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本記事では、「仮想通貨を稼ぐためにマイニングを始めたけど、さらに効率よく資産を増やせる方法があるなら知りたい」といった要望に応えています。
ネタバレすると、「ドルコスト平均法」と呼ばれる方法でして、マイニングの報酬を受け取るために作った仮想通貨の取引所口座を使うことで簡単に始められます。
「仮想通貨マイニング」と「ドルコスト平均法」の2本柱を築くことで、マイニングの弱点をカバーすることが可能なので良ければ取り組んでみてください。簡単です。
この記事の内容
- マイニングで仮想通貨を稼ぐならビットコインも買うと効率が上がる話
- マイニングのために作った取引口座でビットコインを買う手順
- マイニングとドルコスト平均法の両軸で仮想通貨の波に乗り資産を増やそう
マイニングで仮想通貨を稼ぐならビットコインも買うと効率が上がる話
仮想通貨マイニングで不労所得を受け取るだけでも十分効率よくお金を稼ぐことができるのですが、マイニングには弱点も存在します。
マイニングは強力だが弱点もある
マイニングの弱点が何かというと、「稼ぐのが遅い」という点です。
1台のグラボで1日に稼げる仮想通貨の量は大体決まっていて、多くの仮想通貨を手に入れるには時間がかかりますよね。
沢山の仮想通貨をマイニングするために高性能なグラボを多く用意しても良いのですが、それは結構大変です。
ビットコインを買うことでマイニングの弱点をカバーできる
仮想通貨はマイニングで手に入れるだけでなく、取引で買うことも可能です。
取引の場合だと、マイニングと違って一瞬で欲しい量の仮想通貨を手に入れることができます。
- ビットコインをマイニング:毎日少しずつビットコインを低コスト(電気代のみ)で取得できる
- ビットコインを購入:即日好きな量のビットコインを相場価格で取得できる
マイニングは遅いけど低コスト、購入は速いけど相応価格といったイメージです。
マイニングは仮想通貨が高ければ得、購入は安ければ得
マイニングだと低コスト(電気代)だけでビットコインが手に入るので、ビットコインの価値が高ければ高いほどお得ですよね。
それに対して、取引での購入だとビットコインが安ければ安いほどお得になります。
仮想通貨の取引だと、安い時に買って高い時に売るが基本です。
マイニングと取引での購入の両方をやればお互いの弱点をカバーできる
マイニングの長所は「低コスト」と「相場が高くてもお得」、短所は『遅い』『量を確保しにくい』です。
取引での購入の長所は『速い』『量を確保できる』、短所は「相応コスト」「相場が高いとお得ではない」になります。
正確に言うと長所と短所は数字ではないので、相殺や足し引きできるものではありませんが、2つの方法を並行して使っていけば、バランスの取れた仮想通貨での資産形成ができそうです。
なぜビットコインなのか【仮想通貨には未来がある】
マイニングで受け取る報酬や、取引で購入したりする仮想通貨の種類はビットコインをおすすめします。
理由は仮想通貨の中で安定性が高く、価値が上がっていく可能性が圧倒的に高いからです。
仮想通貨の王様ですからね。
ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコインと呼ばれ、イーサリアムなど知名度の高い仮想通貨から誰も知らないようなマイナーな仮想通貨まで沢山あります。
確かにマイナーなアルトコインの方が瞬間的な一攫千金は狙えるかもですが、「マイニング×取引購入」は一攫千金を狙うギャンブルではなく、資産を形成するための投資なのでビットコインが圧倒的におすすめです。
仮に他の仮想通貨も持ちたい方であれば、ビットコインも持ちつつ、他のアルトコインも持つというのが良いと思います。
ビットコインの価値は不安定
ビットコインなどの仮想通貨は様々な要因で価格が上下します。
仮想通貨の知名度が上がっているとはいえ、まだまだ発展途上ですからね。
日本円やアメリカドルなどの法定通貨であれば、相場が荒れることはほとんどありませんよね。
ビットコインは不安定だからこそ伸びる
「価値が不安定なものに投資をするなんて不安…」と思う方も多いと思います。
確かに少し不安ではあるのですが、その不安要素があるからこそ、仮想通貨を資産として持っていればお金が増える可能性が結構あるわけです。
- 日本円:銀行口座に預けていてもほぼ増えない
- ビットコイン:仮想通貨の口座で持っておけば価値が大きく上下する
法定通貨は良くも悪くも安定しているので、生活費とかに使うのは最強です。
とはいえ、自分の全財産が日本円だと働いた給料の分しかお金が増えないので、いくらかビットコインで持っておいても問題はないかなと思います。
朗報:ビットコインは伸び続けている
日本人だと暴落への不安というイメージが強そうなビットコインですが、実は伸び続けています。
上のグラフは2020年7月~2021年4月下旬までのビットコインの価格チャートなのですが、小さな下落はありつつも年単位で見ると伸び続けていることがわかります。
上のチャートは2020年からのものですが、ビットコインが運用開始された2009年から時間をかけて徐々に伸び続けてきたわけです。
上のチャートだと縦軸(価格)の幅が広いので、少しビットコインが下がっただけでもグラフの線が下がって見えてしまい、右の方で大下落しているように見えますが、縮尺を変えてみれば理解しやすくなります。
こちらの縮尺にすると、縦幅(価格)が狭いので多少ビットコインの価格が上下してもグラフの線の上下に影響しにくいです。
この縮尺のチャートをみると、ビットコインが長い時間をかけて少しずつ地味に価値を上げている(グラフが右肩上がり)ことがわかります。
未来の自分が「あの時買っておけば…」と思う確率は高い
ビットコインのように最初は無価値だったけど、数年で圧倒的な価値になったものって実は身近に溢れているんですよね。
もし仮に、皆さんが10年前や20年前にタイムスリップしたとして「Googleの株」とか「Appleの株」、「Amazonの株」を買っておけば結構お金持ちになれますよね。
なので、何十年も前にタイムスリップする必要はなく「5年前とかでも普通にAppleの株を買っとけば割と儲けれたな」となるわけです。(実際の5年前のApple株価は見てないです。あくまで例、イメージですよ。)
ビットコインも同じで、上のチャートのように緩やかな上昇の何処かのタイミングで買っておけば、割と利益が出て、「あの時ビットコインを買っておけば儲けれたな」という未来の自分の後悔を消すことができます。
とはいえ、無理して買う必要はなし
ビットコインの価値が上がっていきそうだからと言って、収入の大半を投資して爆益を出そう、とおすすめするわけではありません。
これはギャンブルではなく「ゆるい投資」なので、無理のない金額でビットコインを買っておくと豊かになるかもね。という話です。
マイニングも取引での購入もゆるく楽しみつつ利益を出すのがおすすめです。
ドルコスト平均法というリスクを最小限に抑える投資方法がある
ドルコスト平均法とは、価格変動がある資産に投資する時に有効な投資の方法で、毎月1万円など決まった定額を毎月投資していく方法です。
仮想通貨のみの手法ではなく、投資全般の基本になります。
「4月に1万円、5月に1万円、6月にも1万円…」というイメージですね。
ドルコスト平均法のメリット
ドルコスト平均法を使いビットコインの相場に関わらず毎月定額で投資をしていくと、ビットコインの購入単価が標準化されるので、ビットコインの価格変動によるリスクが小さくなっていきます。
要するに、ビットコインが高い時に沢山買ってしまい損をするといったリスクが軽減できるわけです。
- 4月(1年間の相場的には高かった):1万円分のビットコインを購入
- 5月(1年間の相場的には安かった):1万円分のビットコインを購入
- 6月(1年間の相場的には安かった):1万円分のビットコインを購入
- 7月(1年間の相場的には高かった):1万円分のビットコインを購入
ドルコスト平均法だと、毎月定額分のビットコインを買うので、1年を通して平均的な価格でビットコインを買うことが可能です。
- 4月(1年間の相場的には高かった):4万円分のビットコインを購入
- 5月(1年間の相場的には安かった):購入なし
- 6月(1年間の相場的には安かった):購入なし
- 7月(1年間の相場的には高かった):購入なし
上記の例だと、ドルコスト平均法の例に比べて損をしていますよね。
1年間の相場的に高いタイミングで4万円分のビットコインを買ってしまっています。
しかし、未来のビットコインの相場は誰にもわからないので「安い時」を確定で狙い撃ちするのは不可能です。
上の例の「1年間の相場的には安かった、高かった」というのも、1年経過した後に、振り返った時に初めて「高かったか」「安かったか」判断できるので、リアルタイムではわからないですね。
となると、平均的な相場で買い続けられる「ドルコスト平均法」が投資方法として優れていることがわかるはずです。
毎月決まった日に5,000円分のビットコインを買おう
マイニングとドルコスト平均法でのビットコイン購入の両軸で資産を増やしていくなら、まずは「毎月決まった日に5,000円分のビットコイン」を買うことをおすすめします。
収入に余裕がある、仮想通貨に期待したいという人は1万円とかもっと多く、無理なく続けられる範囲で増額してもOKです。
といっても、銀行の積み立てとかよりは「時代の流れ」と「ある程度のリスク」があるので比べ物にならない上がり幅が期待できます。
「決まった日」というのが重要
ドルコスト平均法でビットコインを買う場合、必ず決まった日に機械的に購入をしましょう。
「7月の分はいつ買おうかな」とタイミングを計っていたらドルコスト平均法の意味がないですからね。
おすすめは「この記事を読んでくれている今日」を固定の日にしましょう。思い立ったが吉日というやつです。今日が記念日。
ビットコインのお得な買い方については次のセクションで解説していますので、良ければどうぞ。
マイニングのために作った取引口座でビットコインを買う手順
ビットコインはマイニング報酬を受け取とるために用意した取引口座で購入することができます。
要するに、既にマイニングを始めた方は準備不要です。
まだ仮想通貨の取引口座を持っていない方は、以下の記事の中盤で超詳しく解説しているので良ければ参考にしてみてください。
仮想通貨マイニングのやり方を超丁寧に解説【ビットコインの稼ぎ方】
手順①:コインチェックに日本円を入金する
まずは、コインチェックに日本円を入金します。
コインチェックに日本円を入れて、ビットコインと交換する流れです。
コインチェックにログイン
注意:スマホアプリはNG
コインチェックでビットコインを買うときは、必ずパソコンかスマホのブラウザを使いましょう。
理由は後述するのですが、仮想通貨の取引業者には2通りの購入方法があり、スマホアプリからだと損をする購入方法しか選べないです。
なので、必ずアプリではなくパソコンやスマホのブラウザを使うべきです。
「日本円の入金」を押す
入金画面に移ります。
入金方法を選ぶ
コインチェックには日本円の入金方法が3つあります。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
どれを選んでもOKですが、「銀行振込」がおすすめ。
銀行振込
銀行振込の場合は、ページに書いてある振込先にお金を振り込むだけで完了です。
ネット銀行の口座をお持ちの方であれば、パソコンやスマホでパッと入金できるし、普通の銀行口座でもATMやコンビニのATMから振り込み可能です。
数百円といえど無駄出費なので、ある程度まとまった金額を1度に入金した方が良いかもです。
コンビニ入金
コンビニ入金の場合は、コインチェックであらかじめ入金金額を入力し、支払情報(コンビニで打ち込む番号など)を発行します。
あとはコンビニに行って、機械に番号を打ち込み、出てきたレシートみたいな紙をレジに持って行って支払いするだけです。
とはいえ、コンビニ入金は「3万円未満の入金だと770円、3万円以上の入金だと1,018円」の入金手数料がかかるので、おすすめしません。
クイック入金
クイック入金はペイジーというサービスを使ってATMやネットバンキングから入金する方法です。
こちらもコンビニ入金と同様に「3万円未満の入金だと770円」の入金手数料がかかり、「3万円以上50万円未満の入金だと1,018円」「50万円以上の入金は、入金金額×0.11% + 495 円」の入金手数料がかかるので微妙です。
基本的には銀行振込での入金をおすすめします。手数料がかからないから。
コインチェックへの入金反映を確認する
コインチェックの総資産を確認すると、入金が反映されています。
僕の画面は既にビットコインを買っているのでBTC(ビットコイン)に数字がありますが、日本円を入金した直後であればJPY(日本円)の数字が増えているはずです。
これで仮想通貨の取引口座への日本円入金が完了しました。
次は、この日本円でビットコインを購入してみましょう。
手順②:ビットコインを購入する
トップページに戻ると、「現物取引」という項目があるので、ここを使ってビットコインを購入します。
先ほど少し触れたのですが、仮想通貨の取引業者では2通りの購入方法があって、「販売所」と「取引所」に分かれています。
- 販売所:コインチェックから仮想通貨を購入する
- 取引所:一般のユーザーから仮想通貨を購入する
販売所はスーパーで野菜を買う、取引所は農家さんから直接野菜を買うといった違いのイメージです。
販売所(スーパー)で買うのは簡単だし速いのですが、販売所(スーパー)の利益が乗っているので少し割高です。
取引所(農家さん)から直接買うとやり取りが面倒だったり即買えなかったりしますが、直接買えるので仲介者の利益が乗っていない金額で買うことができます。
取引所を使おう
野菜だと、農家さんから直接買うのはハードルが高いし、面倒なので僕はスーパーで野菜を買います。
ですが、仮想通貨の場合は取引所で誰か(一般のユーザー)が持っている仮想通貨を買うのは簡単です。
なので、取引所を使ってお得にビットコインを購入しましょう。
ちなみにビットコインを売って日本円にするときも同じです。取引所で売りましょう。
現物取引の枠内を使うと取引所でビットコインを購入できます
ちなみに、右側の「BTC買い板/売り板」というところは、今ビットコインが取引されている金額です。
ドルコスト平均法での購入は、買うタイミングの大体の相場で買えれば良いので、「売」と「買」の間くらいの金額を「レート」に入力してビットコインを買いましょう。
ちなみに「BTC買い板/売り板」の数字をクリックしたら自動で入力されます。
「概算」のところに5,000JPY(5,000円)と入力すると、「注文量」が自動で入力されます。
最後に「注文する」ボタンを押せばビットコインの購入が完了です。
ページを下にスクロールすると、「約定履歴」という所にビットコインを売り買いした履歴が表示されており、ビットコインの残高も増えているはずです。
ドルコスト平均法で投資するので、また来月の同じ日にビットコインを購入しましょう。
マイニングとドルコスト平均法の両軸で仮想通貨の波に乗り資産を増やそう
この記事の内容をまとめると次のとおり
- マイニングで仮想通貨を稼ぐなら、ビットコインも同時に買うのがおすすめ
- マイニングの不労所得は強いけど、弱点もある
- ビットコインの購入を同時に行えば、マイニングの弱点をカバーできて、バランスの良い資産形成がしやすい
- ビットコインの買い方はドルコスト平均法がおすすめ
- ビットコインの購入に準備は不要で、マイニング用に作った取引口座で完結できる
上記のとおりです。
要するに、マイニングの不労所得とドルコスト平均法を使ったビットコインの投資で、時代の流れに乗りつつ資産を増やしていこうという話です。
仮想通貨、ビットコインは不安定に成長していく
今後の未来も、ビットコインは暴落や暴騰を繰り返していくと思います。
近い未来には仮想通貨バブルが弾けて大暴落を記録するかもです。
とはいえ、記事の途中で紹介したように、チャートの縮尺を縮小し、年単位で長期的に見れば、暴落や暴騰を繰り返しつつも、緩やかな右肩上がりのグラフを描いていく可能性が高いです。
といっても、売りたくなったら売ってもOKです。僕も未来はわからないので責任は持てないし、いつでも売って日本円にできるというのも仮想通貨投資のメリットですからね。
マイニングで不労所得を得つつ、ビットコインの定額購入で資産を形成していく。結構おすすめです。