ
- マーケティング:1つめとしては微妙(理由は後述)
下記記事を参考に選んでみてください。
スキルを1つ、脱初心者レベルくらいまで習得するまで勉強&実践し続けましょう。
入門書を1冊読んだだけ、とかだと無意味
フリーランスになれない人は、ここで脱落する人が多いはずです。
「勉強しても全然できるようにならない、意味ないし飽きた、やめよ」といった感じですね。
そういった人に総じて言えることが、努力量が全然足りていないです。
勉強でもスポーツでもゲームでも何でもそうですが、最低でも1,000時間の費やさないとスタート地点に立てません。
あまり強くない部活の控え選手でも1,000時間くらい余裕で練習していますよね。
ましてや、そのスキルでお金を稼いでフリーランスになろうというのだから、相応の時間向き合わなければ何も習得できません。
徐々にでもOKなので、努力の基準を上げていきましょう。
>>未経験・スキルなしから25歳でフリーランスになれた勉強法【実体験】
行動②:スキルを身に付けたら実績を作る
スキルを身に付けたら、「自分にスキルがあることの証明」を作りましょう。
実際に企業から仕事を受けた実績である必要はなくて、自分の制作物とかでOKです。
制作物の例
- ライティング:ブログ記事を書く
- プログラミング:簡単なサービスなどを作る
- デザイン:簡単なモノのデザインを作る
- 動画編集:YouTube動画などを編集する
- マーケティング:SNSや商品などを宣伝する
自分が作れるものの見本を作ります。
仕事を受けてくれるフリーランスを探している人が、「あなたがどんなものを作れるか」把握してもらい、信用をアップさせるためのものです。
スキル証明が難しいものもある
マーケティングとかだと、いくら勉強して知識があったとしても、実勢にマーケティングをして成功した事例がないと信用されにくいです。
マーケティングは難易度が高いので、簡単な実績を作ることさえ難しすぎて、いつまでも実績を作れないというパターンに陥りやすいので、未経験からいきなりフリーランスマーケターを目指すのは現実的でないですね。
- ライティング:完成度はともかく、すぐに実績を作れる
- プログラミング:簡単な実績を作れるまで、数ヵ月はかかる
- デザイン:完成度はともかく、すぐに実績を作れる
- 動画編集:すぐにではないが、割と早めに実績を作れる
- マーケティング:博打
フリーランスとして稼げるようになるまでのスピードだと、「ライティング」「デザイン」「動画編集」辺りがおすすめかなと思います。
>>フリーランスはポートフォリオサイトが必須な話【おすすめの作り方】
行動③:実績を積んだら鬼のように営業する
「稼げるスキル」と「見せられる実績」ができたら、鬼のように営業して、仕事を獲得しましょう。
生計が立つレベルまで稼げれば、無事文系出身フリーランスの誕生です。
「①スキル習得」→「②実績作成」→「③営業して仕事を取る」この3STEPでフリーランスになることができるので、文系だからできないということは全くないですね。
- 文系文学部:「①スキル習得」からスタート
- 文系経済学部:「①スキル習得」からスタート
- 理系理学部「①スキル習得」からスタート
- 理系工学部:「①スキル習得」からスタート
- 理系情報学部:「②実績作成」からスタート(エンジニアなら)
- 専門デザイン:「②実績作成」からスタート(デザイナーなら)
- 専門プログラミング:「②実績作成」からスタート(エンジニアなら)
- 高卒:「①スキル習得」からスタート
芸術学部とか専門デザインであっても、グラフィックデザインとかWEBデザインとか専門でない限りフリーランスのスキルに直結はしていないので、「①スキル習得」からスタートになります。
また、理系情報学部や専門プログラミングでも、フリーランスに発注される仕事に少ないプログラミング言語専攻だと、結局「①スキル習得」からスタートです。
多少の恩恵はあるかもですが、文系スタートでも正直大差ありません。
>>フリーランスに必要なスキルは2つです【習得すれば自由に生きれる】
>>フリーランスの月収いくらなの?【安定して稼ぐ方法と手取りも解説】
文系出身でもフリーランスになる難易度は同じ
この記事の内容をまとめると次のとおり
- 文系出身でも問題なくフリーランスになることは可能
- 理系出身なことが活きるフリーランスはほんの一部
- 文系でも理系でもゼロスタートの人が大半なので1歩ずつ前進
- まずは1つ、稼げるスキルを身に付け、実績を作り営業しよう
現実に、僕が「文系・スキルなし・未経験」からフリーランスになれたように、ある程度の努力量をこなせれば、文系でも何系でもフリーランスになれます。
ポジショントークとかではなく、フリーランスになる前の僕は実際「学校でスキルを習ったわけじゃないし、大丈夫なのかな…」と不安を抱えていました。
ですが、恐れながらやってみたらできたので、今「フリーランスになりたいけど、文系だし、不安」という方の参考になればなと思います。