はじめまして、タクヤ(@takuya_tweet)です。
僕は自宅の部屋で仕事をする在宅フリーランス歴2年でして、今も部屋でこの記事を書いています。
過去の僕の疑問として次のようなものがありました。
- フリーランスはどんな部屋で仕事をすれば良いの?
- フリーランスとして仕事の効率が上がる部屋はどんな部屋?
上記のとおりです。
在宅、自分の部屋で仕事をするのだから、「仕事が捗る最高の環境を作らなくては!」と思っていたわけですね。
今回は在宅フリーランスとして実際に働いて2年目の僕が、フリーランスの仕事部屋環境について解説していきます。参考になると嬉しいです。
在宅フリーランスの仕事部屋は適当で問題なし
結論として、在宅フリーランスの仕事部屋はどうでも良いです。
部屋の環境を変えた=仕事が捗るわけではない
部屋の環境が良いからといって、仕事の集中力が上がったり、作業の効率が爆上がりすることはありません。
「仕事に集中できない」「気が散る」理由は他にあるからです。
子供のゲームを取り上げても勉強時間は増えない
例えば、子供がゲームばかりして勉強をしないからゲームを取り上げるみたいなことがありますよね。
でもこれって、ゲームがなくなったから「じゃあ空いた時間で勉強しよう」とならないですよね。
勉強したくない理由は「ゲームをしたいから」ではなく、「勉強自体が楽しくないから」やりたくないことが理由です。
フリーランスでも同じ
「子どものゲームと勉強の関係」同様に、フリーランスの部屋に漫画があってついつい読んでしまう、仕事以外に気が散るものが多い部屋だとかは関係ありません。
仮に漫画を撤去しても、漫画を読んでいたタイミングでスマホを見るし、スマホを捨てても、仕事に使うパソコンでYouTubeを見てしまうはずです。
学生時代の勉強を思い出してみる
テスト勉強をしていると、急に部屋の掃除がしたくなって掃除を始めてしまう症候群みたいなあるあるがありますよね。
テスト勉強中3人の比較
- 部屋がキレイAくん:テスト勉強をしていると部屋の片づけをしたくなる
- 部屋がキレイBさん:片づけなんてせず勉強に集中
- 部屋が汚いCくん:片づけなんてせず勉強に集中
上記の3人だと、Aくんだけ学力が低そうですよね。
Aくんが片づけを終えたとしても、そもそも集中力が低そうなので、有能そうには感じられません。
仮に「Aくん」「Bさん」「Cくん」が将来在宅フリーランスになって自宅部屋で仕事をすることになったとしても、「Bさん」「Cくん」は仕事効率が良さそうですよね。
そもそも作業に対する集中力が高いので。
対してAくんは、最高の仕事環境を整えたとしても、地力の集中力が低いので仕事に集中できないと思います。
僕の場合の例
在宅フリーランスである僕の場合だと、リビングのテーブルにパソコンを置き、座布団に座って作業するといった環境で仕事をしています。
これは少し極端すぎというか、設備が雑魚過ぎかもしれませんが問題なく仕事をできています。
僕は集中力がない方
僕は学生時代、「勉強に集中できるぜ」「頭いいぜ」という人間ではなく、今も集中力がある人間ではないです。
このブログ(タクヤフリーランス)を書いているときも、別のことを考えたり、見たいわけでもないのにTwitterを見たり、他の人のブログの更新をチェックしてみたり気が散っています。
疲れたからちょっと休憩、とYouTubeを見だして永遠に帰ってこれない時もありました。
といっても、これは部屋の環境ではなく自分の集中力の問題で、気が散っても諦めずに作業をするなど地道に素の集中力を上げていくしかないです。
快適で気が散るものが何もない部屋を作ったとしても、パソコンを使うフリーランスであればYouTubeとか見れてしまいますしね。
外的要因よりも内的要因を変えましょう。
ノマドフリーランスだと仕事環境は適当
カフェや旅先、ホテルなんかにパソコン一台を持ち込んで仕事をするノマドフリーランスなんかだと、仕事の環境は適当ですよね。
カフェのイスは座り心地が最高ではないし、机も小さめで、話し声が聞こえまくるかもです。
ホテルでも高級なホテルでなければ、小さい机かベッドにパソコンを置いて作業することになります。しかも、慣れていない環境・地域ですからね。
結局のところ、どこでも最低限の設備があれば作業できるといった集中力があるフリーランスが強いです。
設備の整った部屋がないと仕事ができないといったことはないですね。
仕事部屋の環境は趣味の範囲
仕事部屋の環境を変えても、集中力がアップしたり作業効率が上がったりすることはありませんが、好みの部屋にしてテンションを上げることは良いと思います。
完全に趣味の範囲ですが、自分が長く滞在する部屋を自分の好きな仕様にして、快適に過ごすのは、人生として豊かです。
お金がない駆け出しフリーランスとかだと、まだ手を出すべきではありませんが、フリーランスとしてお金を余分に稼げるようになったら、趣味として部屋の環境を整えるのは楽しそうで良いと思います。
部屋を趣味として楽しむお金の余裕がないのに、自分の作業が捗らない理由を部屋のせいにして費用を掛け過ぎてしまうのは損くさいです。
フリーランスの仕事部屋で強いてこだわるならイス・デスク・パソコン周辺
僕はテーブルと座布団で仕事をしていますが、ここまでこだわりが皆無だと快適ではないです。腰や肩が疲れます。
なので、もし最低限、仕事が快適にできる設備を整えるなら「イス」「デスク」「パソコン」の3つを用意するのがおすすめです。
イス
ゲーミングチェアみたいなものを買わないといけない気がしますが、シンプルで安価な椅子でOKです。
長時間座ってても疲れないゲーミングチェアとか高級な椅子ってかなり高いですからね。
デザインだけ似せたパチモン商品でも数万円します。
なので、普通に安価で評価の高い椅子がおすすめです。十分快適に使えますしね。
デスク
デスクもイスと同様で、シンプルで安価な物をおすすめします。
仮にフリーランスとしてお金持ちになれて、部屋の家具に何十万円もかけれるようになったら良いものを買えば良いです。
机とかって大きいので、引越ししたりすると部屋の間取りに合わず買い替えた方が良いこともありますからね。
自分の仕事内容や部屋のサイズに合わせて机を選びましょう。
パソコン
最近のフリーランスだと、大半の人がパソコンを使用すると思います。
仕事道具なので、使いやすいものを揃えると幸せになれます。
とはいえ、僕は今でも大学入学の時に買ったノートパソコンを使用していて、スペックが低いけど問題なしです。
動画編集者とかだとある程度のスペックが必須ですが、WEBデザイナー・エンジニア・ライター辺りだと適当なパソコンでOK。
家にあるパソコンでも良いし、中古で安いパソコンを買っても問題なしです。
お金があるなら、良いパソコンを買いましょう。
僕は壊れるまで使う派の人間なので、使い続けているだけです。
フリーランスは部屋の環境に頼らず、仕事に集中できる人間になろう
この記事の内容をまとめると以下のとおり
- 在宅フリーランスの仕事部屋環境はどうでもいい
- 理由は最初から環境を整えると費用がかかるし、環境が良いから集中できるわけではない
- まずはフリーランスとしてお金を稼いでから、趣味として仕事部屋環境を整えるのがおすすめ
- 強いていうなら、イス・デスク・パソコン周辺は使いやすいものを揃える
- 最高の環境でなければ仕事に集中できないフリーランスにならず、適当な環境でも問題なく仕事ができるフリーランスになろう
フリーランスは部屋の設備や環境を整えるよりも、自分の集中力・仕事へ向き合う力が大切です。
「心理学的に~」とか権威性のある意見もありますが、机と椅子とパソコンがあれば問題なく仕事ができます。テーブルと座布団でもOKです。
今回は以上です。
部屋の環境について迷っている時間は、フリーランスにとって結構無駄な時間なので速攻で終わらせて作業をしましょう。