はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
未経験&スキルなしからフリーランスになり、半年ほど稼げない期間を過ごしたのち、生計を立てられるようになりました。
この記事の内容はこちら
- フリーランスが生活できるできないの基準
- 生活費月20万円を安定収入として確保する方法
上記の内容を解説していきます。
過去の僕の疑問として、「フリーランスってどんな基準を満たせば生活できるの?」「生活費(税金など込み)をどのくらい稼げれば生活できる?」というものがありました。
今回は、フリーランスとして生活できる基準とその方法をお伝えしていきます。
おそらく、これから紹介する内容をクリアできていない人はフリーランスとして生活できないはずです。
フリーランスが生活できるできないの基準
結論として、フリーランスが生活できる基準は月20万円稼げるかどうかです。
【実体験】フリーランスの生活費は月20万円くらい
僕の体験談として、フリーランスの生活費・必要経費は以下のとおりです。
- 食費:30,000円
- 家賃:60,000円
- 光熱費:20,000円
- スマホやWifi:10,000円
- 健康保険:20,000円
- 年金:16,000円
- 住民税:14,000円
- 雑費:10,000円
- 交際費:14,000円
- 計:194,000円
- 残金:6,000円
※カツカツではなく割と余裕も持った1ヵ月の生活費をイメージ
上記の感じです。
もちろん、概算というか、かなり大雑把なので実際は各項目上下するかもですが、トータルで見るとこんな感じと考えて問題ないかなと思います。
あとは、家賃がもっと安いよとか、格安スマホにするとか簡単に生活費を下げる手段も有効です。
とはいえ、生活費が17万円だろうが15万円だろうが、月20万円くらいは安定して稼いでおいた方が安心ですね。
僕の場合は、会社員時代に強制で加入してしまった生命保険や車の税金や維持費、奨学金の返済なんかもあるので、もう少し稼ぐ必要があります。
月20万円達成できないなら、単価アップを目指す
現状、自分が受けている仕事、これから受けていこうと思っている仕事を頑張っても、月20万円か稼げないのであれば、単価アップのための行動を始めましょう。
- 作業時間1週間で単価3万円の仕事:1ヵ月(4週間)やると12万円
- 作業時間15日で単価7万円の仕事:1ヵ月(30日間)やると14万円
上記だと、いくら頑張ってもそもそも月20万円には到達できないですよね。
1週間かかる作業なら、最低単価5万円、15日かかる作業なら最低でも単価10万円まで単価を上げましょう。
現状で単価アップが難しそうならスキルアップする
月20万円に到達できそうないスキルレベルであれば、フリーランスとして生計を立てられる基準スキルを達成できていないということなので、シンプルに勉強してスキルを上げましょう。
もしかしたら足りていない現状スキルでも、作業効率や営業方法の工夫で月20万円に到達できるかもしれません。
ですが、次のステップアップで月30万円稼げないなど、結局近い未来に詰むので早めにスキルを底上げしておくのがおすすめです。
生活できるフリーランスになるには月20万円分の安定収入を作る
フリーランスとして継続的に生活していくには、月20万円以上の収入を安定的に確保する必要があります。
今月は月20万円稼げても、来月、再来月も稼げないと生活が不安定すぎですからね。
なので、安定的かつ定期的に月20万円分の仕事が自分に入ってくるよう関係性、仕組みを持たなければなりません。
次の章で具体的な方法を解説します。
生活費月20万円を安定収入として確保する方法
生活費「月20万円」を安定収入として確保する方法は次のとおりです。
- 営業販路を見つけておく
- 定期的に仕事を振ってくれるクライアントとパートナーになる
- SNSやブログで自然に仕事が入ってくる仕組みを作る
1つずつ解説します。
営業販路を見つけておく
1つ目の方法として、営業販路の確保です。
営業販路という言葉は間違っているかもですが、要するに「この方法で営業すればほぼ確実に20万円分の仕事を確保できるな」といった営業方法を確立していくということです。
「とりあいずやれば仕事を確保できる」という行動があれば安心ですよね。
- 会社員:雇用契約があるので、毎日会社に行けば給料が20万円確保できる
- 路上の似顔絵屋さん:表参道で似顔絵を描けば1日1万円は売り上げる
- ファンがある程度いるYouTuber:動画を1本出せば2万円の収益は出る
上記の例のイメージです。
フリーランスの場合の例
- クラウドワークスで営業しまくれば、最低でも月20万円は稼げることを実証済み
- 企業に片っ端から飛び込み営業すれば、月20万円分の仕事を取れることを実証済み
- 片っ端から営業メールをすれば、月20万円分仕事を取れることを実証済み
上記の感じです。
その方法が上手くいくことを実証済みであることが重要で、行動の内容はできるだけ具体的な方が良いです。
「企業に飛び込み営業すればOK」よりも「小売業系の会社にECサイトを作る営業を30件する」みたいな感じですね。
勝ち確の営業セオリーを確立するのは簡単ではない
やれば月20万円分の仕事を確保できる行動を見つけるのは簡単ではないです。
といっても、可能性がありそうなものに高負荷で試し続けなければ、一生見つかりません。
なので、可能性がありそうな方法を100回以上改善しながら試す、ダメなら次の方法にシフトといった感じで見つけていくのがおすすめです。
エジソンの「失敗=その方法では上手くいかないことを新発見した。これは成功だ」の理論ですね。行動しないと何も全身しません。
定期的に仕事を振ってくれるクライアントとパートナーになる
外注先を探している、人員が足りなくて困っているといった企業等のパートナーになる方法です。
業種によって相手の形態は異なりますが、「自社ではその仕事を行わないけど、仕事がたくさん来る」「自社に仕事が溢れ過ぎてて人が足りない」といったクライアントとパートナーになれれば、定期的な仕事が舞い込み収入が安定します。
自社ではその仕事を行わないけど、仕事がたくさん来る例
- マーケティング会社:記事作成は自社で行わない、ライターに外注したい
- 広告代理店:広告に使うWEBは自社で作らない、WEBデザイナーに外注したい
- コンサル会社:飲食店のコンサルをするけど、HPやチラシを外注したい
自社に仕事が溢れ過ぎてて人が足りない
- WEB制作会社:仕事がたくさんあるから、余った仕事を外注したい
- 動画編集会社:仕事がたくさんあるから、余った仕事を外注したい
- デザイン会社:仕事がたくさんあるから、余った仕事を外注したい
上記の感じです。
相手もしっかりとしたメリットがあるwin-winの関係を築ければ定期的に仕事を受注できる可能性が上がります。
- 単価20万円の仕事を1件受ける
- 単価10万円の仕事を2件受ける
- 単価5万円の仕事を4件受ける
定期的に仕事を発注してくれるクライアントとパートナーになれれば、営業なしで何もしなくても仕事が舞い込むような状況を作り出せます。
といっても、クライアントに価値提供できるだけのスキルや実績が必須なので、磨いておきましょう。
>>フリーランスの僕が収入を3倍に上げた方法【答えは企業受注です】
SNSやブログで自然に仕事が入ってくる仕組みを作る
SNSやブログで自分ができる仕事をアピールしておき、それを見た人が仕事を依頼するといった仕組みを作ることも有効です。
SNSやブログ以外には、異業種交流会などの集まりに参加するのも良いと思います。
場合によってはオンラインサロンとかも選択肢の1つです。
とはいえ、SNSやブログは難易度が高い
SNSやブログで発信するだけで集客できればかなり効率が良いのですが、発信したからといって仕事が来るわけではありません。
発信をしている人はたくさんいるし、自分のSNSやブログが特別目に留まることはないからです。
根気強く発信を続けるのがおすすめですが、生活費の月20万円であれば、SNSやブログに賭けるよりも他の手段を選んだ方が早いし確実のはずです。
最初は自分の信用アップの意味でSNSやブログを運用するのが良いと思います。
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行動するフリーランスは生活できるが、静止してると生活できない
この記事の内容をまとめると次のとおり
- フリーランスは月20万円稼げれば生活できる
- 月20万円に到達できなそうなら、スキルを上げて単価を上げよう
- 生活できるフリーランスになるためには月20万円分の安定収入を作るべき
- 手段は何でも良くて、「営業販路を見つけておく」「定期的に仕事を振ってくれるクライアントとパートナーになる」「SNSやブログで自然に仕事が入ってくる仕組みを作る」などがある
- 自分なりの事業計画・仕分けを考えて、実現を目指した生活リズムを作ろう
フリーランスとして安定して稼ぐルートを生活リズムに組み込む
月20万円を安定して稼げる仕事量・単価・スキルレベル・仕事獲得ルートを明確にし、どのような行動をどれくらいすれば、実現できるか逆算し、自分の生活リズムに組み込みましょう。
生活できる金額を安定して稼げるだけの行動をしていなければ、生活できないのは当然ですからね。
今回は以上です。
フリーランスとして生活できる基準を早く超えられるよう日々精進していきましょう。