はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕はフリーランス2年目でして、自分で開業届を作り、届け出をした個人事業主となります。
この記事の内容
- フリーランスの僕が実際に行った開業届の出し方
- フリーランスは開業届なし・無申告でも一応問題なし
- フリーランスになったら即開業届を出してしまうべき
上記の内容を解説していきます。
記事の前半では、僕が実際に開業届を出した方法、書き方などを具体的に紹介します。
真似すれば知識ゼロでも簡単に開業届を提出できるはずです。
記事の後半では、開業届を出すメリットや無申告の場合のデメリットを解説していきます。
フリーランスの僕が実際に行った開業届の出し方
結論として、開業freeeを使いましょう。
無料かつ必要情報はメールアドレスだけなのでかなり手軽に使えます。
僕が開業届を出した流れ
- 開業freeeに登録する
- 書き方に沿って開業届を作る
- 同時に青色申告承認申請書を作成する
- 印刷して税務署に持っていき提出
1つずつ解説します。
開業freeeに登録する
まずは、開業freeeのサイトを開いて会員登録を済ませましょう。
メールアドレスと任意のパスワードを入力するだけです。
メールアドレスは捨てアドでも何でもOKですが、あやしいサービスではないため、フリーランス用のメールアドレスで問題なしです。
>>【フリーランス用】メールアドレスの作り方【取得例と決め方も解説】
開業freeeは無料だし、大手会計ソフトの会社なので信用性が高く、必要事項の入力だけで自動で書類を作ってくれます。
僕は「無料」「安心」「簡単」の3ポイントで開業freeeを選びました。
書き方に沿って開業届を作る
開業freeeを使うと、開業届に書くべき必要事項が入力欄として用意されています。
手書きの開業届を印刷しても「どこは書かなきゃいけないのか」「どこは書かなくても良いのか」分かりづらいですよね。
いちいち検索したりするのも面倒です。
開業freeeなら入力欄を埋めれば、開業届の必要な箇所に自動で表示されます。
名前や住所を複数回書く必要もなくて楽ちんです。
同時に青色申告承認申請書を作成する
開業届を提出する際には、青色申告承認申請書も一緒に提出しておくべきです。
青色申告承認申請書は、フリーランスが確定申告時に青色申告を可能にする書類です。
これを提出しておかないと、白色申告することになり税金を多く払うことになります。
- 青色申告(青色申告承認申請書提出必要):65万円まで控除を受けられる
- 白色申告(何もしなくても可能):10万円まで控除を受けられる
白色申告にメリットはなく、青色申告の方が得なので、青色申告承認申請書は絶対に提出しておきましょう。
開業freeeなら同時に青色申告承認申請書が作成可能
開業freeeを使うと、開業届を作るために入力した項目を反映して自動で青色申告承認申請書も作ってくれます。
青色申告承認申請書の様式を探して、書き方を検索して、とだるいステップがないので良いですよね。
開業届と一緒に青色申告承認申請書を提出するのはセオリーと言うか、しない理由がないため面倒な設定などなく、一連の流れで普通に作成してくれます。
ちなみに、青色申告承認申請書の提出期限は開業日から2ヵ月以内です。
遅れると青色申告できなくなるので、注意しましょう。
屋号を決められる
開業届には屋号を記入する欄があります。
ここに屋号を記入して届け出すれば、個人事業主としての事務所名を持つことができます。
具体的には自分の名前ではなく、屋号で銀行口座を作ることが可能です。
>>フリーランスの銀行口座は使い分けがおすすめだけど僕は分けてない
別につけてもつけなくても全く問題ありません。
自分の屋号が決まっている人は入力しておきましょう。
印刷して税務署に持っていき提出
開業freeeで「開業届」と「青色申告承認申請書」を作成したら、印刷して管轄の税務署に持っていきます。
オンラインで申請することも可能なのですが、僕は時間があったので持っていきました。
「様式を印刷して、自分で記入して…」と作った開業届だと、書いてない個所や間違って書いている箇所があり、修正が必要だったかもしれませんが、自動で作られた開業届だったので、当然ミスもなくすぐに受理されました。
開業freeeを使って開業届を出している人は山ほどいるわけで、その人たちが問題なく提出できているわけなのでミスがないのは当然ですよね。
仮にミスや書式変更があったならば、開業freeeがいち早く対応しているはずです。
プリンターが家になければコンビニで印刷
僕は家のプリンターのインクが切れていたので、コンビニで印刷しました。
使ったのはセブンイレブンのプリンターです。
パソコンで事前に印刷ファイルをアップロードしておき、コンビニのプリンターでパスワードを入力するだけで印刷可能です。
フリーランスは開業届なし・無申告でも一応問題なし
開業届を出すのが恐い、何か…出したくない、という方もいるかもしれません。
僕も何故かちょっと躊躇しました。
開業届を出す義務ってないらしいです。
開業届なし、無申告でフリーランスとして稼いでもOKということですね。
といっても、開業届を出さないメリットは何もありません。
開業届なしでも問題ないが、デメリットしかない
開業届ありでも開業届なしでも、同じく納税の義務があり、特に変わりません。
- 開業届なし:稼いだ分だけ納税する
- 開業届あり:稼いだ分だけ納税する、ただし、青色申告など制度を利用できる
上記の感じ。
開業届を出さず、無申告でフリーランスをやっても、得することは何もありません。
負担する税金を軽減できる青色申告などを利用できないデメリットだけあります。
なので、開業届は絶対に出しておくべきですね。
開業届の提出は簡単だし、メリットが大きいから届け出すべき
開業届の作成や提出方法が複雑であったり、出してもほぼ意味のない書類であれば、開業届を出すのが面倒かもしれませんが、実際は簡単かつメリットが大きいです。
なので、サッと済ませておくことをおすすめします。
- 開業freeeで開業届を手軽に作れる
- 青色申告など節税に繋がる制度を利用できる
また、コロナの影響で行われた個人事業主向けの持続化給付金も、開業届を提出していないと対象にならなかったり、いざという時に開業届を出しておらず困るなんてこともあるかもです。
フリーランスになったら即開業届を出してしまうべき
この記事をまとめると次のとおり
- フリーランスとして開業したら開業freeeに登録(無料)
- 開業freeeで開業届と青色申告承認申請書を印刷し、税務署に持っていく
- 控えを貰えるので、大事にしまっておく
- 開業届なしでフリーランスになってもいいけど、デメリットしかない
開業届の提出は簡単に完遂できるので、後回しにせず即終わらせておきましょう。
今回は以上で終わりです。
このブログ「タクヤフリーランス」では、フリーランスに役立つ情報を日々発信しているので、よければ他の記事も見てみてください。
まずは、速攻で開業届を作成しておきましょう
>>開業freee