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フリーランスの僕が収入を3倍に上げた方法【答えは企業受注です】

はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。

スキルなしからフリーランスになり、2年目となります。

僕はフリーランスになって半年くらいほとんど稼げない期間があり、6ヵ月目くらいから普通に生活できるくらい稼げるようになりました。
そして数ヵ月後には収入を3倍以上に増やせたので、今回はその方法を共有していきます。

この記事の内容

  • フリーランスの僕が収入を3倍に上げた方法
  • フリーランスが企業受注で収入を上げるための行動

記事の中では、フリーランス1年目の僕の収入例やデメリット等にも触れていくので、かけだしフリーランスの方には結構参考になると思います。
そして、誰でもできる方法なので、気になった方は試してみてください。

僕はWEB制作を主に行っているフリーランスです。
紹介する実例はWEB制作なのですが、別業種のフリーランスでも同じ方法が使えると思います。

フリーランスの僕が収入を3倍に上げた方法

結論として、かけだしフリーランスだった僕が収入を3倍に上げた方法は、「制作会社や広告代理店、コンサル系の会社の下請け・パートナーとして仕事を受注する」ことです。

下請け・パートナー受注がおすすめの理由

制作会社等の下請け受注をおすすめする理由は単価の高さにあります。

  • 制作会社等:実績が豊富でネームバリューがあり高単価な仕事を取る
  • かけだしフリーランス:実績が少なくネームバリューがないので単価が高い仕事は取りにくい

仮に制作物(結果)が同じだったとしても、ネームバリューや信用の点で高単価案件の取りやすさが違います。

  • 謎の会社が作った出来の良い車(200万円):誰も買いたくない、売れにくい
  • 同じ車をトヨタが売る(300万円):出来の良い車として評価される、売れる

上記と同じですね。

仮に下請けだったとしても、報酬は高め

制作会社が高単価で受けたとしても、下請けの発注だと報酬が下がって意味ないんじゃないの?と思う方もいるかもですが、大丈夫です。

理由は、かけだしフリーランスが自分で受注できる案件よりも、下請け価格の方が高い場合が多いからですね。

僕がWEB制作業を始めて3ヵ月くらいまでの単価は次のとおり。

  • 【自分で受注】ホームページ制作:4~5万円
  • 【自分で受注】ランディングページ:3万円~5万円

今まで1円も稼げていなかったので、1サイト5万円とかでも十分嬉しかったのですが、相場を考えると低単価案件を受けていました。
この単価だと、月20万円稼ぐのに結構忙しい生活です。

これが、企業の下請けだと次の単価になりました。

  • 【下請け受注】ホームページ制作:10万円~30万円
  • 【下請け受注】ランディングページ:10万円くらい

フリーランスとして既に稼いでいる方から見ると、正直微妙な単価かもですが、稼ぎ始め・かけだしのフリーランスにとっては嬉しい単価ですよね。
1ヵ月2、3件受注すれば、普通に生活していけます。

あと、単価が低い案件だと、制作のボリューム(WEB制作だとページ数等)が多くても報酬には大きく影響しないんですよね。
対して、単価が高い案件だと、制作ボリュームが増えると報酬も作業量の割に合うくらい増えます。

実例紹介:フリーランス1年目の僕

フリーランス1年目の僕の収入推移は以下のとおりです。

  • 【最初の頃】単価5万円位の案件を直接受ける:月20~30万円くらいの収入
  • 【最後の方】単価10~40万円位の案件を下請けで受ける:月40~100万円くらいの収入

さらに、下請け案件の方が仕事は楽

自分で直接仕事を受けるよりも、企業の下請けで仕事を受ける方が楽です。
高単価な仕事の方が楽なんてすごいですよね。

理由は、営業の手間やクライアントとの打ち合わせの手間がないからになります。

  • 自分で直接受ける:営業をして仕事を探す(探している時間は無収入)
  • 下請けで受ける:制作会社等がとった仕事を外注してくれる
  • 自分で直接受ける:専門知識がないクライアントに説明をしながら話を進める
  • 下請けで受ける:外注に慣れた制作会社がまとめた情報をくれる

上記のように、1つの仕事にかかる手間数は下請け案件の方が少ないですよね。

  • 自分で受注の必要工程:【営業】【打ち合わせ】【制作】【確認・報告】【納品】【サポート】
  • 下請けで受注の必要工程:【制作】【確認・報告】【納品】

しかも、下請けの場合、やりとりする相手には専門知識があってスムーズに進む感じ。

悲報:大きなデメリットがある

下請け案件は高単価で手間も少なく、特にかけだしフリーランスにとっては最高の仕事なのですが、大きめのデメリットが1つ存在します。

自分に実績が溜まらない

ほとんどの下請け案件は「実績としての公開不可」だと思います。
制作会社から外注で仕事を受けても、自分の実績として公開できません。
発注元である制作会社の実績になるからですね。

実績が溜まらなければ、自分の立場は上がらない

自分に実績が溜まらなければ、いつまでも自分で高単価案件をとることはできません。
そもそも、自分の実績や信用、ネームバリューが足りず単価が低いから下請けているわけですからね。

一生下請け案件を発注してくれる企業があれば良いですが、そんな保証はどこにもありません。
外注が途絶えた瞬間、「収入ゼロ・実績もゼロ」にならないよう、実績作りのため下請け以外の仕事もしておくのがおすすめです。

フリーランスが企業受注で収入を上げるための行動

ここから、制作会社等が外注したくなるフリーランスになるための行動を解説していきます。
外注したくなるようなフリーランスになれば、収入アップが見込めます。

下請け・パートナーになれるだけの実績を作る

まずはフリーランスとして実績を作りましょう。
「え、実績がないから下請けを受けたいのに?」と思うかもですが、ここで言う実績は「外注しても問題ないスキルがある証拠」を見せられればOKです。

  • 自分で仕事を受ける:豊富な実績や規模の大きい実績が信用を増す
  • 下請けで仕事を受ける:実績が少なくても、スキルを証明できればOK

なので、用意する実績は「練習で作った制作物」とかでも問題なしです。
自分で直営業するために必要な実績よりもハードルが低いですね。

>>フリーランスはポートフォリオサイトが必須な話【おすすめの作り方】

信用される言葉づかい・身なりにする

言葉づかいや身なりも重要です。
外注する企業にとっては、「相手は信用できる人間か」が重要になります。
仕事の途中で飛ばれたり、納期を守らなかったりすると困りますからね。

なので、普通に社会人・ビジネスマンとしての常識がある印象を持たれるのが大切です。

実際に挨拶にいくなら清潔感のある服装や髪形にする、メールのみならばしっかりと敬語と使い分かりやすい文章にするとかですね。

正直、世の中変な人も多いので、「普通にコミュニケーションが取れる人だ」と思われるだけでも高得点な気がします。
僕なら、「技術が高いけど面倒くさそうな人」と「技術は普通だけど会話が普通にスムーズな人」なら確実に後者と仕事がしたいです。

レスポンス速度を一定まで上げる

連絡は早めに返した方が信用されやすいです。
理由はシンプルに連絡が遅いと仕事が進むのも遅いし、何より面倒だから。

メールをしても1週間後に返信が来る人とかだと、一緒に仕事はしたくないですよね。

企業等に属していないフリーランスは、ただでさえ信用されにくいのに「連絡が遅いor取れない」と外注者は不安になります。

即レスである必要はありませんが、毎日メールボックスを見る、メールを見たらすぐ返すといった社会人・会社員なら当たり前に行っていることはやっておくのがおすすめです。

営業数を限界まで上げる

定期的に仕事を振ってくれる企業を見つけるには、たくさん営業する必要があります。

「10件営業して1件返事が返ってくる」レベルだと思います。
返事が来たからといってよい関係を結べるとは限らないですしね。

個人的には50件くらい営業して1件、お試しでも仕事を得られれば良い感じかなと思います。
「2、3件営業して上手くいかず落ち込む」とか時間の無駄なので止めましょう。

期待に応える

仕事を外注してもらえたら、最大限期待に応えられるよう努めましょう。
もしかしたら期待なんてゼロかもしれませんが、相手にも利益・メリットを感じてもらうよう仕事をすべきです。

相手が満足してくれれば、自分の信用が増すし、さらに仕事を振ってくれる可能性もあります。
ゴマをするわけではなく、自分に発注してくれたのだから全力で応えるのは当然ですよね。
上手くいかないこともあるかもですが、毎度全力で貢献しましょう。

+αの価値を用意する

可能であれば、頼まれた業務以外にもプラスで価値提供できると喜ばれるかもです。

例えば、「いつも頼まれることは言われなくてもやっておく」「丸投げでもいつも通り仕事をこなせるようにする」「専門家の立場から提案をする」など、相手のタスクが楽になる系のことが良いかなと思います。

押しつけがましかったり、余計なことにならないよう注意が必要ですが、常に相手の立場を考えて気の利く人間になると今後も付き合っていきたいフリーランスになれると思います。

フリーランスとして収入を上げつつ、自分の名前も育てよう

この記事の内容をまとめると次のとおりです。

  • フリーランスが収入を上げるには、下請け・パートナーとして外注を受けるべき
  • 理由は駆け出しフリーランスだと仕事の単価が低いので、下請けの方が高くなるから
  • だけど、自分に実績が溜まらないデメリットはある
  • 信頼できるフリーランスになれば、仕事が増えていく

やることはシンプルで、「自分のスキル証明を作り、たくさん営業して、全力で仕事をこなす」だけです。

下請け案件と実績作りのバランスを考える

お金が欲しいからとずっと下請け案件をこなすのではなく、定期的に自分の実績を作る行動もするべきです。

自分の実績として公開できる仕事を受けても良いし、ブログやSNSでの発信をしていくのも良いと思います。

自分の実績が充実すれば、下請けの仕事より、直接自分で仕事を取った方が収入が高くなるかもだし、何より自分の立場が安定します。
リスクヘッジの意味でも、自分の実績を溜めておきましょう。

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